coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:ミドル家庭の子の学歴と就職

1.はじめに
 記事を書き始めて、1年以上経ちました。
 50代の定年が見えてきた地方の田舎者です。
 数千名を要する大企業で人事部の管理職を
 しています。

 

 私自身は、一流大学卒では無いですが、
 自分の経験や子供2人を大学へ進学させた
 経験から少しでもお役に立てればと思い
 いろいろ書いてきました。

 

 今回は、その思いを書きたいと思います。

  (大学のランクですが、人事目線ですからざっくりです。

  一流大学は、東大京早慶です。その他の偏差値60以上が、

  有名大学。偏差値50台が2流大学。偏差値50未満が3流大学。

  息子から、Fラン大学は偏差値30代ぐらいだよ、と言われましたが、

  人事的には偏差値50未満は同じです。平均以下なので。)

 

2.対象とする読者の方
 私は田舎者なので、都会の方には記事の内容が
 合わないと思います。
  例えば、「お受験」や流行りの大学群
 それらを前提にしていません。

 

 また、所得層も400万円から500万円のミドル層
 を対象にしています。
  そして、子どもも偏差値50台の子供
 対象にしています。

  つまり、動画サイトで出ているような東大京
 早稲田慶応を目指すものではなく、親の所得を
 考えて、地方の国公立を目指すという至って
 普通の記事です。
  しかし、この層が一番多いと思います。

  偏差値40台は、そもそも子供に勉強する
 気が無いと思うので、親御さんとしては、
 子どもの「心」をまず変えてください。
 (偏差値50台は、テスト前に必死に勉強はする
  タイプと思います。つまり、勉強する気はある。
  それを高校から毎日する習慣が付けば、
  旧帝五官の下位学部の合格も見えてきます)

 

  また、年収1,000万円以上の高所得者層は、
 都会の私立大学へ行かせられると思うので、
 特に私立文系なら東京の有名私立などへ行けると思います。
 (私立大学の高い授業料と、大都会の高い生活費が
  払えると思うので・・・。)

 

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東京の代表的な私立大学

 

3.私の記事の目的
 以上からも、私は関東・関西以外の田舎のミドル層
 対象に、子どもが一応勉強する気はある偏差値50台
 層を対象に書いています。大学受験生で一番多い層だと
 思っています。
  高学歴の方には、当たり前すぎて読む気にも
 ならないと思いますが、私も中学高校時は、
 この偏差値50ベルでしたので、理解できていると
 思っています。

  会社も私がたまたま有名大学のため、社内に学閥もあり、
 大量入社の時代で入れた運の良さもあります。

 

4.最近出ている就職に関する記事
 この点について私は記事を書きましたが、
 はっきり言って

「大学なんてどこでも良い」

 というのが会社の本音です。

 人事部の管理職として言いますけど。


  
  株式会社である以上、

 「稼げる新卒」が欲しいんです!

 

  特に今のような不況期に高学歴にあぐらをかいて
 何もしないような新卒はいりませんし、試用期間経過後に
 「契約終了」です。

  稼げないならいりません!

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不要な新卒

 

  偏差値40代の大学の新卒だろうが、

  稼いでくれればいいんです。
  東大卒だろうが京大卒だろうが、稼げなければ、
  「不要」です。お荷物です。

 

  大学に行けば、最低でも「株式会社は利益を出すところ」
 ということは知っているはずです。

 

  また、自分自身が「社長」なら

 「どんな社員が欲しいか」分かるはずです。

  それ以外は、不要です。

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稼げる社員

 

  だから、どんなに一流大学の就活生だろうが、面接で
 「これはダメだ=稼げない」と思われれば

 次の面接はありません。

 

  学歴フィルターは、うちもそうですが大企業のために
 応募が大変多い。だから一定数を切らないといけない。
  そのために、SPIやESを使って切っているだけ。

  前の記事にも書いたように、3流大学だろうがFランク大学
 だろうが、このSPIやESを突破するだけの基礎学力を大学の
 3年間で付ければいい。サボってきた10年ほどを3年で
 必死に取り返せばいい。
  そうすれば、面接に行けると思うので「私は稼げます」
 ということを理論整然と面接官に説明すればいい。
  「この方は、うちで稼いでくれる」と面接官が思えば、
 次の面接へ進んでいきますよ。

  3流大学やFランク大学は、SPIやESを突破できないだけ。
 相当努力した2流大学は、突破してきます。
  面接で面接官を「稼げる人材として」納得させれば、
 次に進めますから。

 「株式会社は、利益を出し続けなければならない会社です」

 


5.勉強だけの子にしない!
 上記のような大学受験に関する記事や勉強に関する記事についても
 いろいろあるのは当然だと思います。
  書いている人の数だけ成功体験はありますから・・・。

 

 私は、お金を掛けずに、

 就職まで見越しての子育て、

 を書いています。

 

 小学校レベルは、親が教える。お父さんが、算数理科と部活。
 お母さんが国語、社会、(英語)。など。
  中学も同じ。ただし、勉強面は、高度になってくるので、
 下記に書く、頭の良い友達と仲良くするんです。
  高校は、もう親友がどれだけ頭が良いかですね。
 頭の良い親友を何人作れるか。それが、子どもの進学先を
 決めます。みんなで勉強していればそれに釣られますから。


