coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験:最短合格法?、ではなく得点確実法!?

1.はじめに
 前回の記事で書きましたが、
 そもそも毎日予習復習をして・・・。

 しかし、高校3年生からすれば、そんな時間は
 もうない。

 そのため、今からどうすべきか、考えてみました。

 (私の記事は、圧倒的多数の普通レベルの高校生

  のため、偏差値は50前後の方を対象にしています)


 私や息子なら、こうするだろうな。という
 8月からの追い込みスケジュールです。

 

 「まあ、そうだよね」と共感を持っていただける
 普通のスケジュールとなりました(笑)

  普段、予習復習してこなかった子には、

 ハードに見えますが、2年分のツケが今来ているので

 覚悟して6か月頑張るしかないですよ。

 

 親御さんにも「コストを抑えて効率の良いスケジュール」
 と思っていただけると思います。


 全国模試で偏差値が50前後(52.5~47.5)なら、
 私立大学の文系で3科目に絞る
 ラスト6か月余りで、どこまで偏差値を上げられるか、
 共通テストの得点で最終的に受験する大学を決定する


 勉強は、とにかく「教科書」の復習!

 一度終えているので、どんどん進むはずです。
 新しい参考書を買って勉強するより、理解度・
 スピードは断然速いはずです。

 

 一度終えた「教科書」を使って、基礎基本を固め
 模試でも本番の試験でも、合格者が確実に得点する
 「基礎基本問題」は確実に得点する。

 標準問題集の問題レベルは、基礎基本問題の
 +αの加点レベルで考える。

 まずは、基礎基本問題を確実に得点する力を
 つけないと、自信につながらない。
 受験当日、不安で仕方ない。


 基礎力がついていれば、「〇〇%は確実に取れる!」
 (だいたい6割程度)という自信が付きます。

 

 あとは、秋冬の追い込み時期に、上乗せできる力
(応用問題を何問か正解して加点していく力)
 をつけるのです。

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基礎を確実に!

 


2.私立文系の3科目に絞る
 効率を上げるため、共通テスト受験で考える。
 各大学の対策をしなくてもいいため、勉強の効率が上がる!

 普通に考えれば、基礎基本が完璧に備わって、
 試験で基礎基本問題が確実に得点できれば、
 偏差値は55~50レベル。
 標準問題がいくつか取れれば、偏差値が60前後。


 そうすると、関東なら日東駒専
 関西なら産近甲龍が合格圏。
 チャレンジとして、関東なら法政の一部、
 立教の一部、
 関西なら、関大の一部、立命の一部。

 ちなみに、偏差値65当たりに
 明治大学経営学部 共通テスト利用の3科目受験
 がありました。


3.国語
(1)現代文
  多読:教科書の読み直しをして、要点をまとめる。
    →読んで要点をつかむ練習(教科書ガイドで要点を確認)
    →指示語の解釈 など
  基本問題集から標準までいろんな種類の文章を読んで解く
    →読んで要点をつかむ練習
    →指示語の解釈 など

 (2)古文・漢文
   基本の徹底:教科書の読み直しと文法・単語の暗記
      基本問題集を解き、基礎力を付ける

   *古文漢文を勉強したら、翌日必ず見直しをして
    理解度・記憶を定着させる。


4.英語
(1)教科書の総復習:単語、熟語、構文など
  ・英語が苦手なら、中学3年分の英語から復習
  (本屋にありますよね。「中学3年分の英語の復習」という本)

 (2)文法の基本問題集を解き、基礎力を付ける

    ・間違えた個所が、教科書に載っているのなら、

     教科書の復習が甘いということ!

     古文・漢文、歴史も同じ。

     教科書に載っていることは、絶対得点すること!

 (3)英文解釈の基本問題集を解き、基礎力を付ける

 (4)基礎レベルの英単語・熟語の暗記

  *英語も、翌日必ず見直しをして
   理解度・記憶を定着させる。


5.社会(日本史・世界史)
 (1)教科書のやり直し、太字の暗記

 (2)基本問題集を解き、基礎力を付ける

  *歴史も、翌日必ず見直しをして
   理解度・記憶を定着させる。

 上記を確実にして、共通テストの過去問を何度も解く

 

6.復習を必ず行う
 前日の勉強を必ず翌日復習する。

 (基礎基本問題を確実に得点するため、

  100%になるまで何度も復習すること)

