coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:新中学3年生を持つ親御さんへ

1.はじめに
 田舎者の50代です。

 以前、妻と休みに少し遠出をして、温泉に
 行った時のことです。(スーパー銭湯
 いうんですかね?)

 屋外の大浴場に浸かっていたら、高校生
 らしき若い2人が入ってきて、
 A君「就職先決まった?」
 B君「うん。先生から一覧見してもらって
  旋盤があったから、そこにした。
  お前も決めた?」
 A君「うん。X社とY社、どちらにしようか
  悩んだけど、Y社にした。転勤嫌だし」

 お判りだと思いますが、工業高校の3年生の
 卒業生ですね。
  B君もZ社に決まっていることが、その後
 の会話で分かりました。

 私自身、田舎の大企業の管理職ですから、
 近辺の情報はお互いにやり取りして知って
 います。(小中学校時代の幼馴染とかいます
 しね)

 私の記事を読んでいただいている方は、
 わかると思いますが、X社もY社もZ社も
 三流大学では入社できませんよ。
 偏差値50台の二流大学でも難しい会社です。
 X社とZ社は、全国区、世界にも支店を持つ
 大手メーカーですから。
 Y社は、地元で有名な一流メーカーです。
 
 工業高校を成績優秀で卒業すれば、入社
 できるんですよ。勝ち組!


 なぜ、三流大学へ進学するのか?

 

 それは、私もそうでしたが、今でも
 勘違いされる普通科高校→大学進学」
 というドリームです。

 

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ゆっくり温泉へ



 

2.成績分布
 田舎の公立中学で成績が中の上程度なら、
高校の偏差値は、50~59程度。
(私がそうでした)

 行ける大学は、せいぜい偏差値50台の

二流大学か、偏差値50未満の三流大学。

以前数字で示しましたが、偏差値
50~59程度の普通科高校は、日本中で最も
大学受験者が多い層ですよ。
 そのため、大学受験する際には、偏差値50
前後になるんです。
(我が母校が田舎の公立高校ですが、大学進学者
の半分ぐらいが三流大学です。聞いたことが無い
大学名です。今50代ですが、高卒で就職した方
が、良い安定した生活を送っています勝ち組
(偏差値50台の公立高校から、偏差値60を超える
国公立大学への進学なんて、上位一握りです
からね。高校1年生の子供のテストの成績を
見ればすぐわかります。偏差値50台の公立高校
なら5科目すべてで、90点以上取れます教科書
程度の問題しか出ませんから。それすら取れ
ないのなら、そもそも勉強していないんですよ)

 だから、高校が偏差値60以上の進学校
なければ、そもそも「大学進学の見込みは無い」
と考えるべきです。
(高校の偏差値60以上→大学の偏差値55以上。
   〃   70 〃→  〃   60  )

 

3.賢い進路
 では、中学の成績が中の上レベルなら、
どういう進路が賢い選択か?

 ①工業高校へ進学して、成績を真ん中以上に
 して、部活動でレギュラーを取る。
  そして、地元の大手メーカーの就職を
 取りに行く。
 (事前に高校へ就職先を確認しておいて
 くださいね)

 ②そのまま普通科に進学させて、高卒で公務員
 試験を受け、公務員になる。

 (勝ち組! 賢いですよね) 

 

 ③商業高校へ進学させて、偏差値60以上の
 有名私立大学の「商学部」の推薦を取りに行く。
 (事前にどれだけ推薦を持っているか、商業
 高校に確認する必要がありますが)

 ④お金に余裕があればワンランク下の
 私立高校へ進学して、成績トップクラスで、
 偏差値60以上の有名大学の推薦を取りに行く。
 (私が中学校時代の親友に誘われました。
 偏差値50あるか無いかの中高一貫私立学校
 ですが、広報か営業が凄いのか、「皆さん
 ご存じの偏差値70を超える一流私立大学の
 推薦」を何名分も持っていたようです。
 他にもいくつもの有名大学の推薦を持って
 いたので、知っている方には人気の学校でした。
 その情報を親友は持っていたので、その高校
 へ進学しましたが、やはり遊んでしまい
 三流大学へ進学してしまいました。
 「強靭な精神力」が要りますよ)

 他にもいろいろ「賢い進路選択」はあると
 思います。

 

4.まとめ
 さあ、新学期がはじまります。

 田舎者は、地元の上位層から正確な情報を
 得てくださいね。
  巷の噂話では、大事な我が子の進路選択を
 間違えますよ。
  人生遠回りです。
  昭和の昔なら、「遠回り」も良いのかも
 しれませんが、今は今日明日で目まぐるしく
 世の中が変わる、「スピード時代」です。
  遠回りより、「近道」を探す時代です。

 子どものために、「正確な」情報を集めま
 しょう。
 (高校の一番の情報は、直接高校に聞くのが
 良いかもしれませんね)
 (人の話を、「鵜呑み」にしないことです。
 人の話は、昔から「話半分」と言いますから。
 また、人の話には、「尾びれ背びれが付く」
 とも言いますよね)