coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:理数系に強い子に(令和4年度予算から)

1、はじめに

 新年が始まり、成人式も行われ、来週末は「共通テスト」と慌ただしいですね。

 オミクロンの蔓延が始まり、不安なスタートでもあります。

 

 そんな中、令和4年度予算が年末に発表されましたので、少し書きたいと思います。

 

 内容は、「国の政策に沿った子育てをして、就職を優位に進める」です。

 

2、令和4年度予算の概要 

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令和4年度予算 概要

 令和3年度補正予算と⼀体として、 新型コロナ対策に万全を期しつつ、 「成⻑と分配の好循環」による「新しい資本主義」の実現を図る。

 「科学技術⽴国」の観点から、過去最⾼の科学技術振興費(13,788億円)を確保し、デジタル、グリーン、 量⼦、AI、宇宙、次世代半導体等の研究開発推進する。

 地⽅向け交付⾦(1,660 億円(3年度 補正含む))により、⾃治体の創意によるデジタル技術の 実装等を幅広く⽀援する。

 看護の処遇改善、介護・障害福祉、保育等の処遇改善を推進する。

 ⼩学校⾼学年の理科・算数等の教科における「教科担任制」の推進する。

 光ファイバ、5G 基地局など地⽅のデジタル基盤を整備する。

など出ていますね。

ネットで「令和4年度予算」財務省を調べてみましょう。

ライターが書いた記事は、一部だけですから、原稿を読みましょう。

(上記も私の抜粋です。もっとたくさん書いてあります)

 

3、令和4年度予算(文部科学省

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文部科学省(抜粋)

 子育てに大いにかかわる「文部科学省」の予算概要です。

 理数科目の担任制が始まり、数学や理科が重視されていきます。

 これは、国の戦略である「デジタル、グリーン、 量⼦、AI、宇宙、次世代半導体等の研究開発」を推進する人材を確保するためです。

 

 今後必要とされるのは、「理系人材」

 もう文系は不要です! 何十年も前からそうですけどね。(だから、私が以前から書いている通り、外国語や国際学部など行っても仕方ないのです)

 

 そのため、「数学や物理・化学が苦手」は、ありえません。

 子供にそんなことを言わせないように子育てしましょう。

日本語教育:ビジネスレベル 例 朝、日刊紙を読んで政治面経済面社会面金融面など親に要点を説明できるレベル。 このレベルにしていくことを前提に

数学 〉化学〉物理〉〉〉〉英語〉〉〉地歴·古文漢文)

 

 理数は、まるで毎日歯磨きするように、「やって当たり前」の雰囲気を家庭内に作ることです。そのためにも、親自身が動画サイトや子どもの教科書を先読みして、勉強することです。

 子は親を見ていますよ。(とーちゃん、かーちゃん、出来ないじゃん。)と子どもが思ったら、親の言葉に説得力無いですからね。せめて子どもの教科書を読んで、内容ぐらいは把握しておきましょう。そうしないと、「今日、数学で何習った?」と聞いても適当にはぐらかされますよ。

 

4、予測される未来と就職

 国の戦略である「デジタル、グリーン、 量⼦、AI、宇宙、次世代半導体等の研究開発」を推進するために、企業もこの点に力を入れていきます

 そうすると、就職先はこの分野が増えていくということです。

 それなのに、文系卒では、募集人員が少なく、今のように激戦でなかなか「内定」が取れませんよ。正しく、東大京大早稲田慶應あたりの文系ぐらいでないと、安心して就職活動が出来ないということです。

 

 また、大学についても差別化が始まります

(私が以前から書いている三流大学を卒業しても「大卒」として扱われるのは、おかしいということ。 研究内容が全然違う! 三流大学では、超進学高校の国語算数理化社会レベルもないのに、卒業して「学士」をもらっている。)

 

文部科学省世界最高水準の教育・研究を目指す指定国立大学として、以下の10校を指定している(2021年11月時点)

申請順に、東北大学東京大学京都大学東京工業大学名古屋大学大阪大学一橋大学筑波大学東京医科歯科大学九州大学

北海道大学が無い。。。)

この点からも、国から研究費がたくさん割り振られるので、上記の10校を目指して、理系受験生として育てていきましょう。

 

5、まとめ

もう一度言います。国は文系学生を必要としていません

国が文系学生を必要としていない以上、企業も文系学生を必要としません

 

