coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:田舎者のメリット!?

1.はじめに
 私のような田舎者の皆さん。

 子育てで感じたことを書きたいと思います。

 田舎は過疎化が進んで・・・。
 田舎は不便で・・・。

 など、マイナスなイメージをつけられやすい
 ですが、そうでもないことを書きたいと
 思います。

 私は、2児の父親で田舎者です。
 代々、田舎者です(笑)

 


2.田舎暮らしのメリット
 田舎生まれで、代々田舎者であることが
 前提です。
  つまり、田舎の会合に出ても「どこどこの
 誰々の息子か?」と言ってもらえるほど
 その地域に馴染んでいることです。

 まず第1に、子育てしやすい!
 周りは、自然が豊富

 昆虫、川魚、海の魚、鳥などなど
 自然がいっぱい!

 休みは、子どもと川釣りや
 海釣り。幼馴染など近所の人の知り合いの
 船で海に出て釣りをします。
  当然、ほぼタダ。

 許可を得て(まあ、近所の方なので
 一声かけて)山に入れば、山菜など
 取れます。
 (BBQなどの時に近所のおばあちゃんに、
 「キャベツもらうね!」と一声かければ
 取れたばかりのキャベツが食べられます。
 また、港に行けば、知り合いに「余った魚
 頂戴!」と言えば、取れたての魚が
 もらえます。
 また、川沿いでBBQをおこなえば、
 釣りをしながら取れたニジマスなど捌いて
 そのまま焼いて食べます。
 ほかにも、牛肉、豚肉、鶏肉・鶏卵も
 格安で手に入ります)

 そんな中で、子育て出来るのは、
 子どもにとっても心豊かに育つと
 思います。

 第2に、物価が安い!
 特に農産物、野菜、果物、海産物など
 友達などからもらえますし、
 朝採れが近所で格安で手に入ります。

 また、第3に土地は東京や神奈川、大阪などの
 都会に比べて格安
  建物代ぐらいで済むので、敷地が広い。
 犬を飼うこともできます。
 レトリーバーなどです。
 また、花壇を作ってお花畑にする家や、
 どこからか大きな石を拾ってきて
 城壁みたいな壁にする家など
 好きに出来ます。
  子ども部屋もデカい!
 勉強部屋、遊び部屋など・・・。

 都会の狭い部屋ではありません。

 (大学が都会でしたので、狭かったです。
 また、狭いのに家賃が高い。。。
 隣の人の生活音に慣れるまで
 気になりました)

田舎者の格安BBQ


3.デメリット
 その1に、交通機関
 いちいち車がいる。
 それでも都会の駐車場代や、電車賃を考えれば
 安く済む。
  また、高級車に乗れる。駐車場代が
 ほぼかからないから。
 (買えるが、なぜか軽自動車が多いのが田舎) 

 その2。デパート、百貨店が無い
 この点は、もうコロナ禍で解消しつつあります。
 つまり、ブランド品などネットで買えます
 そのことを田舎者はコロナ期に知りました(笑)

 その3。田舎に進学校や塾が無い。
 しかし、私の記事でも書いているように、
 「まず、教科書を完全に理解する。人に説明
 できるレベル」でいれば、高校時の大学受験期に
 戦えます。
  その地域1番の国公立レベルなら狙えます。
 田舎者は、それで十分地元の優良企業へ就職でき
 出世すれば十分な年収がもらえます。

 つまり、田舎なら学校の授業を聞いて理解し、
 テストで高得点を取り、地元一の国公立大学
 進学し、地元の優良企業へ就職するか、
 公務員なれば、ゆとりのある生活が送れます。
  だから、部活動にも積極的に参加できます
 たかだか「教科書レベル」をマスターするだけ
 ですから。

 


4.貯金など
 大学生の一人暮らしの家賃が、10万円を超える
 東京と、田舎の2万円では、5倍の差があります。

 つまり、東京で年収1000万円もらっても、
 貯金できる額は、田舎とあまり変わらない。
  田舎で生活費を上記の通り(知り合いにもらい)
 節約すれば、物価の高い都会より貯金できます。
  私の友人の親は、高卒ですが1億円以上
 貯金していました。
 (それだけの人脈が田舎にないと難しい
 でしょうけど・・・)

田舎者の方が生活にゆとりがある!?


5.田舎者の学歴と生活水準
 田舎の同窓会に行っても、地元の集会に行っても
 工業高校や農業高校などを卒業した元田舎の
 ヤンキーの方が、充実した生活を送っています。

 都会の三流大学や二流文系大学へ行っても
 田舎の仕事の役に立たない。
  田舎は農業、漁業、公共建設工事などが
 多い。
  つまり、理系の頭脳が必要です。
 大学では、「農学」や「建築学」などでないと
 使えない。

  田舎の高卒は、早くに結婚し、子どもも
 複数いて、人生を楽しんでいます。

  都会で、例えば東京で三流大学や二流の
 私立文系で、高くもない大卒賃金で働き、
 都会の高い家賃を支払うので生活に余裕が
 ない。
  それに比べれば、田舎者の方が圧倒的に
 人らしい暮らしをしているように思います。

  都会へは、一流大学へ進学した「ギラギラ」
 の目をした方が、一流企業へ就職して出世し
 高額な年収を手にするガツガツ系が
 行く所だと思います。
  普通に生活するなら、田舎の方が
 余裕がありますよ。

