1.はじめに
以前の記事で「読書」の大切さを書きました。
読書は、小学校入学前から重要です。
それは、教科書で出てくる項目の先取りにも
なるからです。
考えてみれば分かると思いますが初めて
読むものを理解するのは大変です。
そのため、絵や写真が多い簡単なものでも
いいのでいろんなジャンルの本を
小学校入学前に子どもに読ませておくことは
予備知識が入って教科書の理解に役立ちます。
(当然ですが、小学校入学後も人生死ぬまで
「読書」ですよ。)
また子供ですから好き嫌いが出てくるかも
しれませんが、「知っている」と思うだけで
勉強にとっつきやすくなります。
ですから子供の頃から「いろんなジャンル」
の本を「たくさん」読ませることが大切です。
これは大学受験の際の「速読」とは、
また違った読書の効果です。
私の記事は、都会の方では無く、私のような
田舎者を対象にしています。
2.理科
読書と「現物」です。
理科は「自然科学」に位置づけられます。
「自然」。
そう、この記事の対象は、「自然豊な
田舎の方」を対象にしています。
本に書いてることを子供と散歩しながら、
確認するのです。
太陽、星、月、雨、風、自転車、自動車、
電線、川の流れ・音、木、花、昆虫などなど
いくらでも子供用の理科の本に書いてある
ことを実物で子供に確認させられます。
田舎者こそ、「理科」は得意に
なれるはずです。
(1)物理
自転車に乗りながら乗せながら、力学を
教えられます。
テレビ・スマホやIHで湯を沸かしながら
「電気」を教えられます。
芝生の上を転がりながら、川の流れを
見ながら、星空を見ながら、、、、
これをすることで、中学や高校の「物理」
の下準備をするのです。
この一手間がないと、「1から物理」となり、
こどもの頭の中が下準備からになり、負担が
大きいのです。最悪嫌になります。
(2)化学
私達人間の構造や料理で調理による
味の変化、太陽と植物の成長、犬の餌と成長、
身近にある金属・アルミニウム・鉄と酸化、
畑焼きなどいくらでもあり、本の内容と
実物でリンクさせられます。
この下準備が、子供が中学や高校で、
化学の分野・教科書を読んでも、
「あ、知ってる!」となり、抵抗なく
入っていけるのです。
(3)生物
ペットを飼っていれば、すぐに説明
できますよね。
土地が広いので大型犬も飼えますよね。
また、近所を散歩すればいくらでも植物や
昆虫がいるので実物で説明できます。
漁港へ行きば知り合いの漁師のおっちゃんが
魚をくれますし、その場でさばいて刺身で
食べたりしますよね。タコとイカ、🦪。
(漁港には楽しみで行きました。友達の
お父さんとかが おすそ分けくれましたから)
田舎者の利点です。
上記からも、田舎者ほど「理科」は
得意科目のはずです。
「自然」科学なので、周りの「自然」を
教科書で学問として説明しているだけです。
「あっ、あれのことか!」
親が身の回りのもので説明していないから、
身近なものと教科書の内容がリンクせずに 、
子供が身構えてしまうのです。
3.社会
よくある有名人の「偉人伝」は読ませて
いますよね。
「エジソン(GEの創業者、電気)」
(1)世界史・日本史
今流行の中国古代史の「キングダム」。
中国の戦国時代の漫画ですね。
( 子供がキングダムに興味があるのなら、
子供と一緒に 大型の図書館(県図書)へ行って
中国の古代史から現代史までの本棚へ
連れていき、うまく誘導すれば読むかも
しれませんよ)
エジプトのピラミッドが好きな方も
いますよね。
どういう理由でしろ、子供の頃に世界の
歴史に関心を持つことから初めて、
中国史なら現代に至るまで歴史を追いかけ
れば世界史の一分野を終えています。
日本史も同じです。
戦国時代に関心を持ち、理解を深めれば、
抑えられます。
こどもに歴史の本を読ませて、どこか
関心がある分野を更に広げていくと中学や
高校で「教科」として出てきても、
「予備知識」があるので理解が深く、
少ない時間でその教科を終えることが
でき、テストで高得点が取れます。
4.算数・数学
身近な生活で使われる算数・数学を集めた
書籍や、小学生用の算数・数学の本は
いくらでもあります。
ホールケーキをどうやって5等分するか?
湯船にお湯を8割はるのにどの量の水を
何分だせばいいのか?
家から公園まで15分かかり、○m歩いた。
分速何メートル?
などいくらでも子どもに問題は出せる。
プリンの容器を計測して、この容器に
どれだけのプリンが入る?(体積)
という問題も出せる。
算数・数学は、身近なものと意識させる。
5.まとめ
上記のように「読書」は、こどもが「教科」
として学ぶ前に準備する「予備知識」でも
あります①。
いきなり教科書を渡されても、知らないこと
ばかりなら、1から知識を入れていかないと
行けないので、大変です。
だから、「自然科学(理科・算数・数学)」
「歴史(世界史・日本史)」の本を何冊も
読ませて予備知識を入れさせ、アレルギーを
少なくするのです。
農産物などの生産地や各国の民族などに
関心があれば、「地理」が選択できます。
英語は、ディズニーのDVDの英語版を
見せておき抵抗を減らしておきましょう。
(日本語以外に言葉あるんだ)
読書は、大変重要です。
「頭が良い子」と言われる多くは、
幼い頃に読書を沢山しているため、
教科書に出てきても予備知識があり
サラリと流し読みができるのです。
また、読書は「日本語の意味」「日本語の
文章の読み方」を体得するので、初めて見る
文章でも速読できるのです②。
この2つの意味(①②)で、「小学校」
入学前から「読書・読書・読書」です。
(当然ですが、国語辞典や漢和辞典の
引き方は、手取り足取り「何度も」教え
正確な意味を理解させます。間違った理解
では読書する意味がありません)
「良質な本」の読書には「メリット」が
沢山あるのです。