私たちのバブル時代は、文系でもそこそこの企業へ就職できましたが、もう子供たちの就職状況を見ていても、必要とされているのは「理系学生」です。

 

理数系が得意なら、まず「三流大学からブラック企業」という路線は回避できます。

 

何が何でも、数学・化学・物理は、クラスでトップ。定期テストは常に100点の子に育てましょう(公立中学や公立高校なら、テストも教科書レベルなので、普通に100点は取れて最低でも90点以上は取れますよ)。(最悪、理数塾にでも押し込んで、毎日理数を勉強する環境にしてしまいましょう)

 

以前にも書きましたが、優良企業へ就職するには、文系なら国公立で偏差値60以上、私立なら65以上の大学で成績が優秀である必要があります。

しかし、理系なら国公立でも私立でも偏差値55ぐらいなら就職できます

それぐらい、企業は理系学生を欲しがっているのです。

 

親御さんがもっと社会を見渡して、どのように育てていけば我が子は苦労しないか見極めましょう。

(もちろん、理系科目が飛び出るまでに得意になれば、「医学部医学科」で、将来は「医者」ですね。国公立の医学部は、文系と同じ学費なので6年通っても400万円もかかりません。私立の医学部は、2000万円以上かかりますけどね。)

 

   令和4年度予算を見てもやはり理系重視を確信しました

 

(追記)

以下の2点について、追加しておきたいと思います

①英語、英語と未だに言っている親がいます。子供に何をさせたいんですかね。

②子供も国際なんちゃらとかグローバルなんちゃらへ行きたいって言うみたいですが何をしたいんですかね。


①の外国語、英語、英語について言えば、そもそも一流企業や大企業は英会話教室と業務提携していたり、社内に英会話教室を持ってます。 外国語学部に行かなくても、会社がちゃんとお金を出して教えます。だから 外国語学部へ行く必要はありません。

それよりも、工学部です。

文系の英文科を出てもメーカーの科学技術を翻訳できないですよ。工学部でちゃんと実験などをして、その理論がわかっているからそれを翻訳できるんです。そうじゃないと取引先に英語で技術を説明できないですよ。

(商社やコンサルティング会社、旅行会社などに 就職するなら 意味あるかもしれないですね。しかし、 一流企業や大企業なら社内に英会話教室ぐらい持ってると思いますが。それよりも文系なら経済学部の方がマーケティング論など学ぶので需要があると思います。)

 

②の国際なんちゃらやグローバルなんちゃらも何がしたいのかよく分からないです。

そんなに海外へ行きたいならば、大企業や一流企業へ就職すれば、海外に支店や提携先を持っています。うちの会社ならアメリカやヨーロッパ、東南アジアに持っています。入社後3年ぐらいみっちりと会社のことを勉強し、理解出来たら異動届を出せば飛ばしてもらえますよ。異動前に会社が全額負担でドイツ語だろうがフランス語だろうが、配偶者も含めて教育します。

しかも、学費もかかりませんし、飛行機代も宿泊代も会社持ち。だから、海外留学を目的とした国際なんちゃらやグローバルなんちゃらへ行っても意味ないですからね。(たかだか1年程度の留学で、ビジネスで使える外国語を習得できるのですか? せいぜい日常会話と外国語の文献が少しは読める程度で帰ることになりますよ。)

 大企業やグローバル企業は、会社のお金でそんなことをしてくれます。

 何がしたいのか目的もわからずに、子供に行かせるのは意味ないですよ。時間とお金の無駄。子供は、少子化で受験者が減ってきた私立大学の宣伝に飲まれているだけ、またはネット上の流行りに乗っかっているだけですよ。

(決定的な話をすれば、以前2次面接で部署の責任者であるアメリカ人にお願いして、就活生で日本で超有名な英文科の就活生を面接させたことがあります。面接官が英語で 弊社のホームページにも出ている企業研究で知っておくべき技術の話を質問したら、全く答えられない。 質問事項も理解できず 首をかしげるだけ 。それはもう終了ですね。「不合格」。

 他方で工学部を出た就活生は、なんとか 技術を 知ってる英単語 を使って説明しようとしました。当然大学で 薬品の英語名や素材の英語名 など使っているので 単語は知っていますし、有名大学を出ているので最低限の文法を使ってなんとか話をしようとしました。会社としては工学部の就活生を採用しました。)