田舎も理系頭脳が必要

生活に余裕がある



6.まとめ
 田舎で子育て中の親御さん。

 子どもにこの点を説明してあげてくださいね。

 カツガツした子じゃないと、都会の波に
 のまれて、「給料は良いのに貧乏暮らし」
 また「貯金もない」ということになりますよ。

 田舎にいれば、20代で土地を買って、
 家が建ちます。

 都会では、ガツガツしていて出世しないと
 まず一軒家は無理です。億単位です。

 田舎者の皆さん。
 ネットやメディアの都会情報を羨ましく
 思う必要はありません。
  旅行で行くだけで良いのです。
 (東京見学する田舎者で十分です。
 都会のほとんどの方は、狭い賃貸に住んで
 いますから。犬も飼えません)

 

 普段の生活は、田舎の方が良いと思います。

 

 さあ、花見大会も終わったので、次は、海辺で海鮮BBQだー

子育て:学習塾の選び方について

1.はじめに
 最近天候が悪い日が続き、
 気持ちがどんよりしますね。

 さて、新学期が始まるこの時期に
 「学習塾の選び方」について
 書きたいと思います。

 スタディサプリなどいろいろネット上で
 出ています。

 しかし、「良い塾」とは、何でしょう?

 

 私は、田舎者で2児の親です。
 50代で子育ては終わりました。

 

2.「良い塾」とは?
 例えば、スポーツクラブでも、
 小学生や中学生なら、
 将来良い人間関係が築けそうな
 クラブを選ぶ。

  練習前や後に、「学校の勉強の
 話をしているクラブ」


  ゲームや遊びの話をするようでは、
 子どもにとって良い環境ではありませんね。
 (友達に合わせるため、ゲームばかり
 する子になります)

 

 「朱に染まれば赤くなる」

 

 周りにいる友達が大事な年齢です。
 親がしっかり見極めましょう。

小学生は、周りの「友だち」が重要

 

3.「学習」塾はどうか?
 私の場合は、大手から近所の個人経営塾
 まで調べ上げて、子どもを入れました。

 

  一番大事なのは、「半年後、子どもの
 成績が上がったのか?」です。


  お金を払って塾に行かせているので、
 その目的は「成績アップ」ですよね。

  成績が上がらないのなら、「子どもに
 合っていない」ので、次の塾に変えないと
 ムダなお金の垂れ流しになります。

 

  小学生なら近所の個別指導塾で、
 予習復習のやり方など、丁寧に教えてくれる
 塾がうちの子には合っていました。
  少しづつ成績も上がっていきました。
  中学になり、勉強の仕方では無く、
 応用力を付けてくれる塾へ変わり、
 さらに成績を伸ばしています。

  つまり、塾がどれだけ有名でも、
 「子どもに合っているか?」が重要
 です。

 

学習塾は、「成績アップ」が目的

 

4.まとめ
 例えば、塾でも学校の復習だけしかしない
 ような塾なら、そもそも行く必要が無い、
 とも言えます。
  つまり、子どもに予習復習の癖付けを
 すれば、そのお金は要らないということ。

  塾代も安くは無いので、「なぜ塾に
 行かせるのか?」を親がしっかり決め
 ましょう。

  やる気がある子なら、自分から
 「この塾に行きたい」と言ってくれます。
 しかし、小学生では難しいので、
 しっかり親が見極める。

  塾に任せきりにしない。

  これが重要だと思います。

 

  社会人なら「費用対効果」を考えます
 よね。

  塾代に見合った成績アップが出来て
 いるのか?

  テストごとに「塾の評価」をしましょう。

 

(追記)
 子どもが一人っ子の親御さんは、
 「我が家が子どもを塾に行かせるのは、
 友達を作るため」と言ってました。
  その親御さんの目的は、「子どもに
 友達ができるかどうか」が評価の
 基準ということですね。

  別の一人っ子の親御さんも「子どもを
 スポーツクラブに入れたのは、
 友達を作るため」と言ってました。

  野球やバレーボールなど集団スポーツなら
 友達が作りやすいですよね。

  

田舎なので、BBQが海派と山派に分かれます。
どちらも行きます(笑)(どちらかというと山派)

春のBBQ大会

 

雑談:神戸大学の非公認サークル事件から思うこと

1.はじめに
 寒暖の差が激しいですね。
 卒業式も終わり、そろそろ入学式の
 シーズンですね。

 私のいる田舎では、入学式に桜の
 開花が間に合うのでしょうか?

 桜吹雪の中、晴れ晴れとした気持ちで
 入学式を迎えたいですよね。

 曇りや雨もなんか気持ちが・・・。

 

 今回は、神戸大学の非公認サークル
 事件の評価について」思ったことを
 
書きたいと思います。

 私は、田舎者で地元大企業の人事部です。


2.大学進学の視点から
 神戸大学サークルは、迷惑行為ですね。

 過去を遡れば、早稲田大学の「スーフリ
 事件」、慶應義塾大学の「露天風呂盗撮
 事件」、東京大学の「誕生日研究会事件」
 など知名度のある大学の事件は、いくつも
 あります。慶應義塾大学卒の友人が、
 うちは「慶應大学」では無く
 「慶應「義塾」大学」と言っていました)

