coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験:夏休みにやっておくべきこと

1、 はじめに

 オリンピックが始まりましたね。

 暑い夏が、来ましたね。

 コロナ対策でマスクをしているので、

 暑くて 息をするのも大変ですね。

 

 さて今回は夏休みに入ったという

ことで、家庭教師をしている子供たち

やその友達の話も織り交ぜながら、

大学受験生が過ごすべき「夏休み」

を書きたいと思います。

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夏休みは大事な基礎固め

 

 私の記事は田舎もんを対象にして

偏差値50台の高校生を対象に

書いています。

 あと5教科受験の国公立受験者を

対象にしています。

 

2、 夏休み前に終わっているであろうこと

 5教科について学校の授業の進度とは

別に、終わらせなければいけない科目

ついては、先生や先輩に教科書を借りて

終わらせてますよね。

 また基礎問題レベルは解き終わり、

共通テストの過去問も3年から5年分は

既に解き終わり、自分の弱点

わかっている段階だと思います。

 

 二つ目は、自分の志望校の赤本を

1、2年分解いている段階ですよね。

彼を知り己を知れば百戦殆からず

 孫子の兵法です。

 

志望校の分析もせずに「第一志望」は、

まず負け戦ですよ。

問題の内容やレベルをしっかりと

体感し、志望校がどのような学生を

求めているのかなどまで

調べておいてくださいね。

 まあ、面倒臭いなら、先生に聞くか

予備校の相談カウンターで聞けばいい

と思います。

 近くに大手予備校があれば、無料相談

聞いてしまえばいいと思います。

 大手予備校は情報を沢山持っているので。

 

3、 夏休みにすべきこと

 弱点を教科書等により再度確認し

ながら、弱点の補強をする。

 そして共通テスト対策をしておけば、

得点率は7割から8割に上り、偏差値は

60近くまで上がっていきます。

 

 二つ目は赤本で志望校の問題や

傾向対策を読んで必要とされる基礎力

この夏休みにしっかりつけておくことです。

 当然ですが個別試験は記述式が多いので

①文字をきれいに書く、

②文字を早く書く、

③相手がわかりやすい文章を書くなど

小学生レベルですが、もう一度

「相手の分かりやすい」文章を書くという

練習をしておいてください。

(誤字脱字は、もったいないですよ。

せっかくを分かっていて書いても、

減点されますよ。

特に英語のスペルミス!

もったいないです)

 

 答案を勉強仲間に採点してもらう

のも大事なことです。

 他人が見てわかりずらいのなら、加点

されて行かないと思っていいですから。

 

 汚い文字で読めない、書くのが遅いなど

で加点されないのはもったいないですよ。

 採点するのは他人ですから、

あなたが読めるかどうか、

分かるかどうかじゃありません。

 採点者が読みやすく、理解しやすい

文章を書かないと得点になりません。

 

4、偏差値表の読み方

 有名な河合塾の偏差値表があります。

ただあの偏差値に達しているから、

良しではないですよ。

 よく読んでください。

 例えば志望大学が偏差値60と書いて

あって、あなたの偏差値が60で

あったとしても合格率は50%にすぎない

ですからね。

 志望大学の偏差値が60であれば、

あなたの偏差値は62.5や65ないと、

安心できませんよ。

 全ての科目が60を超えていないと

危険ということです。

 あなたの得意科目(65を超えて

いるような教科)が1、2科目ないと

安全な志望校選びになってないという

ことです。

 

5、 現在の偏差値表の見方

 例えば地元一の国公立大学Aの偏差値が

60としましょう。現在では60をはるかに

超え旧帝国大学を受験し合格できる

ような偏差値67.5や70の子も、

その地元の国公立を受けにきます。

 つまり、親の経済的状況により

東大や京大はじめとする旧帝への進学を

断念する子が多数出てきているからです。

 私の地元の 国公立も 東大や京大の

受験を断念して進学してくる子が

多数いると 聞いています。

 ですからA大学を合格する

トップレベルは地元の偏差値60程度

の大学なのに、70を超えるような生徒が

ざらにいるということです。

 現在の経済環境は悪いので

受験生の皆さんも偏差値表の

数字を真に受けて受験しに行くと

見事に返り討ちにされますよ。

 

