coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:大学受験を目指した高校生活の過ごし方

1.はじめに
 この季節がやってきましたね。
 大学受験シーズンの到来です。

 もう高校3年生の皆さんは、
 体調に気を付けて、今までしたきたことを
 出し切ってください。

 

 私は、地方の大企業で管理職を務める
 田舎者です。
 2人の子を大学へ進学させました。

 その経験から、今地方で子育て中の親御さん
 へメッセージを送りたいと思います。

 

 ネット情報では、例外が多いので真に受ける
 と大変なことになりますよ。
 例えば、「高校3年の1年で慶應
 受かりました!」とか、「偏差値40から
 早稲田に受かりました」という類です。
  1,000人に一人ぐらいのまぐれですよ。
 まぐれだから話題になるんです。

 

 それよりも確実に勉強を積み重ねていけば、
 第一志望に近づきます。

 

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日々の積み重ね

 

2.大学のレベル
 地方の会社の人事部とすれば、圧倒的に
 知名度があるのは、旧帝国大学です。
  我社にもこの大学群から多数入社して
 きます。製造メーカーのため、理系が
 ほとんどです。

  次が、早慶、明治立教法政、関関同立
 そして地元の国立大学が多数を占めます。

 

  つまり、「全国的」に知名度がある
 大学群です(田舎者でも知っている大学名)。
 (関東だけ知名度ではありませんよ)

 

 偏差値も高い受験生の上位10%
 言われるレベルです。

 


3.高校生活
 まず第1に、「友達作り」が最優先です。
 学校へ行くのが楽しいという状況を作る。
 また、部活動への参加です。
  これで、クラスメートと友達になり、
 また、部活で同級生や先輩後輩ができて、
 「仲間」が増えていきます。

 

  親御さんが注意すべきは、「クラスメート」
 です。お子さんより成績優秀でないと、
 付いていって成績を伸ばす気が起きない、
 遊び友達が増えると勉強がおろそかに
 なります。
 (友達の管理が重要です!)

 

  私もそうでしたが、幼馴染で勉強の
 ライバルがいました。高校まで同じに
 なったのである意味うっとうしかった
 のですが、毎テスト成績を比較し合う
 中でしたので刺激は常に受けていました。
 (あいつにだけは負けない!)

 幼馴染なので、親同士も当然知り
 尽くしています(笑) 
 (8:2の割合で負けてましたけどね(笑))

 

 
4.勉強
 簡単です。

 

 大学受験は、高校の範囲から原則出ます。
 つまり、指導要綱にそった「教科書」が
 全てです。

 

  ネットでは、「参考書」「予備校」など
 騒いでいますが、あくまで「商売」です
 (文部科学省の大学受験の記載を見れば
 わかりますよ。「高校の指導要綱・・・」

 

  その前提の「教科書」がすべて理解
 できずに「大学受験」はありえません。

  教科書がすべて理解できて、どこを
 聞かれても説明できる段階に無いと、
 「高校生が習得すべき基礎ができていない」
 のです。
 (大学受験のための準備ができていない。
 待ち受けるのは、「名も知らない2流・
 3流大学」やFランク大学です)

 

 ですから、親御さんが確認するのも簡単!
 公立高校なら、教科書レベルからテストが
 出るので、どの科目も「90点以上」取れて
 当たり前なのです。
 (完璧を要求するのは、「数学」ですね)

 

 教科書レベルを完璧にするだけで良いので、
 高校2年間は、部活をして過ごせます。
 (当たり前に予習復習をして、テストで
 全科目90点以上取るだけ。だから部活が
 できる。)


5.新試験対応
 今年から始まる新方式ですが、恐れるに
 足りません。

  教科書が完璧ならば、基礎はできている
 ので、後は予備校などの模擬試験で練習
 すれば、慣れていきます。

  ただの様式の変更だけです。
 指導要綱は3年間同じですから、その内容
 からしか出ないと腹をくくるしかないです。
 (教科書が完璧なら、基礎ができているので
 普通は対応できます無駄な情報に
 掻きまわされないこと。心配するだけ
 時間の無駄です。
 どうしても心配なら文部科学省に電話すれば
 いいだけです。それ以上の答えはありません。
 ムダなネット情報で混乱しないこと、
 子どもを混乱させないこと

