coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:高卒で就職試験・公務員試験

1.はじめに

 「高卒レベル初級職一次試験」

締切りまじかの自治体もありますので、早急に確認してください。
申し込みは、始まっているところもあります。

地方自治体に問い合わせてください。

 

9月試験なら、この夏休みが追い込みの時期です。
遊んでいる暇はありません。


まずは、公務員試験を受けて、就職先を見つけておく。
偏差値50台(50-59)の高校なら、このコースです。

 

この記事は、田舎者の大企業人事部で管理職をしているものが書いています。

田舎の事情に合わせて書いているので、都会の方にはありません。

 

2.偏差値50台の高校の進学実績

偏差値50台の高校で成績上位10%位までが、有名大学へ受かるかもしれない限界です。それ以下は、行っても仕方がない二流・三流大学しか受かりません。

偏差値50台の高校の進学実績

黄色の部分、つまり90%は、二流・三流大学、専門学校、就職などということです。

これが現実です。

 

3.お子さんの現時点の学力を知る。現実を見る。

お子さんの定期テストの成績を確認しなおしてください。

偏差値60以上の大学へ受かる子は、高校3年のこの時期、5科目の大学受験偏差値がそれぞれ最低50はあります。つまり、教科書レベルは理解しているということです。

 

それ以下なら、この夏は、「公務員試験対策」です。

早急に試験日程を確認して、申し込みをしてください。

 

4.二流・三流大学への進学は汚点となる可能性が高い!?

二流・三流大学へ進学しても、まともな就職先などありません。

ましてや、私立の二流文系大学・三流大学は、卒業しても「専門性」が付かないので採用試験で引っかかりません。(ネットでも「動物園」と言われるほど、講義中にうるさく、おしゃべりしていたりゲームをしていたりとまともな授業風景ではありませんよ。私立大学は、学費を払ってくれればいいので、今では教授も注意しないようなので。)

(また、貧弱な図書館にどんな専門書がありますか? 国からの研究費もわずかでどんな研究が出来ていますか? そんなところに一流の教授が来ていますか? もう引退まじかの時代遅れの名ばかり教授はいますね。過去の栄光を書き連ねた大学の教授の紹介ページ。 前にも書きましたが、民間企業は最先端の技術でビジネスをしているので、名ばかり教授の講義では古いのです。)

 

大企業の人事部は、二流・三流大学の現実を知っています。

だから、応募しても目を細めるのです。

「なんの専門性があるのか?」

(良い例が、文学部へ進学してその専門性に関係のない仕事についている。何のために親は高い授業料を私立大学へ払ったのか! 企業も専門性が無いことを知っているのでその部署には配属しない。誰でもできる部署に配属する。または、その道しか残されていない。という残念な結果になります)

 

5.就職試験の現実

二流・三流大学へ行って、大卒時の公務員試験は、さらにハイレベルになり、
「採用」を勝ち取るのが困難ですよ。

 

進学すればするほど、エリート層は絞られていくんです。
中学から高校で、世代人口100万人の内50万人が、偏差値50以上。
(偏差値50とは、真ん中です)
高校から大学で、50万人の内25万人が、偏差値50以上。
大学から、就職で25万人の半分 12.5万人が、就職偏差値50以上。
12.5万人とは、大学偏差値60以上の一流国公立大学・有名国公立大学になります。
(私立なら、偏差値65以上。理系(通信工学・電気・機械・化学・建築など)は、マイナス5~10程度でも就職可能)

 

だから、高卒で就職試験を受けて入社する方が、有利なのです。


下手に偏差値60未満の二流・三流大学へ進学すれば、下位層になりますよ。

 

6.まとめ

 夏休みに入る前に、中学生や高校生の子を持つ親から相談を受けます。

 食堂なら、いろんな部署の方と話せるので、聞かれます。

 

 だいたいのパターンは、

 ①親バカで、子どもが可愛くで甘えさせ、名も知らない三流大学へ進学させる。三流大学の推薦状を受け取る。人事部なので多少の家庭事情は分かりますが、そんな大学へい行かせる余裕資金があるとは思えません。4年後、子どもはニートかアルバイトの可能性が高い。

 ②親バカで、受かるはずもない某有名私立大学の受験をさせる。子供がまだ遊びたいということは、我が子だからわかっているが、子どもの言うように受験させる。

 有名な河合塾の全国模試を5科目受けさせれば、すぐにわかりますから。

 5科目それぞれで偏差値50無ければ、無理です。

 理由は簡単で、高3の今から「基礎固め」は遅いのです。浪人覚悟なら良いかもしれませんが。。。

 普通は、夏休み前に偏差値50を超えている。夏休みに弱点を補強する。2学期から志望校の対策をして、合格を目指す。

 つまり、もうすでに「普通」の大学受験生に置いていかれているのです。

 偏差値60以上の進学校は、高1の入学から3年後をイメージして、日々勉強していますので、積みあがっている学力が違い過ぎて、追いつけません。

 「逆転合格」みたいな、妄想はすでに大人になる「18歳」の子供に持たせないように。何千人に1人の確率ですよ。確率が低いから話題になるのです。

 我が子には当てはまりません。(大人の考え方です)

③親が、大学の現実を把握していない。 今大学は800大学以上あります。

 その中でまともなのは、100校もありません。

 大都市に偏差値60以上の大学は多数あるので、地方なら唯一の国公立大学ぐらいしかまともな大学はありませんよ。それ以外は、無名の大学です。

 行かせても子供の汚点になります。

子どもを三流大学へ行かせられるほど「お金持ち」

 

 

 以上から、今からでも申し込める公務員試験、税理士職員試験、など調べて、見つけられないのなら、高校の指導課の先生に一緒になって探してもらいましょう。

 

 我が子のために、頑張りましょう。