coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

高校生の成績分布

1.受験生の分布と偏差値

 以下の記事の続きです。

coffeebreak15.hatenablog.com

 


高校入試が偏差値50クラスの普通レベルの高校で、
成績が中間ぐらいなら、
大学受験では、偏差値40とか30台ですよ。

勘違い生徒は、高校3年になってこのことに気づき、
焦ります。自分の高校以下は大学受験しないので、
自分たちが底辺ですよ。

普通レベルの高校以下は、高校卒業時に専門学校か
就職か三流大学ですから。
普通レベルの高校の上のレベルの学校が、
大学受験の中心値になるからです。

つまり自分たちより上位クラス高校が平均になるんです。
 
2.例えば
高校入試時期
 偏差値70越えの
  地区トップクラスの進学校 →Sクラス
 偏差値65超えの2番手の進学校→Aクラス
 偏差値60超えの進学校   →Bクラス
 偏差値55超えのただの普通科高校→Cクラス
★偏差値50前以上のただの普通科高校→Dクラス
 偏差値50未満の高校    →Eクラス
 
高校3年秋時点で、学校の成績が真ん中レベルなら、
 Sランク高校→大学受験時に偏差値65ぐらい
 A 〃 →大学受験時に偏差値60ぐらい
 B 〃 →大学受験時に偏差値55ぐらい
 C 〃 →このあたりが大学受験生の中心で偏差値50あたり
 D 〃 →ここは、偏差値40台
 E 〃 →専門学校、就職、三流大学など
 
3.受験生の底辺
C、Dレベルの高校なんて全国にいくらでもあるから、
大学受験の母集団の最大人数になるんです。

だから、Cより低いDは中心より下、つまり偏差値は
30とか40になるんです。
 
この構図がわかると、普通レベルの高校は、
大学受験の際に底辺にいることがわかると思います。

つまり、偏差値40程度、下の方にいれば偏差値30台
この点に気づかず、高校3年生になって、模試を受けて
驚いても残りの月数で挽回するのは難しいですよ。
 
基礎学力が無い!
 
4.一か八かの挽回方法
別の記事でも書いたように、教科書レベルも完璧にできていない
、科目によりムラがあるから、普通レベルの高校で普通レベル

基礎力がないのに3年になって慌てても遅い。
基礎固めにどれだけの月数がかかるか。

そもそも勉強方法を変えていかないといけないのに。
 
そうすると、3年時のラストスパートでは、偏差値が60を
超えているような得意科目で勝負できる私立大学
ターゲットになりますよね。
当然目指すのは、偏差値50以上の有名大学ですよ。
(日東専駒、産近甲龍などで偏差値50以上の学部。ホワイト企業
 へ行けるかは疑問もありますが・・・。)

偏差値60を超える得意科目が無ければ、私立の文系
偏差値50以上の大学の学部選び、
3科目集中して受験勉強をするしかなくなります。
(毎年の受験生を見てもこの「私立文系狙い」の層が一番多いですよね。普通レベルの高校生が必死になってやってるんです)
 
夏休み前に気づけば、予備校の基礎講座を3科目受講し、
最低限の基礎知識を身に着ける。(予備校に賭ける)
(3科目は、国語、社会、英語。暗記で勝負できる)
 
2学期からは必死になって、偏差値50程度の大学の
赤本を買って解きまくり、現代文の問題集を解きまくり、
古語を暗記し、歴史人物を暗記し、英単語・熟語を暗記
し・・・・、とにかく覚えまくる。(覚えまくるという
中学生の勉強方法ですが、これをしないと間に合いません
試験当日に忘れたら終わりぐらいの覚悟でやるしかないです。
そして最後の模試で志望校を絞り込む。

滑り止めに三流大学=「Fランク大学」=偏差値50未満を
入れておく。
大学行って何するの?就職先にホワイト企業はどれだけあるの?
という三流大学に行くことがないように、7、8か月の間
今までにない人生最高の必死さで乗り切る。
(周りも必死ですよ。三流大学に行ったら、私たち社会人からすれば4年間は価値が無いですから。就職活動期に書類選考すら通らない現実が待ってます。)

それで三流大学だけしか受からないなら、自業自得
自己責任です。たかだか18年の楽しい時期を過ごしたために、残りの人生が後悔の連続です。同じ時間働いても単価が安いんですよ。
 
(三流大学しか行けない場合の逆転方法)
いっそのこと会社員はあきらめた方が良い。三流大学でも資格取得に力を入れている大学はありますから。私の友人も三流大学へ行って、大学院まで行って公認会計士」になった人がいます。
高校で遊んだ3年間を、大学と大学院の6年で取り返すという方法です。6年も遊べませんよ。公認会計士なんて超難関資格です。
でも、社会に出れば、「公認会計士」です。大学名を出す必要がありませんから。他にも三流大学で必死に勉強して、社会保険労務士行政書士などなど沢山いますよ。
三流大学に入ったら、資格を取得して社会に出る準備をする。
資格で身を守るんです。(4年間必死に勉強してください)
 
 
5.別の選択肢
3年に上がる前に模試を受けて自分のレベルがわかれば、
まだ公務員試験就職試験が視野に入ると思うので、
路線変更も選択肢に入れる。
(三流大学から一流企業はまず無理ですが、高卒なら一流大学へ行ける可能性は十分ありますよ。大学受験をあきらめて高卒で一流企業へ行った人を何人も知っています。)
 
進路指導の先生に公務員試験の申込期間を確認しておくこと。
就職試験についても日程があるので、気づいたときには
申込期間が終わていたということにならないように
それこそ、閉め切られていたなんて、悔やむに悔やみきれませんよ
 
早めに模試を受けて、自分の位置を確認すること。
偏差値40→50は一つの壁だし、
偏差値50→60も一つの壁。
なかなか超えるのは難しいですよ。
 
まずは、高校2年時に「私は受験生の中で、どの位置に
いるのか」受験者が多い全国模試を受けて確認しましょう。
(受験者が多くないと、正確なデータが出ないですから)
 
6.普通レベル高校を卒業した先輩?から
普通レベルの高校の生徒はアルバイト、彼氏彼女、映画、夢の国(TDLUSJなど)へ行くなど遊びたくなります。
 
しかし、もうすぐ法改正で「18歳(高校3年生)」が「成人」となりますから、
高校卒業後の自分の姿を早めにイメージして、
早く「大人の考え方」に変えて、早く人生の対策を打ち(一流企業や公務員という就職か、三流大学へ行くのか)、納得できる人生を送ってください!