48.8%
投票の自由が保障されているので、
投票しないのは自由です。
この選挙の投票について、考えたいと思います。
2.「今の政治家は・・・」という人たちへ
選挙の投票に行くかについて、私の周りでも
「入れたい政党がないからいかない」とか、
「誰に入れても同じ」とか言って、
投票しない人がいます。
個人的には、投票しない=政治に参加しないのなら
年金がどうだとか、消費税がどうだとか、
憲法改正がどうだとか、言わないで欲しい。
そもそも棄権しているのだから、今の政治問題に
口を挟まないでほしい。
また、そんな議員を国会に送り込んだのは、
まぎれもない、私たち「国民」です。
投票権を持っている人たちです。
今の年金問題も消費税も自衛隊の海外派遣も
憲法改正問題もすべて主権者である私たち「国民」の意思です。
国会議員を選べるのは、私たち日本国民、
ですから。
国会議員を批判すること、国政を批判するこ
と
つまり、自分たちの愚かさを語っているのと
同じですよ。
そもそも要件さえ満たせば、立候補できる。
誰かを担いでもいい、何らかの形で国会に
自分の意見をあげる手立てはいくらでもある。
その簡単で最たる手段が「投票」。
小学校で習う「国民主権」。選挙で選ばれた議員が
国民のために働く、それぐらい知っているはず。
自分が選挙に出ないなら、頼んだぞ、と一票入れるぐらい
できるはず。
政治家や国政をうんぬん言う前に、まずするべきことを
したのか、自問自答して欲しい。
3.そもそも投票に行く気がない人たちへ
「投票日は、遊びに行くんだよね」「忙しいから」
など個人的理由で投票に行く気がない人。
それでも良いと思う。国政に参しない自由も保障されているから。
その代わり、今の政治問題を語って欲しくない。
極論、憲法が改正され、また徴兵制ができ、あなたの子が徴兵されても、文句を言わず従うつもりなんですね。
憲法の改正は、それほど恐ろしいことだということを
わかって欲しい。
そもそも憲法9条に、そして憲法前文に、日本は戦争しない、
と言っているのに、外国メディアは戦争と思っている行動を、「後方支援」という解釈で政府は国民に説明している。
そこまで政府は憲法を捻じ曲げているのに、少しでも
9条の文言が変更されれば、政府解釈で戦争できると
言いかねないですよ(泣)。
そうすれば、自衛隊だけでは足りないので、徴兵制が
復活しかねない。韓国のように年齢で行うのか、タイのように
抽選なのか、分からないがそうなってはもう遅い。
憲法改正は、法律の改正とは、わけが違う。
日本国の最高法規が変わるということですよ。
読めばわかりますが、「国民の自由」が規定されているんですから。
それほど重要な憲法を改正しようとしているんです。
生活がガラッと変わりますよ!
4.世界の先進国でもトップクラスに保障されている「言論の自由」
憲法21条1項で「表現の自由」が保障されています。
これと今対比できるのは、香港の問題でしょう。
中国本土並みの言論統制がされれば、香港人はどれだけ窮屈か。
日本は、自由の国、アメリカよりも言論の自由は保障されている
と言われています。
アメリカは、差別につながるので、言論がかなり規制されている。
そう、日本は自由に発言できる。だから、言論規制が厳しい国の人が日本に移住して、自由に発言している。誰とは言いませんが。
日本は最低限のマナーを守れば、言論が自由にできる。
しかし、これを良しとせず、憲法が改正されれば、言論規制が始まる。
自由に発言できず、防犯カメラ並みにそこら中に盗聴マイクが
仕掛けられ、電話の盗聴など普通になりますよ。
5.組合の組織票について
たまに聞く話ですが、大企業や労働組合など特定の候補者を
応援している場合があります。
しかし、組合でも誰に投票したかはわからないので
自分の信じる候補者に投票して欲しい。
組合には、言われた人を書いておいた、でいいと思う。
一票しか投票できません。あなたのこの人と思う人に
投票した方がいいと思う。
6.まとめ
私としては、投票率が9割を超え、まさしく国政を国民が動かしている国になって欲しいと願っている。(どんな思想でも日本は規制がないと言われているので、どこの政党・候補者に投票しようが自由です。自由が良い! 投票しない自由もありますが、せめて投票して欲しい。)
投票率が9割で、国会議員が決まり、その上で憲法が国民投票で改正されて、軍事国家や言論統制の国に代わっても、それは国民が決めたことなので、私はもう諦めるしかない。
定年まじかなので、そんな国になったら、黙って嫁と海外で老後を過ごします(泣)。