coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

賢いと思った進路選択

1.はじめに
 私は地元では普通レベルの普通科を卒業し、有名大学を
 卒業し、運の良いことに地元の大企業へ就職できました。
 
 私もアラフィフ(50代)であり、地元で就職できたので
 幼馴染と飲む機会も増えてきました。
 そこで、私が賢いなーと思った友人の学校選択や就職方法を
 紹介したいと思います。
 
2.高校選択
 私の友人の何人かは、高校で普通科に行くより、工業・
 商業などの専門課程のある高校へ進学しました。
  最初は「なぜ?」と思いました。
 本人たちに理由を聞いて「なるほど!」と思いましたが、
 その時は、「ホントに?」という疑問もありました。
 
  彼らが取ったのは、私のような中途半端な普通科へ行くより、
 地元で専門課程がある高校へ行く方が、良い就職先があるということです。
  確かに、人事部の私も今はそう思います。
 
  地元の大企業の採用は、大卒だと東大京大をはじめとする
 一流大学がメインとなりますが、製造などの職場は
 高卒がメインです。
  そして高卒は地元の上位の専門課程のある高校から、
 成績優秀者を学校推薦で大量に採用します。

  そのため、大学受験戦争を経なくても、高校で
 成績優秀者=真ん中以上なら推薦で入れるのです。
 (大量採用ですから並み以上ならOKです)
 
  中学時代、普通の成績で専門課程の高校に入れば成績優秀で
 卒業することはそんなに難しくありません。
  友人たちも地元の大手企業にそれぞれ就職して、
 生活の安定と高水準の年収を手に入れました。
 
  賢い!
 
3.大学の選択と就職
 もう一つの選択として、キャンパスライフに憧れて、
 大学に行きたいという中学の友人たちです。

  普通レベルの高校に行き、高校生活を謳歌したため、
 2流3流大学へ進学となってしまった友人の大逆転劇です。
 
  3流大学へ進学したため普通に考えれば一流企業へは
 就職できません。
 3流のブラック企業が待っています。
 
  しかしそこで賢い友人は、「石の上にも3年」という
 言葉通り、3年間耐え抜き、中途社員として
 一流の大企業の製造現場へ就職しました。

  さすがにすぐ辞めると履歴書に残るとのことで
 3年ブラック企業で耐えたみたいです。
 
  最初聞いたときは、大卒なのになんで現場?と思いましたが、
 そこからが賢い。

  まず、大企業の契約社員として入る。割と簡単です。
  次に、正社員昇格試験を受ける。その職場の監督者の
 推薦がいりますから、2~3年必死に働かないといけませんが
 ブラック企業で3年耐えていたのでホワイトの大企業で
 2~3年必死で働くことは大したことないと言ってました。
 
  そして正社員昇格試験の推薦を受け、それに合格し
 正社員へ。高額な賞与を手に入れました。

 あとは昇格試験を受け続けることで、課長職まで
 昇り詰めていました。

  つまり、3流大学を卒業したのに、今は東大京大卒の
 社員と同じで年収も高額ということです。
  20代はブラック企業や正社員昇格試験などで苦労しますが、
 30代からはバラ色の会社生活となったと言っていました。
 
  凄い!
 
4.何がすごいか
 何がすごいと思ったかというと、「実行力」。

 何か方法はあるはずと、情報を収集し考え抜き、実行したことです。
 
  普通レベルの普通科に行くより、専門課程の高校の方が就職先が良い。
 それを信じて、普通科ではなく専門課程に進学したこと。
 
  又、大学が3流なのに、大企業に正社員昇格試験があり、
 正社員となれば土俵は同じになるという情報収集力。
 そして間口が狭くなっていく昇格試験をあきらめずに
 受け続けて昇格していく根性。
 
  尊敬します。