 この点について、「だから、○○大学は
 駄目だ」などという、私の周囲やネット
 の発言など散見されますが、
 「○○大学」は悪いことをしてないですよ
 ね?
 そもそも、入学試験で「日々の素行」まで
 調べません。
  通常、高校までに培った「学力」を
 テストしている「だけ」です。

 また、悪いことをしたのは、
 学生のごく一部

 例えば、神戸大学なら学生数は、約16,000
 人なので、そのうちの2~30人の話。
  わずか0.18…%の話。
 それだけで、「○○大学はダメ」は、
 ほかの学生に迷惑な話ですよね。

  早稲田大学は、47,000人のうちの4~50
 人の話。慶應義塾大学は、33,000人のうち
 のごく一部。東京大学は、14,000人のごく
 一部。

 

  そんなことで、第一志望を変えるのは、
 後々後悔すると思いますよ。

 

  現状を見ても、東大は日本一の大学。
 早稲田・慶應も私立のトップツーのまま。

情報を正確に収集して「冷静に」判断!

  ですから、受験生は冷静に判断している
 方が多いということだと思います。


3.就職活動について
 企業の人事部も、「仕事ができるかどうか」
 がポイントなので、「日々の素行」は、
 せいぜい面接で見抜けるかどうかです。

 そもそも「日々の素行」で悪さが出れば、
 就業規則に則り、「解雇」するだけです。

 だから、仕事ができる、つまり、
 ①「売上に貢献できる」、または、
 ②利益を確保できる
 のどちらかなら「内定」が出るでしょう。

 株式会社は、①売上、か、②利益なので
 面接でどちらにも貢献できない
 思われたら、「内定」は難しいですよ。

 

4.18歳から「成人=大人」です
 民法「第四条 年齢十八歳をもって、
 成年とする。」
 と書いてあります。

 高校3年生で「成人」です。
 大学生にもなって、物の分別が付かない
 のは、「犯罪者」となる危険があると
 いうことです。

 前科者として、就職する際に、「履歴書」
 の賞罰に「○○罪」など記載しないと
 経歴詐称で解雇されます。

 子どもの躾は、厳しくしないと18歳で
 前科持ちです。
  ある親が「まだ子供なので許してほしい」
 と警察官に涙ながらに訴えていたそうです
 が、「大学生で、19歳なので成人です。
 もう大人です」と言われています。

  あなたの育てた「子ども」かもしれま
 せんが、他人からすれば「大人」です。
  物事の分別があるのが当たり前の
 「年齢」ということ

 躾や世間の常識は、徹底して教えて
 おきましょう。

 一人暮らしの大学生が、ゲーム課金し
 過ぎたり、クレジットカードで
 買い物し過ぎて返せなくなったりで、
 「自己破産」しているようです。

 「借りたものは返す」「返せそうにない
 なら借りない」というのは、「当たり前」
 「常識」です。

 自己破産すれば、その後どうなるかも
 しっかり親が教えないと、安易に自己破産
 を選びますよ。

自己管理ができる子に育てる

 

5.まとめ
 今回は、2点を書いてみました。
 まず、一部を取り上げて全体が悪いという
 発言は的を得ていない点。

 次に、悪さを大学生、つまり「成人」が
 しているという点。 

 どちらも「子育て段階」で、子どもに
 教えられることです。

 1点目の一部を全体に波及させるのは、
 「騙される」恐れがあるということ。

 ○○予備校は、東大△△名、などという
 のは、全体の何%なのかを調べないと、
 その「東大△△名」が他の予備校より
 多いというだけで「良い予備校」という
 のは「軽率な判断」ということです。

 2点目の18歳の子ども扱いは、
 世間がもう許さないということです。
  普通に悪さをした子に、刑事告訴
 民事の損害賠償請求がされます。

 躾や社会教育をしておきましょう。

 

 今日は、この位で・・・・

 

 花見、寒そうだな~

小学生の勉強:国語の勉強の重要性!

1.はじめに

 幼少期から読書!

 小学生の「国語」。
 その重要性に気が付かない親御さん。
 そのため、子どもが中学・高校になると、
 「教科書」すら理解できないという「恐ろしい」
 ことになっているということに気づかない。

 

 そう、私が強調している「国語力」=
 「現代文」の能力の高さが、社会に出て重要と
 なるということがなかなか理解して
 もらえません。

 

 町内会に出ても、「子どもが小学生から勉強は、
 してきているが、中学で停滞し、高校で落ちて
 きた」などという残念な話が聞こえてきます。

 

 理由はいくつかあるのでしょうが、最も代表的
 なのが「国語力」が足りないということです。
 (私自身が、小学生時点の国語力が足りない
 ことで、中学で成績が伸び悩み、進学校に行けず
 、高校で成績優秀者に「国語力が足りない」と
 指摘されて、その部分を強化すると「教科書」の
 理解度が飛躍的に伸びてきた経験を持つからです)

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小学生の国語は、最重要科目

 

2.国語力(現代文)の重要性
 社会人になれば、様々な年代の方や職業の方と
 話をします。商売の話や家を新築する話、
 銀行でローンを組む話など。


  その際に、相手の話していることや契約書の
 内容が理解できないと、後々大変なことになり
 かねません。


  もちろん、詐欺にあうとかというのではなく、
 ローンを組む際に段階的に金利が変わるとか、
 こうなったら契約が解除されるとか、重要な
 ことが契約書などに書かれています。

 

  その際に、国語の能力が中学生レベルも無いと
 後で「この文章はそういうことだったのか。」
 ということになりかねません。

 

  また、日常で新聞を読んでいても、1面から
 始まる政治欄や経済欄を見出しだけ見て「ふーん」
 と読み流していては、ビジネスや商売につなげ
 られません。


  日本と某国が険悪になると、対貿易で○○が
 多く取引されているが、それが入りずらくなる、
 など読解力が発揮されず、「ふーん、そうなんだ」
 で終わっていますよ。

  国語は日本人なら、「ビジネスレベル」という
 私が以前から書いているレベルにもっていかない
 と社会人になって損をしています

 

3.小学生入学前の国語の勉強法
 まず、小学校入学前から童話で良いので、「文字
 を読む」ということを子供にさせていますか?