 (いい加減さは、受験では通用しません。

  いい加減なのは、あなただけ

  周りの成績優秀者は、基礎基本を100%

  しています。)

 

 例えば、
 月曜日 英語の勉強①
 火曜日 英語の勉強②+昨日の①の復習
 水曜日 英語の勉強③+昨日の②とさらに①の復習
     *この時点で①は、3回行っており理解度・記憶が
      高い
 木曜日 英語の勉強④+昨日の③とさらに②の復習
 金曜日 英語の勉強⑤+昨日の④とさらに③の復習
 土曜日 英語の①~⑤の復習
 日曜日 英語⑤の復習

 せっかく勉強したので、その日の最後に前日までの
 復習を再度して、理解度を高め記憶を定着させ、

 勉強の効果を高める

 

 復習を何度もしなければ、

 忘れていきますよ!

 

7.スケジュール(こんなイメージです)
 8月 国語:現代文:基本問題集を解く
      古文・漢文:教科書の復習をしながら、

           基本問題集を解く
   英語:教科書の復習をしながら、英文法の基本問題集を解く
   歴史:教科書の復習をしながら、基本問題集を解く
  

*弱点を浮き彫りにする。つまり、偏差値を下げている

 原因を見つける。


 基本問題なのに、間違えている部分は、

 得点できるまでやり直す。

 

 9月 教科書の復習で明らかになった弱点の克服
    国語:現代文の標準問題集を解く
       古文漢文の文法と単語の暗記+基本問題集の復習
    英語:英文解釈の基本問題集+単語・熟語の暗記+

       英文法の基本問題集の復習
    歴史:教科書+基本問題集の復習
    *「基礎基本は、確実に得点できる」レベルにする

 

 10月 共通テスト対策+8月9月の復習
    毎週1年分3科目分を解く→4年分
    *8月9月の残りを終わらせる
    *「基礎基本は、確実に得点できる」レベルにする

 

 11月 共通テスト対策+8月9月10月の復習
    毎週1年分3科目を解く→4年分 
    薄い標準問題集を解き始める

   (分厚いものは受験日までに終わらない)

 

 12月 教科書の復習+基本問題集の復習+
    英単語・熟語の復習など、やったことを確実にする

    全国模試など受けて自分の得点力を確認する。
     →8月から始めた成果が出始めるので、偏差値が
      上がっていれば勉強方法は間違っていない。


      上がってこないなら、勉強の精度が低い
      周りの受験生の方が集中している証拠。

      この時期に基本問題を間違えるようなら、
      勉強の仕方が「いい加減」ということ。
      また教科書からやり直しだが、間に合わないので
      浪人覚悟で必死に基礎からやり直す。

      自分のいい加減さを克服すること!

 

    大手受験予備校で冬季の直前の共通テスト予想講座など
    受けて情報を集め体感する

 

  基礎固めが間に合えば、3科目とも偏差値は55前後。
  基礎固め+応用までいければ、3科目とも偏差値は60前後。

 

 1月 総復習をして、やったことを確実にする
   健康管理をして体調を整える

   (この時期無理をして、風邪をひいたりしたら、

    実力が発揮できないですよ。)

 

8.まとめ
 8月に入った段階で、偏差値が50前後なら、まさしく
 三流大学・Fランク大学しか、受からないのが普通。

 

 周りの受験生は、必死に勉強するので、それ以上
 必死に勉強しなければ、偏差値はなかなか上がらない。
 (特に、偏差値55以上の基礎基本ができている受験生は、
  応用力を付け始めるので、どんどん差が開いていく。)

 

 そのため、偏差値を上げるのではなく、
「偏差値を安定させる」と考えて、
 基礎基本問題を確実に得点できるようにすること。

 

 難しい標準問題集をやって、基礎基本問題を2~3問
 落として、応用問題を1問とっても効率が悪い。

 

 合格するのが目的で、難しい問題を正解するのが目的で
 はない。
 そのためには、確実に正解を重ねて得点を積み重ねること。

 共通テストに基礎基本問題は、かなりの割合あるので、
 得点できる問題が多いということ。

 わざわざ個別に大学対策をするより、効率が良い。
 各大学の対策をしている時間もない。

 

 是非、一度終えている教科書を使って、基礎基本を
 固めて、共通テストの基礎基本問題を確実に
 得点して少しでもいい大学へ進学してください。

 

 基礎基本を固めろ!

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頑張れ!