coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:学歴社会(大卒)の幻想

1.はじめに

 暗いニュースが多いですね。

 (新型コロナの第2波、洪水・大雨、隣国との関係悪化、

  2大大国の南シナ海でのきな臭い関係などなど)

 

 こんな時は、美味しいものを食べて、

 気持ちをリフレッシュしたいところですが・・・

 ステイホームでおなか周りが・・・(汗)。

 

 奇麗な景色を見に行きたいですね。

 

 こんな時に友人たちと話した

 「学歴社会の幻想」について

 書いてみたいと思います。

 

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学歴は重要

 

2.そもそも論

 私は、「学歴」について、

 ①周りに一流を集める

 ②努力して生活レベルを高いところに置く

 ③社会的地位の高い職場で働く

 などなど述べてきました。

 

 一流大学に入学すれば、周りも一流。

 教授、研究者、研究内容、先輩・後輩

 など一流の仲間たち、、、。

 これが「学歴」の意味でした(昭和時代)。

 

 

3.平成以降「学歴」の意味が変わった

 大学が一気に増え、誰でも「大卒」

 行きたい人は「大学へ行ける」時代になった。

 

 そんな中で、企業の人事部がよく見る

 賃金構造基本統計調査(厚生労働省)などの

 平均賃金データは、「大卒」でデータを

 まとめている。

 (そもそも、今時賃金テーブルで大卒と

  高卒で分けている会社自体あまり無いと思います。

  あくまで会社への貢献を「人事評価」して、

  出世させる制度が一般的ですよ。

  大卒も高卒も同じ賃金テーブル。

  大卒も高卒も同じ人事評価制度。

  つまり、土俵は同じです。)

 

 それをまともに受けとる人事部の経験のない方々は、

 いまだに「大卒ドリーム」を抱いている。

 

 データの「大卒」には、東大京大の一流大卒から

 Fランク大学の大卒まで入っていますよ。

 (一流大学を卒業し一流企業で出世した人から、

  Fラン大学を卒業して零細企業に就職したもの。

  多額の給料を貰う者と最低賃金すれすれの者。)

 データの収集先企業にFラン大卒が何人いるかは

 知りませんが・・・。

 そんな玉石混交のデータは、あくまで「参考」

 レベルです。

 

 

 

3.企業人事の現実

 また、データでは「高卒」「専門卒」と

 分類されてますが、会社に入社すれば、

 実力です。

 

 同じ40歳でも、上司である課長が「高卒」で

 部下の係長が「一流大学卒」は普通にあります。

 40歳の高卒に指示される、40歳の一流大卒の

 係長。

 (この時点で、高卒は大企業の係長どまりに見える

  データは間違っています。入社後は、

  あくまで「実力」です。東大を出ても人事評価

  「普通」ならなかなか出世しません。) 

 (考えてみればわかると思いますが、会社に

  沢山貢献した者に沢山給料を支払う

  自分が社長ならそう思うと思います。

  京大を出ようが会社に貢献していなければ、

  工業高校を普通の成績で出た「高卒」が、会社に

  沢山貢献していれば、そちらに沢山給与を払う

  経営者として普通の判断ですよ。) 

 

 つまり、仕事ができるということ=高学歴は

 データ上の話です。現実は意外と違いますよ。

 (データ上の平均値に該当者はいません。

  テストの平均点が、69.2点なら、

  「.2」なんて点を取る人いないでしょうから)

 

 

 私の記事では何度も書いていますが、

 学歴なんて5教科7科目だけの話です。

 高卒でもビジネスの感が良く、

 コミュニケーション能力が高く、

 人脈が豊富なら、早く出世します。

 

 会社には、人事評価制度がありますから、日々の行動や

 仕事への取り組み姿勢を評価する「人事考課」。

 半年ごとに目標を決めて達成度を評価する

 「目標管理制度」。

 (会社によってネーミングは違うと思いますが・・・。)

 

 大学での成績表のようなものが、会社ごとに

 あります。その個人成績で出世していきます。

 お勉強とは内容が全く異なりますよ。

 だから、お勉強だけでは役に立たないんです。

 

 