 経済状況が悪くなればなるほど

地元の国公立の偏差値が上がるので

受験時には2.5ぐらい上がってしまう

ということです。

 ですから偏差値表を余裕を持った

偏差値で見ていないと 受験に失敗し

てしまいます。

(特に東京の東大・一橋・東工大ぐらい

だと生活費が高いので地元の国公立に

するものがいたり、最近では新型コロナ

の影響で近くの旧帝に行くことも控えて

自宅から通える地元の国公立に行く

受験生が増えています。

つまり、地元の国公立に偏差値70台の

受験生が普通にいるということです。

近年私の地元の大学生(子どもの友達)

に聞いても、「普通に前列で講義を受け

ている学生は、「化け物」」と言って

いますから、進学校の成績上位者ですが

家庭の経済的事情で家から通える大学へ

進学したということです。)

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2学期のラストスパートにつなげる夏休み!



6、オープンキャンパス

 この夏休みかまたは2学期に

オープンキャンパスの予定を入れて

おきましょう。

(今年も新型コロナで職員が対応

してくれない大学も結構あるようです。

しかし大学の現場へ行くことは

大変重要です。

ぜひ子供と一緒に行ってください)

 

 大学を実際に見ずに受験するなんて

あまりにも愚かです。

 社会人になっても大学生でも、

愚痴として出てくるのが、

駅から遠いとか、坂道がキツい、

だとか、食堂まで遠いとか、

文句ばっかり。

 そんなのオープンキャンパス

見ればすぐわかること。

なぜしないのか⁉️

 

 楽しい4年間を過ごしたいのなら、

まずキャンパスを見ること。

また保護者の皆さんも大事な我が子を

4年間出すわけですから、絶対に

キャンパスの周りを見に行って

ください。

 

大学の周りの環境が気に入らない、

大学自体の施設が気に入らない。

 

なら受けなきゃいいだけの話。

至極当然の話です。

 

場所によっては家賃は安いが、

環境が悪い。家賃は高いけど

環境が良い。とか、

飲食店はあるのか、アルバイトは

見つけられるそうなのか、などなど

いろんなことが分かります。

Google Earth で 見てもただの写真で

何年前のものかも分かりませんよ。

実際に行って近くの不動産屋で

家賃を見たり不動産屋に話を

聞いたりして環境の良い場所を

見つけ出してください。

 

7、 まとめ

 とにかく夏休みは 3年の1学期までに

共通テストなど 解いて明らかになった

弱点をしっかり補強しておくという

ことです。

 共通テストを再度解き直して確実に

7、8割得点できる状態にしておいて

ください。そうじゃないと安心して

3年の2学期に志望校対策ができません。

 しかも個別試験は記述式ですので、

2学期は記述の練習をするため、

かなり負担がかかります。

疲れ方もだいぶ違うと思います。

 また不安もどんどん大きくなってくる

ので、今まで構築してきた勉強仲間と

しっかり連絡を取り合って着実に

スケジュールをこなしてくださいね。

 私の記事で書いてきた「ひとりぼっち

で勉強する」なんてありえないですから。

 分からないと思った瞬間、不安になり

勉強のスピードが落ちますよ。

 

 わからないところが出てきたら、

得意な友達にすぐ聞いて、

理解して次に進む。

 このスピード感です。

(自分が友達に聞かれたら、友達が

分かるまで徹底的に付き合うん

ですよ。GIve & Take.)

 

「自分よりレベルの低い友達は切る」

ぐらいの覚悟でやってください。

 偏差値50程度の高校の受験生です。

それぐらいの覚悟を持たないと、

偏差値60位の国公立なんて本当に受かる

のが難しいのです。

(相手も本当の友達と思っていれば、

理解してくれますし、大学へ合格してから

埋め合わせればいいんです。

 私もそうして「本当の親友は誰か」

理解できましたから)

(偏差値50台の高校ですから、

三流大学へ行く生徒がほとんどです。

ということは夏休みは遊びたいので、

普通に遊びに行こうと連絡してくる

馬鹿もいます。そういうやつには、

「もう二度と電話してくるな❗」と

言って電話を切るぐらいの覚悟を

持たないと 偏差値60を超えるような

国公立の合格は なかなか難しいですよ)

 

  残りの高校生活、後悔のないように

頑張ってください。