coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談:最近のIT化とおじさん世代

1.はじめに
 皆さん、お元気ですか?
 もう年の瀬。12月ですね。

 さて今回は、私がある飲食店で昼食を取った時の出来事をもとに、「IT化」について書いてみたいと思います。

 私は、田舎者の50代です。

加速する「IT化」


2.とある出来事
 ある日、出張で部下と出かけたときに、昼食を国道沿いの某飲食チェーン店で取りました。

 入り口から入ると、すぐに食券機があり、タッチパネルで操作して注文するスタイルです。
 最近よく見かけますよね。

 私たちが食券を買って席で待っていると、店内に響き渡るボタンの音。
 そう70代と思われるおじいちゃんが、ボタン操作が出来ずに、押したり消したりしているようでした。

 しかし、フロアーには店員がいません。食券を買ってそのデータが厨房に行き、出来たら取りに行くスタイル。

 そのため、そのおじいちゃんは食券を買えなければ、注文したことにならない

 とうとう厨房に来て、「これどうすればいいのか?」と半ギレの状態で聞いていました。

 当然、厨房には最低人数しかいないので、会話で「こうしてください」とはいうものの、おじいちゃんはできない。
 むなしいボタン音だけが店内に鳴り響いていました。

 とうとうおじいちゃんは切れ気味に「ここで教えてくれ!」と大声を上げました。

 飽きれる店内。しぶしぶ店員が出てきて、押していました。

 当然ですが、その時間は料理が出てきません。
 (ふざけんなよ、爺!)という後につながる若者の視線。そして、店内の雰囲気。

 ボタン操作すらできない、時代遅れ

 もはや飲食店は、人手不足とコスト削減で、タッチパネルが常識になりつつありますよね。

 最近の居酒屋は、配膳もロボット。フロアーに店員は見当たりません。
 「すいませーーーん」と呼んでも出てこない。
 タッチパネルの「店員呼び出し」ボタンを押さいないと来てくれない。

 人手不足も深刻ですね。コロナの影響で「非接触」にもなりましたしね。


3.昭和時代から令和時代
 現在のIT化の始まりは、私の記憶では1995年の「Windows95」の爆発的人気で家庭に「PC:パーソナル・コンピューター」が普及しましたよね。

 それに乗り遅れた世代。
 家にPCすらない。
 できるのはスマホ操作。それもせず、ガラケーガラホ

 そう、「世間の流れ」についていけていないのです。
 PCはもう30年以上前から出ています。
 普及しています。
 なんで購入して使わないのか?この時代が来たと、(あきらめて)買って慣れるしかない「時代の流れ」は、「個人」ではなんともできませんから。

 今や現場の作業者の採用面接でも「パソコン使えますか? エクセル、ワードは使えますか? Eメールは使えますか?」という項目があるぐらいです。
 それすらできなければ、採用後、入力作業や報告作業など事務作業が出来ませんから、「不採用」です。

 もう普及して「30年以上」経っています。
 基本的なことは、「できて当然」です。


3.社会の流れと自分の興味
 よくある「自分勝手」なマイルール
 「俺は仕事で使わないから」など自分勝手なルールづくり。

 そのおかげで、世間や社会から孤立していますよ。

 もう行政手続きも電子申請に代わってきています。
 スマホは、パソコンではありません。
 そもそも、その基本的なことすら、わかっていない。

 30年前は、基礎的なことが情報として溢れていましたけど、次から次へ新しいIT関連用品が出てきて、今から理解しようとすると膨大な情報を理解しないといけないのですよ。

出勤もしない時代へ

4.日常での関心と日々の努力
 自分の関心ごとや自分の趣味など、勝手にしていればいいのですが、「世の中や社会は、あなたのことなど気にせず、進歩します」。
 それについて行かないと、今回のような「周りに迷惑をかける」「他人が迷惑する」のです。

 社会の一員になったのなら、「自分のことだけ」ではなく、社会で起きていることに関心を持ち、深く勉強する、研究する。

(一つの例が、この新型コロナの世界「経済」への影響。常日頃から経済への関心を持っていない人々。

 当たり前ですが、世の中に常にあるのは「経済」です。そして、常日頃、「株価」に興味を持っていない から、こんな世界を巻き込んだ株の変動に投資ができない。

つまり、「大儲けるタイミングを逃した」ということです。

 常日頃、勉強する事は非常に大事なんです)

 

 全く関心なく生きていく、又はいい加減なレベルで知っているふりをする、こういうことをしていれば、結局、今回のおじいちゃんのようなことになると思います。

 いい加減なレベルの例は、パソコンが使える=スマホが使えると思っている、Eメールが使える=LINEなどショートメッセージが打てる、など言葉の意味を正確に理解していない人です。
 勉強不足です。

 (社会人としての「勉強」=国語・数学・理科・社会・英語と捉えている。呆れて次の会話が出てこない。)

5.まとめ
 前出のおじいちゃんは、席に着くなり、「ビールくれ!」と叫んでました。
 しかし、厨房の店員から、「食券買ってください」と返されました。

 ビールは諦めたようです。

 「IT難民」ですね。


 私は、かろうじて会社では事務系のため、何とかPC操作の基本はできます。

 私の周りだと、メーカー勤務のため、工場の修理をする作業会社の現場社員や、物流で来てくれるトラックドライバー、食堂で料理をしてくれる調理師など、パソコン操作?という感じです。
 「IT難民」になる危険性が高いですね。

 経済情報誌にも出ていますが、すでに中国のとある地方では、病院の診察は事前に「ネット経由で予約」だそうです。
 そのため、ITが理解できない国民は、病院の診察予約ができないそうです。
 そのため、病状が悪化するという深刻なIT難民が出ていると書かれていました。

 もう、外食もネットで注文などIT化が進んできていますから、そもそもPC操作自体わかっていないと、理屈も知らずにスマホでポチポチしているだけですよ。

 エクセルで関数を使って集計するなど、20年ほど前までしていましたので、どういう理屈でこうなっているのか少しはわかります。
 わからないところは、プログラマーやSEなどの専門家に聞いて理解しています。

 こういう、いやいやでもやらないと「時代遅れの」「IT難民」になり、何もできなくなりますよ。

 自分の好きなことだけしていれば、世の中渡れる時代ではなくなりましたから。

 

 

 そろそろ年賀状作成のため、データ作るか!