 近くの図書館や保育園などの親の友達同士でも
 貸し借りして、とにかく子供に良質な幼児図書を
 使い「文字(日本語)を読ませる」ことです。

 

  勘違いな親は、子どもとの会話で「日本語の
 勉強はしている」との認識を持っている方が
 いました。

 低レベルですよね。

 

 話し言葉は、「口語」です。
 読む文字・文章は、「文語」で書かれています。

 日本語でも違いますよ。

 同様に、LINEなどの文字打ちや漫画の読書なども
 ほとんどは「口語」です。

 日本人なら、当然「口語」も「文語」も使い
 こなす。
 「口語」で、「話す、聞く」
 「文語」で、「読む、書く」です。

良質な読書は、子どもの内面も豊かにします



 

4.小学生の国語の勉強
 小学生の「国語」の勉強の最終目的は
 何でしょう?

 

  そう、

 文章を「読んで」、内容を「要約する」こと

 です。

 

  この文章は、「つまり」何を言っているのか?
 を頭の中で要約して、簡潔に文章にまとめられる
 「能力」を付けることです。

 

  そのために、
 ①国語辞典を使い、「漢字の意味」「ことわざ
 や慣用句の意味」を調べて理解し、書けるよう
 にする。
 ②「あれ、それ、これ」の指示語が何を指して
 いるのか説明できる。文章で書ける。

 

  これは「英語」も同じです。
 「英語」というだけで、目くじらを立てる
 親御さんがいますが、国語の勉強の延長線上に
 英語の勉強方法があります。
  英語も国語も同じ「言語」ですから、勉強方法
 は似ています。

  ですから、世界で有数の難関言語である
 「日本語」をマスターする勉強法を確立すれば
 英語はその応用でマスターできます。
  英語は世界で多くの人が話している「簡単な
 言語」ですよ。

 

  大学受験の英語を見ても、内容を要約して
 (内容を理解して)、itなどの内容を説明する。
 その英文を理解するために、「英単語・英熟語」
 を覚え・・・・。
  国語と同じです。
  恐れるに足りません。

 《追記》

 (英語の勉強を勘違いする高校生が 一部い

 ます。それは、単語だけを必死に覚えるとか、

 文法問題集を必死に解くなど英語力の一部

 しかやらない人です。国語の勉強方法が

 分かっていれば、そもそも英文を訳し要約

 するために、単語や熟語を覚えていることや

 英文を正確に理解するために文法を勉強し

 ている、という最終目的を知っています。

 そのため、英文解釈のレベルに合わせて、

 単語や文法の勉強を段階を追ってやって

 いけるのです。

  英作文も、教科書を英文解釈した日本語を

 見ながら元の英文に戻す作業をしていれば、

 勉強したばかりの文法や単語·構文などを

 英作文で活用する勉強ができるのです)

 

 だから、まず母国語の「国語(現代文)」を
 マスターすることが最優先なのです。

 

5.小学生からの読書
 国語を勉強するのに、「教科書」だけでは、
 当然足りません。
  社会に出る前に、中学や高校で「数学・理科」
 の壁に当たります。

  そうです、親が子供にさせる読書の種類が
 文系科目(物語や偉人伝など)に偏りすぎて
 理系科目(宇宙の謎、なぜ水蒸気はできるか)
 など科学系の本をあまり読ませないから、
 子どもに予備知識が付かず、いきなり「教科書」
 となり、子どもが初見で苦労し、多くが
 回避するようになります。
 つまり、文系に偏るということ。

 

  だから、幼少期から小学生から、
 「科学の本」と「物語や偉人伝など」は、
 同じ比率で読ませましょう。
  今週図書館で「物語」を借りて読ませたら
 来週は科学の「電気」の本、という具合です。

  そうすれば、中学や高校で「物理の電気」
 が出てきても、「あ、これ知っている!」と
 いうことになり、子どもも授業に入って
 いきやすくなります。

 

6.文章の要約を文字で書かせる
 つまり、「読み・書き」の「書く」ということ
 です。

 美しい文字を書くことは、相手に好印象を
 与えますが、中々美しい文字を書くことは
 難しいですよね。

  ですから、小学生から教科書の文章を
 読んだら「要約する」ことをさせてください。
  「頭の中で整理して、文字であらわす」と
 言うことは、脳みそを高度に発達させます。
  この作業は、小学生にとっては非常に高度な
 ことなので、他の科目にも応用できる能力が
 培われます。

 ①書いてある文章を正確に読む
 ②読んだ文章を頭の中でまとめる
 ③まとめた後に、相手にわかりやすく
  頭の中で並べ替える
 ④文字を使って、表現する
 という小学生にとっては高度なことをします。

