1、はじめに
保育園の園児たちが、公園で先生とともに遊んでいた。
マスクをしていない。
中学生の子たちが、他校と対戦なのか休日に集団で学校に向かっていた。
マスクをしていない。
そうか、外ではもうマスクをしなくていいという指導をしているのか?
おじさんたちは、会社でも通勤でもマスクして、汗だくです(笑)
(人事部の女性陣は、今更化粧なんてできない。でも暑い。と愚痴っています)
今回は、50代の田舎者が見てきた「子供の夢と勉強の両立の重要性」について、現実を交えて書いてみたいと思います。
この記事は、田舎者が書いていますので都会の方には合わないと思います。
2、サッカー選手・野球選手
男の子が一度は夢見るプロスポーツ選手。
テレビや動画サイトでも、カッコいい姿が見れますね。
しかし、プロとして食べていけるのは「ほんの一部」。
東大や京大に入るより、難しい世界だということを「親」が説明しきれない。
また、間違った親は勉強をそっちのけでスポーツだけさせている。
最低限、小学校や中学校の教科書だけでも、友達に授業ができるくらいは理解していないと、社会に出て困る。「ほんの一部」しか、プロとして食べていけないので、ほとんどの選手は、生活苦。
この事実を踏まえれば、最低限の勉強(教科書程度は完璧)はしていないと、進路変更が出来なくなる。
私の場合は、そもそも「好き」で野球をしていました。
プロ野球選手も子供のころは憧れましたが、そもそも休日に河原に行けば「草野球」をしている、おじさんたちがいる。そう、プロにならなくても休みの日に「好きな野球」をすればいい。それだけ。
東大・京大に入るより、難しいプロスポーツ選手は、勉強しつつ才能が開花した時点で「プロ」を考えればいいだけ。県NO.1の野球の名門校に行っても、レギュラーになれない、甲子園に行ってもベンチ、甲子園で活躍してもドラフトにかからない、ドラフトにかかってプロ契約しても3年経たずに解雇。また、それまでに、腰を痛めたり、ひじを痛めたりして引退。
体格に恵まれ、ケガに強く、運動神経もよく、チャンスをものにできる「強運」まで持っていないと「プロ」で食べていくのは無理でしょう。
それなら、「趣味」ですればいい。
休日には、体育館でバレーボールやバスケットボール、運動場ではサッカー、ラグビーなどいろんなアマチュアスポーツをしている人がいるということを、子供を運動公園に連れていき教えてあげましょう。
私の子どもたちも、その前提でスポーツを楽しんでいます。
3.パティシエなど料理人
テレビや動画サイトでも出てくる「パティシエ」(料理人)。
女性を虜にする美味しいお菓子を作りますね。
しかし、勉強もせず行くところが無く「製菓専門学校」へ進学して、ケーキ屋などに就職しても長時間労働、低賃金ですよ。
私の記事で書いたように、そもそも一流大学や偏差値60を超える国公立の有名大学の「経済学部」や経営学部へ進学して、在学中にお菓子作りを学ぶか、卒業後お菓子メーカーに就職して店舗経営を学ぶか、一流大学を卒業後製菓専門学校へ入学するかした方が、将来性がありますよ。
食べたいお菓子を、従業員のパティシエに作らせればいいだけです。
自分はそのお菓子をどう売るか、に専念した方が稼げます。
従業員のパティシエは、社長のいうお菓子を作るだけですからね。
「自分で作りたいのなら、店出せば」と言われるだけです。
自分で店を出すときに、どれだけ周りに経営をサポートしてくれる「エリート」がいるんですか?
全てお金を出して契約するんですか?低賃金で貯金がそんなに出来るのですか?
パートを集めてくれる広告会社、店舗経営を見守ってくれる税理士・弁護士、出店場所を一緒に考えてくれる不動産屋、機能性がある厨房機器を見繕ってくれる店舗デザインができる建築士、仕入れを考えてくれる物流会社などなど多くの一流の仲間=幼馴染や親友がそばにいないと、この前に貯金が無くなり多額の借金を銀行などにすることになりますよ。
金融機関にエリートな親友がいないと融資が通らないなど問題も起きます。
まずは、一流・有名大学へ行ってエリートな仲間を作ることが先です。
私の幼馴染の女の子は、有名大学へ進学して、結婚。子育てが終わったので、自宅の一部を改築して小さな喫茶店をはじめました。
料理教室で20年ぐらい趣味のお菓子つくりを続けて腕を上げて来ました。
有名大学へ進学しているので、同窓会でその話をしただけで、行政書士が営業許可の話し、食品卸の社長が材料を配送してあげる、税理士が安く顧問契約してくれる、不動産会社の社長が良い店舗安く仕入れてあげる、などなど協力体制がすぐにできたようです。
「まずは自宅から」ということで、建築士である店舗デザイナーが友達価格でやってくれたようです。交友関係があるから、彼女の予算を下回る出費で開業でき、テレビ局や新聞社にも大学の友達がいるから、安い価格帯で宣伝させてくれたりと、「学友の力」を見せつけてくれました。
(うちの奥さんも、飲食業の経営者になりましたが、こんな感じであれよあれよと友達がやってくれます。友達でなければ、しっかりお金を取られますよね。奥さんも申し訳ないので「請求書送って」とは言いますが、わずかながらの金額しか書いて無いそうです。これがエリートな「学友の力」!。みんな稼いでるみたいですね)
間違った専門学校などの宣伝に惑わされずに、子供に後々苦労しない進路を選択させましょう。
4.役者・俳優・タレント
華やかな世界。
ハリウッド俳優など高額納税者ですよね。
映画1本、数十億円の出演料?!
でも、私の記事で以前書いた通り、高校の同級生は未だにアルバイト生活です。
もう、50代です。
60代で未だにエキストラもいると聞いています。
それが現実です。
就職もしていないので、転職できない。
普通の社会人の生活ができない。
それなら、有名な早稲田大学の演劇部で演劇して、芽が出なければ一流企業へ就職するという道もあったと思う。
なぜ若くしてその道だけに絞るのか?
他の選択肢をなぜ用意しておかないのか?
余りにも、なれる確率が悪い職業に絞りすぎだと思う。
その確立を狙うなら、教科書位マスターしておいて、さらに勉強して早稲田大学を受験した方が受かると思う。
5.まとめ
まずは、学校の勉強!
普通に学校に通っているのだから、授業を聞いて教科書だけでもマスターする。
最低ラインをキープしないから、進路変更が困難になる。
最低ラインを維持すれば医者も夢ではなくなる。高校から5年6年かけて医学部合格を狙えばいい。
別に、「勉強だけしろ」ということではない。
部活もすれば良いし、習い事もすればいい。
ただ、学校の教科書だけは、完全にマスターする。
(私のように)最後の砦になる、「一流企業・大企業」への就職が可能となる。
教科書さえ完全にマスターしていれば大学受験の偏差値が5科目それぞれ50はあるはずなので、高校3年からでも1浪で(2年計画)何とか有名大学へ合格することが可能となる。
勉強さえしていれば、最後の砦にたどり着ける。
「自ら、その道さえ絶つ必要は無い」と思います。
暑い! 社内もクーラーの設定が高いので汗ばんでくる。
工場の屋根に大量のソーラーパネルを置いてるのに。。。。。