4.現代の「大卒」

 先にも書きましたが、「大卒」には一流大学から

 Fラン大学まで含まれています。

 そのため、一般に出ているデータは

 あまり参考になりません。

 

 Fラン大学卒業生なら、社会人として

 優秀な高卒にすぐ抜かれますよ。

 私の勤める会社はメーカーですから、

 中途入社の工場ライン勤務でFラン大学生が、

 実質高卒扱いで入ってきますが、

 何年経っても年下の高卒上司に使われてますよ。

 

 社会人の実力で抜けません。

 

 Fラン大学に行った4年間、

 ブラック企業で働いた

 数年間。すべて無駄。

 

 高卒は、入社してすぐに社会人教育や

 ビジネス教育を大企業はしますから、

 5年、10年の間に埋められない実力の差が

 出来てしまうんです。

 (社会人教育を「お勉強」と思った人は、

  社会人として残念ですね。

  会社は利益を追求する集団です。

  会社に利益をもたらす実践的な研修です。

  現場の技術伝承、財務部や人事部・法務部なら

  税理士・会計士、社労士、弁護士などによる

  法改正の研修や最新判例の研修です。

  仕事に直結する・利益につながる社員教育です。) 

 

 工場の現場の係長クラスは、100名以上の部下を持ち、

 優秀ですから。中小企業の社長レベルの能力が

 無いと勤まりません。

 つまり、中小企業の社長レベルの年収を

 会社は払っています

 高卒でもそれだけの年収を確保できます。

 

 だから、Fラン大学へ行かせるぐらいなら、

 一流企業(特に製造メーカー)の現場正社員となり、

 18歳の社会人から一流の社会人教育を受ける。

 (Fラン大学を卒業して、ブラック企業へ就職。

  ブラック企業は、どれだけ「社員教育」へ

  力を入れているんですか?

  大企業でかつメーカーなら、「ものづくりは

  ひとつくり」と言われているので、社員教育には

  力を入れている会社が多いですよ。

  新入社員教育、1年目、2年目・・・教育、

  営業教育、○○教育、主任教育、監督者教育、

  管理職教育(課長、次長、部長)などなど。

  社員には個人的な資格取得も推奨してますよ。

  人事部に専門部署として教育グループを

  何十人も社員を置いて運営しています) 

 

 高卒で10年も経って28歳の段階で、Fラン大卒の

 6年目より 圧倒的な差 が生まれます。

 もう埋められない差です(Fランク大学生には、

 勉強でも「必死になる」ことができないですから)

 

 だから、まだ10代の若いうちに一流メーカーの

 現場正社員として入社して社会人教育を受けるべきと

 私は思います。

 

 

5.まとめ

 現代は、「大卒」の意味が無くなっています。

 

 ですから、幼少期から「幼少期から社会に出ても

 稼げる子に育てる」「たくましく生きれる子にする」

 子育てが重要です。

 

 「大卒」と言えるのは、偏差値60以上の大学へ

 行った人ですかね。

 このレベル無いと「特別感」無いですよね。

 人事部のデータを見ても、大体そのレベルです。

 (私も子供に言いましたが、偏差値60以下の大学へは、

 行く必要が無い。その程度なら、高卒で一流企業の

 現場社員で就職した方が良いと。) 

 

 高卒は、地元の工業高校がメインで、

 全国から集まってきます。学校の成績が

 普通なら後はスポーツしてる子ですね。

 (必死に学歴にしがみつかなくても

  ヤンチャせず普通の成績部活を

  しっかりしていれば一流企業へ

  入社して、手厚い社員教育が受けられます。) 

 

 お子さんをお持ちの親御さん。

 一流の友達を親友に持つ、人脈豊富な

 子に導いてあげてくださいね。

 

 今後の世の中、どう変わっていくのか

 予測ができませんから、いろいろな知識を

 もつ、一流(専門家)の「親友」が不可欠になります。

 (医者(内科、外科、眼科、歯科など)、弁護士、

 検察官、裁判官、税理士、中小企業の

 経営者でかつ業種が多種多様、などなど)

 

 

 今日はこのあたりで・・・。

 

 

 

 

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