 そのため、脳みそが成長するのです。

 ④の際に、他人にわかる程度の文字を
 「早く」書くこと。
  丁寧に書くことも大事ですが、テストなど
 時間に制約があります。
  時間が無くなり、ミミズがはったような字を
 書き採点されないようなことが起きないように、
 早く読みやすい文字を書く癖をつけることです。

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全ての科目の基礎は「現代文」

 

6.まとめ
 「国語の勉強方法がよくわからない」という
 親御さんが私の周りでも結構います。

  しかし、日本語は世界でも難解な言語なので
 勉強することは沢山あります。

  その目的は、「相手の話を聞き、的確に
 返答を返す」という「話す・聞く」


  また、文章を読んで的確に文字で要約する
 会社で議事録を取ったり、大学のゼミでゼミの
 内容をまとめたり、まとめて参加者や外部に
 読んでもらう機会は何度もあります。
  また、会社で企画書を書いたり、自分が
 したいことを相手に伝わるように文章で
 表すことも社会に出れば沢山あります。

 

  社会に出る前にも、中学・高校の教科書が
 理解できずに大学受験から脱落する者が
 出てきます。
  日本語で書いてあるので、小学→中学→
 高校と日本語レベルを上げていかないと、
 ついていけなくなります。
  また、高校1年時に高校1年時の国語能力
 では当然足りないので、先取りでレベルを
 あげていく必要があるのです。
 (高1の国語を勉強しているときに同時並行で
 物理の教科書も高校レベルの国語で書いて
 ありますよ)

 

 以上から、国語は「小学生から勉強法を確立
 できる科目」ですから、子どもに適切な
 勉強方法を指導してあげてください。
 (漢字の書き取りだけでは、国語の能力は
 伸びないですよ。漢字の書き取り→英語の
 英単語をひたすら暗記するのと変わらない
 ですよ。
 英単語をひたすら覚えても、英語の能力は
 大して伸びません)

 

       高校生時代に国語に救われた元大学受験生

 

 

 

 

 

 

子育て:小学生からの勉強の基本

1.はじめに

 皆さん、新学期が始まりますね。

 何事もスタートダッシュが重要です。

 

 さて、今回は私の記事では「毎度」となりつつある、「幼少期から国語力の強化」です。

 

 (中学生になると)勉強しても成績が上がらない、(小学生なのに)そもそも勉強しない、など悩んでいる親御さんに向けて書きます。

 

 私は、田舎者の50代です。田舎の「公立」小学校・中学校レベルの話です。

 

2.国語力

 子どもが小学生なら「漢字の書き取り」、それぐらいで終わらせている親御さん。大きな間違いですよ。

 

 小・中学生が、一番脳みその吸収力・発達が良い時期です。

 この時期に「日本人として生きていくために最低限必要な『日本語能力』の基礎レベル」を上げておかないと、後々子どもが苦労します。

 すでに社会に出ている親御さんなら、実感していると思いますが、大企業に勤めているのなら、社内通知などがサラッと読めて理解できない。役所が出している大事なお知らせの意味がわからない。国から「新型コロナで影響を受けた方への補助金・給付金」が出ることや、その対象者・手続きなどの文章が理解できない。また、人生で起こる「家を建てたり、生命保険に入ったり、車をローンで買ったり、子どもが大学進学の際にアパートを借りたり」と何かしら「契約書・約款」などに目を通したりします。それがサクサク読めない、理解できない。

 社会人として「当たり前」の文章がサクッと読んで理解できない。

 日本人として生きてきて、日本語で書いてあるのに読めない。理解できない。

 

 そんな大人は、私の周りに半分くらいいます。

 つまり、「幼少期から『国語』の勉強をしてきていない」からです。

良質な読書は子供にメリットが大きい



 

3.勉強方法

 国語の勉強方法は、私の以前の記事で書いていますので参照ください。

 

 つまり、「読む・書く、聞く・話す」の4つがある。また、文語と口語がある。

 良質な文章を幼少期から沢山読んで、正しい日本語・美しい語彙の組み合わせなど多くを学ぶ必要があります。文章を書くにしても、言葉を話すにしても、「相手にわかりやすい」組み合わせや順番があります。それを良質な文章を沢山読むことで吸収する必要があるのです。

 

 よくある、自分の頭の中にあることをツラツラしゃべる人は、相手が「何を言っているのかわからない」「何が言いたいのかわからない」ということになります。それが、積み重なれば、相手にされなくなります。

 自分の言いたいことを、「相手がわかりやすいように①並べ替えて、②その人のレベルに合わせた語彙レベルに合わせて」話す技術が要ります。

 小学生や中学生の定期テストでも、記述式が基本です。

 採点する「先生」に、わかりやすく記述しないと、良い点数がもらえませんよね。

 汚い字は「努力不足」で、問題外です。

 まして、入学試験になれば、「落とすための試験」ですから、「何を言っているのかわからない」「(字が汚いので)何が書いてあるのかわからない」など、採点してもらえないという残念なことになります。



4.中学・高校になると

 授業についていけなくなる子が出てきます。勉強しないなど。

 その一つの原因が、「国語力」です。

 つまり、「文章を読むのが面倒くさい」のです。

 それは、「国語」の勉強をしていないから、文章を素早く読めない、理解できない。だから、面倒くさくなる。面倒くさいから、勉強をしない。

 という、流れが出来ていきます。

 

