1.はじめに
今後の社会では、「数学」が重要です。
(今までもそうでしたけど)
まあ、以前よりいろいろ書かれていますが、
企業の人事部として言えるのは、未だに
文系の就活生が多すぎるということ。
(会社独自の入社試験で、簡単な数学の
テストをして足切りする会社もある
ぐらいです。)
数学の重要性は、今更ですが、今後
さらに重要になります。
数学的考え方ができないと、いい仕事に
就けませんし、出世も難しいでしょう。
2.数学とは
数学を、「単なる計算」と考えているなら、
数学を高得点し続けた経験が無いので
しょうね。
数学は、論理的思考力を養う
ツールです。
(数字を使って論理的に説明する。
合理的な対策を打つなど経営上
重要です)
昭和時代の「勘」に頼る経営から、
マーケティングや確率などデータ分析
に基づく経営に変わって行きました。
この時代の流れにも関わらず、
未だに文系学生の方が多い。
(文系=数学を使えない、特に
私立文系の学生)
どう考えても社会の流れを
間違えています。
3.現代での数学の重要性
マーケティングや確率に基づく経営なら、
当然会議でも「数字」を使った説明が
必要になります。
その考え方の基礎が、「数学」です。
(商社でもシンクタンクでも、どこでも
今は「データ分析」と「数字を使った
論理的説明」です。)
特に私の勤める会社は製造メーカ-のため、
QC活動をしており、その中でデータ分析を
し、確率を考え、効率の良い対策を
考えます。
もう昭和時代からやってます。
そのため、理系が多いという状況です。
その結果、文系の新卒が新入社員研修で
「数学的発想」を毎日のように
求められるので、対応できないと
辞めていくということです。
(わかりやすく言えば、入社後研修期間を経て
配属されます。職場のQC活動に参加するために
まず自分の仕事の理解を含めて、データ収集や
分析をテストされます。
理系ならポイントをついて先輩や上司に
質問しテキパキと進めます。
数学ができない私立文系は、
①そもそも自分の仕事上、何のデータを
収集すればいいのかわからない。
②先輩や上司に何を質問すればいいのかも
わからない。
③不要なデータを時間をかけて集めて、
無駄に時間を使う。
④集めたデータを適切に分析できない。
⑤分析しても論理的に説明できない。
などなど、問題が多いのです。)
4.先端技術
以前の記事でき書きましたが、
日本の政府は、日本のIT化を
進めています。
すると、AIやIoTなど数学的発想を
持たないとついていけなくなります。
(いい仕事につけない)
もう始まっている「数学」社会に
ついていくためにも、
是が非でも「数学」を
我が子に身につけさせる。
小学生からでも「算数塾」「数学塾」
へ行かせて、頭の中で数学的な
「論理的思考力」を育てる必要があります。
高校生から、とか大学受験期に、とか
そんな短期に数学的思考力は育ちません。
時間をかけてできていく能力のため、
長期的視点でじっくり育てていきましょう。
もう、数学的な思考力の無い文系の就活生は
不要です。
数字を扱う学部です。)