1、はじめに
この夏休み。
幼稚園・保育園、小学生の子供が読書もしないし勉強もしない。テレビを見てゴロゴロして、ゲームをしてゴロゴロ。友達と遊びに行って帰ってこなくなる。
親なのでイライラすることは、この夏休みにたくさんありましたよね。
このような日々のダラダラ感を解決する策を、一つ 提案したいと思います。
それは、「子供に夢を持たせて、その目標に向かって日々のスケジュールまで落とし込んでいますか?」そして、「子どもと共に、できたできないの進捗チェックをしていますか?」というものです。
この記事は田舎者が書いています。私は50代で大学生の子供が2人います。
2、子供に勝手に考えさせない
幼稚園•保育園、小学校の子なら、テレビで見ているヒーロー•ヒロイン、アイドルなど思いついたものを口にすると思います。
しかし、この頃が親としてのチャンスで「子供に夢を持たせる」良い機会です。つまり、病院へ行ったらしつこいほど「医者」を意識させる。
あるいは、友達のお父さんが「社長」であれば、その職場を見せてもらい、「社長」としつこく言って意識させる。
つまり、子供を洗脳するチャンスです。
子供に勝手に考えさせない、ということです。
社会を知った大人である「親」が、上手に子どもを「誘導」するのです。
それでも、中学•高校で子供が 自分で夢を持ってしまったら、それを応援するしかないのですが、そこまで「覚悟」をもって決める子の方が少ないと思います。
まあ、一般的には今の苦しさから逃げるために、適当な職業を口にするレベルです。
3、夢は3つが基本
幼稚園•保育園、小学校の子なら、医者、社長 など将来「年収が高いものから」子供に意識させましょう。
そして、3つ目は、「大企業へ就職」か「公務員」。
必ず最後の抑えに置いておきましょう。
(第1の夢、野球選手
第2の夢、スポーツインストラクター
第3の夢、スポーツメーカー(ミズノ、ナイキなど)
ということは、第3の夢のために、日々の「勉強」は、欠かせないという仕組みです)
夢は、プロスポーツ選手、タレント、俳優•女優、アイドルでも構いませんが、それになるためにオーディションを受けさせたり、事務所に所属したりと、する必要はありません。
たとえ、どこかで挫折したとしても、趣味でスポーツはできます。また、大学へ行けばサークルや部活で映画研究会•映像研究会•演劇部などあり、タレント活動に似たことができます。社会人になっても、大企業であればそういうサークルや同好会がある会社もあります。 俳優として映画に出られなかったからと言って、挫折する必要は全くないんです。
スマホやカメラで動画を撮影して、YouTube にアップし、知り合いにリンクを渡して見てもらうということもできます。内容が良い作品であれば、芸能界の人の目に止まり、スカウトされるということも起こっています。
(今の時代、わざわざ大金を払って、芸能人養成所などに入れる必要などありません。才能があれば動画サイトにアップしているだけで、芸能関係者の目にとまりスカウトされます。スカウトされないこと自体、芸能の世界でいう「華」が無いのです。どれだけ可愛くても、カッコよくても、売れない人は売れませんよね。何か「光るもの」があるのです。その「光るもの」があれば、今の時代ネットで発信していれば、どこにいてもスカウトされますから)
しかし、それはあくまで「趣味」の領域になるので、本業としてやる仕事が「高給取り」のものでなければいけません。
ということは、私がいつも書いている通り、公立の小・中学校の勉強は常にトップレベルで、小・中学生なら100点を取りに行く。教科書を完全に理解して、どこを聞かれても説明できるレベルにあることが必要です。
4、スケジュール管理
10年先(長期計画)
3年先(中期計画)
1年先(短期•今年の計画)
毎月、毎週、毎日と 目標達成のために落とし込んでいきます。
そして、出来れば誉める❗
出来なければ、子供と一緒に考えて、毎日の目標を変更する。
毎週、毎月の目標も見直す。
そして、中期•長期計画も見直していく。
おそらく目標は達成できなくなるので、どうするのか子供にまた考えさせる。
できなくても、怒ったり叱ったりする必要はありません。つまり、子供に「考える力」をつけさせるつもりで取り組みましょう。「目標を達成させる力」、「社会を生き抜く力」をつけさせる、と思って我慢強く頑張りましょう。
5、夢を持たせて、日々の生活に目的を持たせる
小学生の子供は、楽しければそれでいいというのが一般的ですよね。私も小学生時代はよく遊んでいた記憶があります。
しかし、生まれてすぐに「競争」は始まっています。
目的をもって日々生活している子は、それだけ積み上げがあるので、社会に出た時にアドバンテージがたくさんあります。
何も考えずに過ごしていれば、積み上げたものがないので、社会に出てた時にアドバンテージがありません。つまり、社会人としての出発点は底辺ということです。
夢に向かって、日々の生活に目的を持って行動していれば、社会に出るときには大きなアドバンテージを持っている。
そのアドバンテージをどう使うかで、社会人生活を豊かにするかどうかが別れます。
子供も振り返れば、充実した毎日を送っていたと思ってくれるはずです。
6、まとめ
子供の夢は医者であっても、日々日々 勉強することで 能力は高まっていきます。つまり、アドバンテージができます。
そのため、高校へ進学し大学受験に挑む時、医学部は無理でも国公立理系の受験に合格できるレベルまで上がっています。そうすれば、就職にかなり有利になるということです。
農家の子でも漁師の子でも、「医者を目指す」ことによって学力を高いところへ持って行けます。ということは、農家であってもただ野菜を作るだけではなく、それを加工して販売するかあるいは飲食店を併設して、どのように調理するかなど、いろんなことができる子になります。漁師であっても捕った魚で売れないものをどう加工して売るか考えることができます。
つまり、一流の国公立の農学部へ行けば、いろんなことができる子になります。また、一流大学の経営学部でもいいかもしれません。
農業•漁業は親がしているので、5年でも10年でも修行をつけてもらえばいいだけの話です。
また、親子ならば、本業にまつわる新事業を話しても理解してもらいやすいと思います。副業を本業に移していけるような、ビジネスの展開も考えられるはずですから、他人間でやるよりよっぽど上手くいくと思います。(新事業が軌道に乗ったら、親から子へ事業を承継する)
高い夢を持たせることが、子供の能力を引き上げるのに良いと言われています。
本人が立てた目標とスケジュールだから、本人もやる気が出る(親の誘導がかなり入っていますが(笑))
目標を持たせることで、日々ダラダラとした生活から抜け出せる。
一つの解決策として、ご検討ください。
野菜の収穫までを親がして、売れない半端物などを子供の会社で買って加工し、カット野菜・缶詰・粉末などにしてネットで販売するなど、いくらでも新事業は考えられます。それを全て企画から業者に依頼すれば巨額な投資額になります。しかし、子どもが一流大学の農学部や経営学部へ進学して知識を付け試作品を作ったりネット販売が出来たりすれば、その分投資額が少なく済みますよ。