 教科書のような、「ペラペラ」な書籍をサクサク読めないこと自体、日本人として標準的なレベルにないということです。わからなければ、リーダーなどの解説書をサクサク読んで理解すればいいだけ。

 たかだか、義務教育レベルの話しです。

 私は、田舎者なので、田舎の「公立」小学校・中学校レベルの話をしています。

 その田舎の公立学校程度の定期テストすら、100点のオンパレードが取れないこと自体、大問題ということを親御さんは気づいてください。

 国・文部科学省も「この年齢の日本人なら、これぐらいの内容は理解してもらわないと社会に出て苦労しますよ」という意味で「教科書」という基準を出しています。つまり、あのペラペラな「教科書」が最低基準です。

 

 義務教育レベルで、落ちこぼれていては、社会に出て置いていかれているということです。先に述べた「役所や国からのお知らせが理解できない」「契約書の内容が理解できない」「約款が理解できない」という「日本人として日本語が理解できない」という恐ろしいことになっているということです。

 

5.読書の重要性

 読書をすることで、わかりやすい文章の書き方、わかりやすい言葉の流れ、言い回し、ボキャブラリーの増加、いろいろな考え方など子どもは身につけていきます。

 以前にも書いたように、文系理系の良質な文章を交互に読ませる

 偏りなく読ませることで、いろいろな考え方を習得します。

 良質な文章は、本屋ではなく「図書館」で司書に聞けばいいだけです。

 司書は、「本のプロ」ですから、親御さんがいちいち調べる必要もありませんよ。

 

 本を読むことに抵抗が無くなれば、義務教育レベルの教科書やガイドなどは、サクサク読めて、教科書の内容は理解でき、100点のオンパレードも可能になります。

 田舎の公立学校なのでテストのレベルは、「教科書」レベルですから。

 

 また、読書をすることで、いろいろな考え方や、「深く考える」ことも出来るようになり、よくあるネット情報を疑いもなく信じてしまうことも少なくなります。

 

 ネット情報は、「半分、嘘」ですからね。

 「考え」れば、わかりそうなことも、鵜呑みにする20代がいるのでガッカリします。

 

 

6.一応のスケジュール

 国語力を高めることは、日本人として弊害はありません。

 いづれ社会に出て使いますから。

 本を買う必要もありません。図書館で借りればだけです。

 

【大学受験を前提にしたスケジュール】

 小学1年生 1年の推薦図書(月に1冊程度で丁寧に教える)

  読書の仕方を教え込む。読み方。内容を理解して親へ説明させる。内容の要約を書かせる。

  国語辞典・漢和辞典の引き方、文章の書き方を教え込む。

 2年 2、3年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 3年 4、5年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 4年 6年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 5年 中1、2年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 6年 中3年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 中1 高1、2年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 中2 高3年生用の推薦図書(週1冊ペース)

 中3 (高校受験)

 

 義務教育が終わる時点で、高校の「現代文」は、理解できるレベル。読解力、速読、ボキャブラリーなどが高まることで、高校の勉強がスムーズに進む。そうすれば、地元一の国公立大学への進学も見えてくる。

 

7.まとめ

 「子どもが勉強しない」原因の一つは、「国語力が低すぎる」ということです。

解説をサクサク読める「国語力」で成績アップ!



 

 文章をサクサク読んで理解できない。

 だから、面倒くさいので、勉強しない。

 

 数学・物理・化学・英語などの「解説」は全て「日本語」で書かれています。

 それをサクサク読んで理解できないから、長時間の勉強が必要になり、「嫌」になり、勉強から離れていきます。

読んで理解するレベルが低いから「長時間の勉強」になる



 

 以前にも書きましたが、「京都大学の学生は、(大学の授業とは別に)1週間で世界史の教科書を読んで、共通テストを8割得点できる」ということを書きました。

 

 勉強ができない子=読書量が少ない子は、共通テストの世界史で8割取るのに何か月かかっていますか?

 英語の解説書?ヴィンテージ、何か月かかって読んでますか?

 おそらく、遅すぎますよ。

 サッサと読んで、重要事項や自分の弱点を把握して、ヴィンテージの内容で自分に必要な部分を把握して「自分のための参考書」にしてください。ダラダラ読んでいたら、最初の部分は忘れていますよ。

 

 読むのが遅い、読み間違える、読んだのに重要事項がわかっていない、などなど小学生や中学生で終えておくべき「日本語力のレベルアップ」が終わっていないのです。それで「一流大学へ進学したい」は、夢のまた夢ですね。斜め読みして内容が理解できるレベルまで読書量を増やし、日本語力を高めた方が良いですよ。

 

 

 「日本人」なら、どれだけ日本語レベルを上げても問題ありませんから。



                 桜が待ち遠しいですね


子育て:ある教育関係者の提案

1.はじめに
「春は、別れと出会いの季節」 

 卒業式が行われ、マスクをせずに校歌が
歌えますね。

 中学・高校を卒業し、一人だちする人たち。
 大学へ進学して、一人暮らしをする
人たち。
 その先に、新たな出会いが待っています。

 

 さて今回は、某飲み会で出会った教育
関係者が、実に興味のある提案をしていた
ので、書いてみたいと思います。

 それは、「学業成績が悪いと進級できない」
という制度です。

 

