coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談:中華料理と本場中国の料理

1、はじめに

 皆さん食べるのは好きですか!?

 

 私も在宅が増えて食べるものが増え、ウエスト周りも増えてきました(笑)。

 そんな中、世界三大料理「中華料理」「フランス料理」「トルコ料理」の中から、「中華料理」について、今日は書きたいと思います。

 

話の内容としては、例えば 海外にある日本料理店

アメリカの日本料理店は、オーナーや料理人が韓国の方であることが多いと聞きました。

 

また、都会で見かけるインドカレー。ネパール人の経営者が、結構いるようです。

 インド料理とネパール料理は似ているが、店名に使うのは「ネパール」より、「インド」の方が日本では有名なため。

 

 では日本でも見かける「中華料理店」という看板と、広東料理店」北京料理店」という看板の違いについて、従業員である中国人に聞いてみましたので、彼の個人的見解をふまえて書きます。

 

 この記事は、田舎者が書いています。

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街でよく見かける「中華料理」の看板



 

 

2、中料理店

 店名にある「中料理店」の多くは、台湾料理。 しかし台湾料理も元を正せば中料理ですよね。

 しかし最近では、以下にでてくる本場の中国料理店が、店名に「台湾料理」と入れて出しているところもあるみたいです。日本人に対しては親日の台湾と名乗った方がいいという在日中国人の方の判断のようです。

 

3、本場中国の料理

 北京料理上海料理四川料理広東料理が、代表格です。

 そのため、中国人が出している料理店は、北京料理」とか「四川料理」など地域名が入っているそうです。

 (本場の中国人のオーナーや料理人からしてみれば、上記の四つの代表料理だけでも食材を準備して調理をするのは大変だそうで、地域を絞って得意料理を作って出すそうです。私が他の地域で見かけた珍しい店名は、「重慶料理」と書いてありました。刀削麺?が おすすめ料理と書いてありました。あれ、火鍋や回鍋肉は?何かが違う)

 

 日本の何倍もある広大な土地と、日本の10倍以上の人がいます。また歴史も 2000年とも3000年とも言われて、沿岸部·山間部·北部·南部など地域に分かれて料理が発生していきますよね。

 小さな国の日本でさえ、たくさんの郷土料理がありますから。

 広大な中国。ただ単に「中国料理」じゃ収まりきらないですよね。

 

4、代表的な中国料理

 北京料理は、中国北部で寒いエリアなので味が濃いものが多い。また、モンゴルにも近いので、豚や羊の肉料理も多い。

 北京料理で馴染みがあるのが、餃子北京ダック

 

 上海料理は、日本の風土が上海の気候などに 似ていることから、日本人の口に合いやすい 料理。あっさりした味付けのものが多い。

 上海料理の例として、豚の角煮上海蟹

 

 四川料理は、「辛い」。唐辛子や山椒の効いた料理が頭に浮かびますね。

 日本人に馴染みのある料理は、麻婆豆腐棒々鶏

 

 広東料理は、「食は広州にあり」と言われるほど多種多様な食材が集まる場所で、料理も豊富。香港に近いので流行りの料理も多い。

 代表例が、飲茶酢豚海鮮チャーハン

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ターンテーブルは日本発祥



 

5、私の地域にある四川料理

 私の住む田舎にも在日中国人の方が増えてきたようです。その甲斐もあって10年以上前に本場四川料理が 主要駅に出来ました。

 しかし、日本人はあまり知りませんでした。オーナーである中国人の料理人が対象としているのは在日中国人だからです。そのオープン情報を先の従業員である中国人に聞いて、早速妻と行った時の話です。(在日中国人を相手にしたお店なので、一歩店に入れば全て中国語です。メニューも全て中国語です。それでも文字は漢字に似ているので、なんとなくわかりますよね。漢字はそもそも中国から来ているので)

 麻婆豆腐や担々麺など 食べましたが、近所の町中華で食べるものと全く別物という感覚でした。調味料が違う。また、八角が入っていたようです。

 帰り道、お腹の調子が悪くなり、家に帰るとトイレに駆け込みました。次の日までお腹が下っていました。

 先の従業員の中国人に聞くと、日本人に合わせた調味料は使っておらず、中国から仕入れている調味料とのこと。食材も可能な限り中国のものを使っていると。

 日本にある中国料理店は日本人の口に合うように、調味料や食材を使っている。しかし、あの店は中国人を対象にした料理店。だから、中国の調味料と可能な限り中国産の食材を使っている。そのため、日本人の体には合わないかも、と言ってました。

 また、「日本で中国料理を食べると太る人がいるみたいだけど、中国の町の映像を見れば分かるように、中国料理を食べているのに太っている人は少ない。それは調味料が違うから。代表的なのが「ラード」。日本のラードと中国のラードは違う。つまり、「油が違う」と言ってました。

 だから、本場中国で食事をしても、太る人は少ないとのことです。

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火力が勝負の中国料理

火力が勝負の中国料理。だから、家庭ではなかなか美味しい中国料理は作れないですよね。キッチンを見たことがありますが、家庭用のガスコンロとは程遠い、「ガスバーナー」が上向きに6本以上向いていて、最大火力で調理するので、火柱は頭の上まで行きます。それを中華鍋で抑えて料理するので、数十秒・1分ほどで料理が終わります

 

6、まとめ

世界三大料理の一つ、「中華料理」

長い歴史があり、且つ地域によって特徴がある料理。そういう視点で中国料理を食べに行った時に、これはどの地方の料理かなと、思いながら食べるのも「中華料理」の一つの楽しみですね。

(昔から言われていますが、天津飯は本場の中国にありません。現在ではメイドインジャパンの「日本中華」として天津飯はあるようです。焼き餃子も日本中華のようです。)

 

 皆さんも是非○○料理と国名が入っていた場合、オーナーや料理人がどの国の人か聞いてみるのも、飲食店に行く一つの楽しみかもしれませんね。そして、調味料や食材は日本のものか、輸入しているのかも聞いてみる価値はあるかもしれませんね。

 

 本場の料理なのか、それとも他国の人が作っているのか。

 食べる楽しみの一つとして追加してみてください。

 

(皆さんの地域でも日本人が知らない本場の料理店が ひっそりとあるかもしれません。その国の人だけしか食べに行かないお店です。某グルメサイトには出てなく、その国の人たちのコミュニティだけで成り立っている飲食店です。私が上記に書いた中国料理店も グルメサイトにはありません。Facebookなどで地元の中国の人たちが、中国語でやり取りしている飲食店です。だから、中国語がわからない、中国語で検索できない日本人は近所に店がありながら知らないのです。)

 

  この春、ウエスト周りがやばいので、スーツを何着か購入しました(笑) 娘にバレたら妻以上に怒られそうです。