  一人で黙々勉強なんて、高校生活がつまらないですよ。
 また一人で勉強してる子は、ある点で勘違いすれば、
 その勘違いを指摘してくれる人がいない。

 だから、勉強が進むにつれて、その勘違いが原因で

 先のことが理解できなくなる。
  そのつまずきが修正できずに偏差値が伸びず、

 やる気が無くなる悪循環に陥った子を

 何人も高校時代に見てきました。

 

  頭の良い親友は何人も必要です。(天才的な友人が

 数学で勘違いしていて恐れながら私が指摘したら、

 超絶感謝されました。それから、惜しみなく
 何でも教えてくれる親友になりました。

 同じクラスで、学校のテストで一度だけ数学で彼を

 超えたことがあったんです。たまたまその項目はなぜか

 理解できたんです。自分でもよくわかりませんが・・・。

 よくわからないから「並み」なんですけどね(笑))


 小学校入学前から「国語=現代文」を徹底的に教育する。
 現代文は高校に入っても重要。
  小学校は、算数・理科。
  中学は、さらに英語。
  高校に入ったら、・・・。(私の他の記事をご参照ください)


  ただし、都会の方を対象としないので、
 子どもは必ず部活に入れてください。(田舎の緩さですかね)
  友達をたくさん作る。しかも自分より勉強ができる子と
 仲良くさせる。「友達を選ぶ」んです。

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沢山の友達

 

  幼馴染は、大人になっても親友でいれますから。
 部活動を高校3年の1学期ぐらいまでさせてください。

 (エリートな友達作りを意識してするから、

  幼馴染が医者や弁護士、政治家、社長などとなり

  自分にいい刺激を与え続けてくれるんです。)

 

  これをしないと、就活で話がうまくできない(コミュニケーションが苦手)とか、ESにエピソードが書けないとか、
 そもそも人生においてピンチの時に助けてくれる
 親友がいないという寂しいことになります。

 

 友達が集まってくる子にしてください。

 (ピンチに助けてくれる親友は、人生の財産です)

 

  一人で勉強ばかりは、社会人になって寂しい思いを
 しますよ。勉強だって、親友が頭が良ければ、そもそも
 コツを教えてくれる。
 

  部活こそ好きなことをさせてあげてください。
 ただしプロへ行きたいは、大反対してくださいね。
 例えば野球は、50代の今でも土日に河原の球場で
 やれますよ。幼馴染みと。
  一生の趣味で良いんです。

 

  学校の授業の予習復習をさせて、基本力をしっかりつければ、
 後は上乗せとして応用力を付ける。そこでどこまで
 偏差値が伸びるかで進学先が決まります。
  その応用力を付ける際に周りの親友のレベルが高ければ、
 それに釣られますから、高いところに行けます。

  私も子供もそうでしたが、周りに頭の良い親友が
 何人もいたので、問題集自体ハイレベルですが、親友たちと
 勉強会をするのでわかりやすく教えてくれるんです。
  それを続けていると、解答するコツのようなものが
 見えてくる。そうすると自分で解答することができるように
 なっていきます。 
  だから私は、偏差値50程度の普通の高校でしたが、
 全国区の有名大学へ進学できました。
  受験時期は、年末ぐらいですかね。精神的にきつかったのは。
 でもその時期はみんなきついので、みんなで電話して「乗り切ろう」と励まし合いましたよ。
  ずっと一緒に勉強してきた仲間ですから力が湧きます。


6.まとめ
 学校の授業を有効に活用する。
 子どもの友達を頭の良い子に限定する。

 (反論はあると思いますが、我が子の将来のためです)
 部活は必ずさせる。
 塾は、中学3年・高校3年ぐらいの最小限にする。
 狙う大学は、旧帝五官。できれば、地方大学の理系。
 (北海道、東北、筑波、名古屋、神戸、広島、九州)

 

 これなら、親の年収が400~500万円でも
 頑張れば行かせられます。(学費と生活費が捻出できる)

 この中で一番私が推しているのは、「名古屋大学」です。
 名古屋は言わずと知れた大都市ですが、東京・関西に比べれば、
 生活費は安いし、名古屋の周りには大企業が沢山あります。
 研究レベルも高いので、満足度が高い大学です。

 

 

 私の記事は、派手でも何でもないです。

 しかし、地味にコツコツ積み上げていけば、お子さんが、
 社会に出て満足してもらえると思います。

 

 
 親御さんも子供を思って無理に東京の2流私立大学でも
 進学させてあげたいと思うかもしれません。
  私も親ですのでその気持ちはありました。
 借金してでも行かしてやりたい。
 借金は私が定年後でも働いて返せばいい。

  しかし、妻と話し合ってその前提となる大学受験までに
 何かできないか考えたら、いろいろ案が出てきました。
  お金を掛けずに学校教育をうまく使って、良い大学へ
 進学させる。社会に出ても親友に囲まれる子にする。
  そのため、やれるだけのことはやってきました。
 どれだけ仕事が忙しくても、寝る間を惜しんで子どもの
 教科書を先取り勉強して子供に教える。
  わからなければ頭を下げてでも、一流大学卒業の親友、
 会社の先輩後輩に教えてもらう。

 

  私も妻も子供のために「頑張ったね」とお互い
 称え合っています。

 

  必死に子育てした甲斐があったと思っています。

 

 我が子のためです。

 必死になれますよね。