2.日本の教育制度の弊害
 日本は、病欠などの特別な理由が無ければ、
まず「進級」できますよね。
 小学校、中学校での留年は、まず聞いた
ことは無いと思います。

 しかし、そのため、読み書きが不十分、
計算もできない、役所の文書も理解できない、
保険などの契約書や約款も理解できない、
など弊害が出ていることは、お分かりの
通りです。

 中学レベルの教科書すら理解できていない
のに「高校へ進学ができる」。
 高校レベルの教科書すら理解できていない
のに「高校を卒業できる」。
 高校レベルの教科書すら理解できていない
のに「大学へ進学ができる」。

 高卒・大卒の意味がない。
 大卒の「学士」の意味がない。

 だから、大卒の価値が下がり、

採用する企業の人事部としては、
「国立大学の卒業生か?」
「どの大学の何学部を卒業したのか?」
「大学の成績は? GPAは?」 
などとさらに聞かないといけない状況です。

勉強していなくても「大卒」

 

3.「進級資格制度」の提案
 一緒に飲んだ教育関係者は、この制度の
法整備がいると熱く語っていました。


 成績が悪いから、三流の私立中高一貫校
行って、定員割れの三流私立大学へ
エスカレーターで入学する。


成績が悪いのに、何も習得していないのに
「卒業」させて学士を与える。

 

 だから、就職の際のESが、小学生の
日記程度の内容の文章。
 これでも「大卒」「学士」。

 

 だから、フランスなどが行っている
成績の基準を満たさないと、次に進級でき
なくすべきと、提案していました。

 

4.例えば、、、
 その方曰く、
 小学校1~3年分を、4年生で3回受験
機会を与えて、全国共通の確認テスト。
 教科書から抜き出した程度の安易な問題を
出し、80点以上取れないと再受験。
 3回以内に合格点が取れなければ、
進級できない、というものでした。

 つまり、小学校1~3年の確認テストを
4年生の5月、8月、11月に行い、まず、
国語と算数でそれぞれ80点以上取れることが
「進級の条件」ということです。
 5月で取れなければ、8月に再受験、
 8月もダメなら、11月。
というように、受験します。

 次が、小学6年時に、4・5年の
確認テスト。


 次が、中学3年時に小学6年、
中学1~2年のテスト。
 英語を加えて、3教科受験。


 このテストに受からなければ、高校受験
できず、また内部進学もできない、つまり、
高校生になる資格がもらえないという制度
です。

 高校へ進学したいのなら、留年して
資格がもらえるまで翌年も受験し続ける
というもの。

 これなら、教科書レベルの学力は
保証されますね。
 
5.大学進学
 大学へ進学したいのなら、
高等学校卒業程度認定試験」のように
教科書レベルを5教科すべてで80点以上
取る必要がある。

(教科書レベルなので、文系理系は

関係ありません)

(大学は 研究機関 なので、

公務員試験合格者数や司法試験合格者数など

資格試験で 評価しているような大学は

専門学校に切り替えるべきです)

 

 まあ、大学へ行きたいのなら、
高校の教科書レベルはクリアーして
もらわないと「大卒・学士」の意味が
ない。

(基礎学力もないのに大学進学?)

 

 5科目すべてで、教科書レベルを
クリアーすれば、大学を受験でき、また
内部進学しても大学生になる資格が与え
られる。

 

 もちろん、進学校があるので、前倒しで
受験したりすることも可能にする。

 

 この制度を日本で導入すれば、「名ばかり
大卒」は減ってくる。

 大学は各自研究するので、「卒業論文
で大学が保証することになる。

大学での研究成果

6.小学校から大学までの流れ
 中学卒業までは、義務教育なので

「合格点が取れるまで」になる。
 そのため、中学を卒業していれば、
最低限の義務教育上の「国語・数学・英語」
は、できることになる。

 高校は、中学卒業認定が義務なので
進学はできるが、専門学校なども選択肢
として出てくる。

 特に高卒は、義務ではないので、
大学進学「資格」を取らずに卒業すれば、
大学進学は無く、専門学校や就職になる。
 就職しても、大学進学資格はなく
「ただの卒業」のため、能力部分で?となる。
 就職活動で不利に働くでしょう。
(高校で勉強もせず、遊んでいた)

 

 なるほど、という「考え方」ですね。

 

7.まとめ
 確かに、現状各学校を卒業しても、
「学力」の保証が無いのは、事実です。

 しかし、企業の人事部としては、
ESやSPI、入社試験など学力の確認は、
事前にします。
 また、学歴フィルターも使います。

 さらに、面接でもいろいろ質問します。
「どのような卒論を書きましたか?」
「大学では、何を研究していましたか?」
など。

 この制度は、「税金の無駄遣い」になる
可能性がありますね。
 いつまで経っても、「中学生」が
出てきそうです。
(中学5年生? 中学8年生・・・)

 

 それよりも、飛び級をもっと使う
べきだと思います。
 優秀な研究者になれば、日本の産業技術の
発展に貢献してくれると思います。

 俗に言う「天才」は、小学校の先生では、
対処できないと思うので、それを
見抜いて引き上げる仕組みが必要だと
思います。
 小中学校で、5教科勉強するより
「得意分野」に特化して、
すぐに大学で研究できる制度を作り、

運用するべきですよね。

 

 音楽や絵画などアートなら、東京藝術大学
宇宙開発や産業などは、東大や京大に
進んでいただく。

 

 光る才能を引き上げ花開かせる制度の方が
重要に思います。

 

 

 みなさんは、どう思いますか?