 

 

6.試験科目
(1)国語
  まず、現代文。偏差値60以上でないと、
 そもそも高校レベルの文章が理解できて
 いません。つまり、数学・理科・社会など
 教科書が理解できないので偏差値が上がら
 ないという悪巡回に入ります。

 ですから、まず第一優先が「現代文」です。

  古文漢文は、教科書でまずは大丈夫です。

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まずは「現代文」

 

(2)数学
  他の記事にも書きましたが、これからの
 社会で必要とされているのは、「理系」です。

  文系は、要りません。

 その証拠に、上場企業へ入社できる文系学部
 は、偏差値65以上です。
 それに比べ、理系学部は偏差値55以上です。

  つまり文系の学生は余っているんです。
 理系の大学生が足りないんです。

 

  それを理解すれば、理系進学!
 つまり、「数学」です。

  我が子を数学で学年トップに導きましょう。
 最低でも、テストで常に「100点」です。
 公立高校ですから、取れます。


(3)理科
 妥当なのは、化学!
 就職先での対応分野が広く、選択する
 受験生も多いため、高校3年時の参考書や
 問題集も豊富にある。

 理系なら、第2は、「生物」
 バイオ、農業など今後に高い需要が見込
 まれる。

 化学を2年間で完璧にして、3年時に
 生物を完璧にする。

 

(4)社会
 好みによるが、私が勧めるのは「世界史」。
 グローバル社会になるので、外国人社員に
 失礼が無いように最低限のその国の知識を
 入れる。

 または、「地理」。
 この科目も、世界を俯瞰できるので、
 グローバル社会に向けて最低限の知識を
 詰め込める。

 どちらかの教科書を完璧にできれば、
 後は高3でラストスパート!

 

(5)英語
 教科書を完璧にして、毎日5分でも英語を
 ヒアリングして耳を慣らしておく。
 (社会人御用達のToeicの受験もありかも)
 (各国公立大学の個別試験用に
 「ライティング」を少しずつでも
 した方が良いかも。教科書を和訳して、
 その和訳を見ながら英訳するだけでも
 違ってくる。致命傷のスペルミスを防ぐ)

 まあ、英語の勉強法はいろんな方が
 書いているので、この程度で。。。
 (基本は、現代文と同じです。同じ
 「言語」ですから)
 (一つ書くなら、「語源辞典」
 良いですよ。知らない単語の意味も
 推測できるようになる)

 

7.まとめ
 高校生活は、とにかく「友達作り」

 受験期に共に戦う「友」を作る。
 また、友達同士で得意科目を教え合う。
 苦手科目や分野を一人で悩む時間が
 もったいない。
  成績優秀な友達に聞けばいい。
 それだけ!
 (最悪、担当の先生に聞いて必ず理解する)

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大事なのは友達

 


  人間はみんな頭の回路が少しづつ違う
 ので、他人に聞くと「なんだ、そんなことか」
 で済むことも多々ある。


  そして、毎日の勉強は「数学」。
 1年365日「数学」
  数学が得意!とクラスで言いきれれば、
 レベルの高い大学へ進学できる可能性が
 高まる。(常に100点、模試でも偏差値
 65以上ぐらい)。

  また、教科書が完璧で、どこを聞かれても
 説明できる状態なら、「各科目」偏差値
 50~55ぐらいあるので、あとは、
 高校3年時に部活動を辞めて、その時間を
 受験勉強に充てれば、普通は「各科目」
 偏差値60を超えていく。先に挙げた
 旧帝国大学の7校を目指せる。
  特に、北海道大学東北大学名古屋大学
 九州大学
  他にも、筑波大学神戸大学広島大学
 も目指せる(旧官立大学)。
 (東京大学京都大学大阪大学

 東京工業大学一橋大学は外しました。

 レベルが高すぎるので)

 

  以上から、第1志望は上記の北大から
 広島大学のどれかにして、
 第2志望を地元一の国公立。

 前提として教科書は完璧に仕上げるので、
 高校での成績は優秀者となるため、
 早慶明治立教法政、関関同立あたりの
 指定校推薦をとれればなお良し。

 こんな戦略となると思います。

 


        今日はこの辺りで・・・・。