coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験:共通テストの平均点を見て(高1対象)

1、 はじめに

 大学入試センターで、共通テストの平均点中間二回目が出ましたね。ほぼ確定だと思います。内容を見てみると、例年に比べ数字と化学の平均点が大幅に落ちているとのことですね。受験生の皆さんは、2次試験の戦略を練り直す方も多いと思います。

 

 私の記事は、田舎者が書く記事です。高校の偏差値が50から59程度の方を対象に書いています。田舎ですので、国公立大学の受験生が対象です。

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今年の共通テストの平均点



 

2、 平均点から見えること

 予備校、塾、家庭教師などの分析を見てみると総じて次のような感じです。

 今回の共通テストで 平均点が落ちた原因は、教科書レベルの基礎問題は取れているが、その上の応用問題が解けない層が得点できずに、平均点が落ちたというような内容です。

 例えば今までは教科書やそれに基づく 問題集などを解いていれば、そこそこの点数は取れてましたが、数学や化学については共通テストであっても 本格的な問題集を一冊は解いておく必要があるということですね。

 例えば、数学ならば黄チャートや 基礎問題精講ですかね。

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数学は得意科目に:偏差値60以上



 

3、もう少し詳しく書くと

 共通テスト受験前の偏差値が50未満の人たちと、60以上の人達は大して影響はなかったということ。つまり、大学受験偏差値が50から59の人たちが得点を下げたということで、平均点が下がったということです。

 偏差値50前後の人は、応用力がまだ付いていませんが、基礎力はあるから共通テストでも基礎問題が解けていたので個人の点数にあまり変化がなかった

 また偏差値60以上の上位層は、応用力もついており更に発展問題も解ける実力を持っている偏差値60以上の人たちなので、少し難しい問題でも解けた。つまり、成績上位者も対して得点に変化はなかった。

 問題は基礎力は付いているが応用問題が解けたり解けなかったりする微妙な実力の人達です。その人たちが少し難しい問題が出たため解けずに得点を落としたということです。

 

4、高1の戦略

 数学は教科書程度でいいので、もう基礎は終わらせましょう。今からなら数学2 B もゴールデンウィークまでに教科書は終わらせましょう。そして、夏休みが終わるまでに薄い基礎問題集でいいので 、一冊ずつ終わらせましょう。

 そうすれば2年の2学期から黄チャートなり基礎問題精講なり取り組めるはずです。

 化学は多くの公立高校が1年次に行うでしょうから、教科書は完全に理解した上で、リードLightなど一冊終わらせておきましょう。

 

 高校2年生の皆さんは、2次試験の科目では無くても、もう1ランク上の問題集を薄いものでも終わらせましょう。

 

5、 まとめ  

 高校一年生の皆さん、高校3年時は国公立大学の2次試験対策と弱点補強に一年使いますからね。

 基礎固めと共通テスト対策は、高校2年の3月までに終わらせましょう。

 

 某サイトでは私立大学の選別が行われています。私たちのような大企業の人事部でもかなり納得できる選別です。F ラン大学は 500校ぐらい出てましたよ。 

 つまり、 日本に大学は780校ぐらいあると言われていますが 、 国公立と私立を合わせても 上位100校ぐらいしか、まともな大学はないということです。(偏差値表による分類ではないです。社会人がこの大学の卒業生は、会社の採用担当から見て採用する価値があると判断したものです。お間違いなく。 偏差値表は毎年変わりますが、社会人の評価はそう簡単に変わりません。その大学の卒業生が、企業に就職して活躍したということ。それが、旧帝大学卒業生や早慶卒業生と言うように何十年にもわたりその大学の卒業生が入社してきて結果を出してきたから、ちょっとやそっとでは社会人・人事部のその大学に対する評価が変わらないのです。偏差値は大して気にしていませんよ)(ネットの偏差値だけの評価に惑わされないようにしてくださいね。例えば、法政大学や関西大学を下位大学のように表現するコメントがあるようですが、780校あれば採用担当の評価はトップレベルですからね。 これらの大学に、一般受験では普通入れません)

(上記の約100校も各都道府県のナンバーワン大学ぐらいしか大学と認められないと思っておいた方がいいですよ。まず東京には たくさんの大学があります。東大、一橋、東工大、早稲田、慶應上智、東京理科そしてジーマーチ。これだけでも13校。次に関西エリア、大阪京都兵庫には、京阪神(京大、阪大、神戸大)と関関同立そして新しく合併でできた大阪公立大学があります。これだけで8校。さらに私立の医学部もあります。13+8+「43」+私立医学部他。私のような田舎に住んでる人は県内のトップの国公立へ行かないと、他の都道府県の 大卒社会人の 方に、大卒とは認識されず「高卒で専門学校程度」としか思われませんよ)

( そういえば一時期話題になりましたね 「国際信州学院大学」。ネット上にある架空の大学。田舎の2流3流私立大学へ行っても、この程度にしか認識されませんよ。他県民は知らないですから。スマホで大学名をその場で検索されるということは、認識されていません)

 

  田舎にまともな私立大学はないので 国公立大学だけ考えましょう。

 ということは、当たり前すぎますが、毎日授業を予習復習し、授業中に完全理解に努めましょう。それが高校3年時にあなたを楽にします。

 高校3年は、高校に通いながら受験勉強もしなければならないので、上記のスケジュールでもきついですよ(二次対策と弱点補強)。高校3年次に基礎固めをしている時間などありません。




(オマケ)

 私の身の回りで、田舎の私立大学でもなるほどと思ったのは「看護学部」です。看護学部 で勉強して国家試験に合格し、看護師になれば将来安定します(三流大学の看護師国家試験合格率はどれぐらいなのかは知りませんが)。看護師さんは引っ張りだこですからね。

 大病院の婦長さんまで上り詰めれば、年収1千万円を超えると聞きました。

 三流大学でもいいので行きたいのなら、看護学部一択ですね。

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看護師