1、はじめに
高校3年生の皆さんは進路が決まってきましたね。
さて高1高2のお子さんをお持ちの親御さん。
冷静に我が子の勉強状況を認識してください。
この記事は、田舎者が書いています。
お子さんの高校の偏差値が、50台(50から59)の普通レベルの学校の方が対象です。
今回の記事は、「高卒の税務署職員試験を受けて合格した」お子さんをお持ちの親の話です。
(私の所に公務員試験合格の知らせを親からいただきました 。そして最近 税務署に勤めるという知らせをいただきました。 非常に賢い選択だと思います)
私の話を理解して、子供と1年以上話し合い 、子供が納得して税務署職員試験も大学受験もしたご家庭です。
2、賢く公務員試験の受験
合格率30%ほどの高卒程度の「税務署職員試験」。
9月ごろに受験しますので、新高校3年ならもう対策が要ります。
新高校2年なら、お子さんと十分話し合いましょう。
11月に合格発表です。
大卒の「国税専門官試験」より当然簡単です。下手に大学進学しないことです。
親が正確な情報を入手して子供に伝えましょう。正確な情報は、近くの税務署に電話で聞いて、どこに電話すればいいか聞くだけです。
うそが多いネット情報はダメですよ。
お子さんの将来に関わる情報です。
情報の「元」、情報源に聞きましょう。
3、後悔しないために
お子さんも大学進学の夢を持っていたため、私立大学の最高峰「早慶」の一角、早稲田大学の受験は、したようです。
2月に受験し、2、3月に合格発表があったようです。
いくつかの学部を受けたようですが、全て落ちたので、本人も納得したようです。
中途半端な大学を滑り止めにして、下手に受かるより、納得できたと思います。
(自分の進学したい大学には、実力が足りなかったということ。全力で受験対策をして落ちた以上、納得できたということです)
4、正確な情報を入手して判断
中途半端な「二流私立大学の文系学部」、進学するだけ人生の汚点になる「三流大学」、勉強では結果が出せなかったのに「資格受験の専門学校」。
(うちはメーカーなので、現場で働く契約社員を定期的にとっています。履歴書で三流大学の名前を書きたくないから高卒アルバイトと書いていたり、専門学校で何も身につけられなかったので高卒でアルバイトと書いている人もいます。当然面接時の質問でばれて不採用になったり、現場で働くようになっても、職場で自分の経緯を話してばれてしまい結局「経歴詐称」で解雇になっています。
本人が恥ずかしいと思う三流大学進学や勉強しないのに資格専門学校へ行かせるなんて、履歴書に書けないということですよ。ちゃんと説明してあげましょう )
子供としっかり話し合いましょう。
親が、正確な情報を入手して子供に話してあげないと、子供がネットなど煽り情報や間違った情報で判断を間違えます。
そもそも難関の税理士試験を合格するレベルまでいかない。
勉強が出来ないから、三流大学や専門学校
(専門学校へ行かせて税理士試験に受かるかどうかも分からないのに、学費を払うのですか?)
1科目の合格率も含めてわずか10%程度の難関の税理士試験です。
税務署職員試験(高卒程度)なら、合格率30%程度。しかも、問題は一般の公務員試験レベル。
さらに受かれば、給料をもらいながら、専門知識と実務が身に付く。「税務大学」へ行けてお得感満載!
5、まとめ
大学受験偏差値が、60にとどかないのなら、「賢く」公務員試験。
子育てが終わったら、定年退職したら、試験免除の条件を満たせば「税理士」として死ぬまで働けます。
給料を受け取りながら、専門知識も入り、実務も身に着け、退職金ももらい、万全な状態で 税理士業務につけます。
(子どもが就職するまで、税務職員として働けばいいのです。)
わざわざお金を払って三流大学に入ってもブラック企業。わざわざお金を払って専門学校へ行ってもいつまでたっても 税理士試験に受からない。
高3段階で税務署職員試験を受けて合格するのと、どっちがいいですか?
ネットの「高校卒業したら大学」のような煽り情報に巻き込まれずに、お子様に合う「賢い人生」を歩ませてあげてください。
(すごいですね、二流三流大学は。今でもまだ追加試験の情報を流したりしてます。また YouTube などでも綺麗なキャンパスや都市部に近いなど一生懸命宣伝してます。定員割れしてるんでしょうね。
どれだけ設備がきれいでも どれだけ駅近でも、ハイレベルな大学(上位100大学/約780大学)じゃないと「大卒」として今や認識されないですからね。つまり、田舎なら県ナンバーワンの大学以外は行く価値がないということです。東京や関西には何十と一流·有名大学がありますからね)
日本の周りも危なくなってきましたね。ウクライナ侵攻は、他人事ではありません。