 

天才の溢れる才能



(そういえば、どこかの大学の

学園祭テーマに

「溢れる才能の無駄遣いみたいなものが

あったような・・・・)

 

 

 


新卒が来る。
新歓は、久しぶりのお花見会(桜)

 

 

企業の採用活動:留学生の採用について

1.はじめに
 新年が始まり1か月が過ぎましたね。
 年度末の処理と、新年度の計画で
忙しくなっています。

 さて今回は、「田舎の新卒採用は、
外国人も含めた採用計画になっていますよ」
という実情を書きたいと思います。

 私のような田舎者の方に向けて書き
ます。
 田舎では、未だに新卒採用は「日本人」
と考えている親御さんがいます。
「中小企業でも、企業業績を上げるため」
優秀な人材を欲しがっています。
 その優秀な人材が、少子化で足りない
ため、「外国人留学生を日本人大卒と合わ
せて採用数を設定している」と
いうことです。

 田舎の中小企業でも、「少子化時代」に
対応している企業の実情を書き、子育ての
参考にしてください。

 私は田舎の大企業の人事部管理職です。

 

2.何が起こっているか?
 田舎の経営者会合の勉強会で
A社のB社長が、講演しました。
 A社は、100名ほどの会社ですが、
田舎では中堅企業です。
 二流大卒で採用されるレベルです。

 しかし、ここ10年ほどの人手不足で
社内改革を行い外国人採用を始めました。
 つまり、技能実習生や特定技能・技国人
などの部分的な採用では無く、
「外国人留学生」を新卒採用に含めて
おこなうようにしたとのことです。

 社内改革では、宗教により礼拝の場所
の確保、食堂の食事などに対応し、
家族との時間を持ってもらうために
長期休暇での帰国を許容し、
宗教上の衣服の着用の許容など
改革を進めて、「優秀な外国人の確保」
が出来ている、との発表でした。
 また、日本人従業員への異文化教育も
社内教育として全社員に定期的に
おこなっており、講師は外国人の従業員
に行ってもらっているとのことでした。

田舎の企業採用も「国際化」

 

3.時代遅れの子ども教育
 講演後の懇親会(飲み会)で、B社長は
「未だに英語教育をやりすぎる親御さんが
いる。外国人留学生には勝てませんよ
と言っています。
 英語が喋れる、フィリピン、ネパール
などの方に比べれば、二流・三流大学程度
の外国語系学部では太刀打ちできない
レベルとのことです。

 また、未だに二流・三流「文系」大学に
進学させる親御さん。
 特に、私立大学。
 私立大学では、甘い単位認定をするため
卒業しても留学生よりレベルが低いとの
こと。
 例えば、経営学部を卒業しても
起業経験が無い。
 留学生は、わざわざ高いお金を払って
日本にまで来ているから、必死。
 学生時代から、「どうやったら会社を
起こせるか?」「日本では、どこまで
商売として許されるのか?」などなど
学生起業をして勉強しているので、
面接しても具体性があるし、勉強したこと
に奥行きがある。

 日本人のやる気のない三流大学生
何もせずに応募してくる学生との差は
歴然とのことでした。
 ESの文章構成、内容も必死に日本語を
勉強している留学生より「幼稚」との
ことです。


4.時代は理系
 そもそも日本は、「技術大国」
世界からは、「技術力の日本」と
見られています。
(橋の建設や、新幹線、自動車など
日本の評価は、「技術力」です)

 それなのに「なぜ子供を文系に
進学させるのか?親の誘導が間違って
いる気がする」とB社長は言っていました。

 田舎の中小企業でも、外国人を受け入れ
のための「社内改革」が進んでいます。
 先ほどの事例は、100名ほどの
企業です。
 その新卒採用でライバルとなるのは、
わざわざ外国から来てくれている
やる気十分な外国人留学生」です。

その留学生に就職活動で勝つために、
そして「技術の日本」で就職するために、
お子さんには、是非、
日本語教育:日本語文章能力検定2級
 合格(社会人レベル)
②数学検定で準1級(高3レベル)
③理科検定で2級(高校レベル)
の3つを取得させましょう。
 これで、国公立大学の理系が目標にでき、
就職も理系採用が望めます。

以前から書いているように、
「理系採用」は企業人気が高いのです。

理系時代

 

5.まとめ
 私のような田舎に住んでいる親御さん。

 田舎の経営者の皆さんでは、「日本人を
採用したい時代」は終わりつつあります。

 業績を上げるため、「やる気と能力が
高い新卒」が欲しいのです。
 国籍は問われない時代になっています。

能力の高い社員を確保して業績アップ!

 

 また、文系もいらない時代です。
 理系の「論理的思考」が社会では
必要とされています。
 また、世界で商品を売るための
自社の技術の理解ができる「理系学生」
が欲しいのです。

 外国語は、留学生から入社した
社員(技国人など)がします。
 外国への出張なども、外国人がします。
 日本人は、「技術」です。

 この点を頭に置いて「子育て」して
ください。

 

 

 もう「国際化」は、田舎の「一中小企業」
にまで進んでいます。

 

 


賃金テーブルの書換、どうしよう・・・。