coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

あるポンコツおやじの話と定年離婚

1.きっかけ
 私も50を超え、最近同窓会に参加してくれる同級生が
 増えてきて、いろいろな人生模様を聞けるようになりました。

 50を超えれば、子供も社会人か大学生が増えてくるので、
 夜飲みに行っても大丈夫ですよね。
 
 そんな同窓会で、特に女性陣が盛り上がる話題についてです。
 
 私を含め、男性陣は覚悟が必要ですよ。
 
2.話のネタ
 おじさん男性の一部の方には、耳の痛い話です。

 女性陣曰く「旦那は、
 ・料理すらできない。ご飯も炊けない。チャーハン、ハンバーグ、カレーすら
  作れない。
  →私(妻)が体調悪い時でも、「飯は?」と聞いてくる。自分で作れよ!
 ・洗濯ができない。洗濯機を使えない。洗剤と柔軟剤がわからない。乾かし方も
  知らないから生乾き。娘や私のインナーを分けない。
  そんなことすらできない。
 ・光熱費、電気代、電話代が毎月いくら払っているかすら知らない。
  あんたの名義で支払ってるんだから知ってて当然でしょう?
  毎月通帳見てよ。
 ・掃除ができない。掃除機が使えない。使い方を知らない。
 ・スマホが使えない。LINEと電話だけ。キャリアのクーポンがあるのに
  使えないから、マクドナルドでそのままの料金で支払ってる。
 ・PCが使えない。私も台所で忙しいから、PC立ち上げて○○調べて、
  とかメールチェックしてと旦那にお願いしても、電源しか入れられない。
  マウスの使い方すら知らない。
 ・旦那の地元に嫁いだのに、地元の会合に参加しない。私の地元ではないから
  知らない人ばかりだった。旦那は仕事で疲れたと言っていかない。
  だから、その積み重ね数十年で、地元の情報が入ってこなくなり、私に
  聞いてくる。私の地元ではないんですけど!
  などなど、酒のつまみとして、旦那のポンコツぶりを話して、盛り上がって
  ますよ。
 
3.最終手段?
 そんな同期の女性陣の話の行き先は、「財産も年金も平等に分割できる
 子供たちは、私の見方で「ポンコツおやじと定年離婚しても、僕が仕送りする」
 と息子や娘が言ってくれるので力強い」と財産、年金が平等に分割されるので
 もう旦那が負担ならば、一人で暮らし、子供たちに助けてもらうと言ってます。
 
  子育ての後に、定年後の「旦那の子守り」は、
       したくない!
 
4.私が直接ポンコツおやじ扱いされた同級生から聞いたこと
 私が聞いたポンコツおやじの傾向としては、まず一人暮らしをしたことがない
 一人暮らしをしたことがないと、料理をしない。洗濯しない。掃除しない。
 光熱費など気にしない。で済む男性が多いようです
  スマホやPC関係だと、工場の現場作業員やトラックドライバーなど必要性が
 少ない仕事の方は、PCやスマホを使いこなさなくても仕事ができてしまうため、
 関心がないまま定年を迎えてしまうようです。
 
  同級生も地元の高校から就職した職人のため、上記2の例にすべて当てはま
 り、家では子供たちに「粗大ごみ扱い」されているようです。奥さんも呆れて、
 定年離婚だな、と普通に言うようになってきたそうです。

  私たちの住む田舎でも、新聞やテレビのニュースで、離婚すれば財産は、
 半分ずつ、年金も半分ずつということは当然知っています。
  しかし、彼は昔からの風習が身についているのか、昭和時代の俺が稼いで
 いる、という発想で平成時代を過ごしてきたようです。

  子供たちも母親が朝早く弁当を作るため起きて、夜遅く父親が帰ってくる
 まで待ち、父親の食事が終わればそれを片付け夜遅く寝ていたことを知って
 います。親父は朝9時から18時勤務で週末は休みかもしれないが、母親は
 「毎日」朝5,6時から起きて夜は12時まで起きて「仕事」をしている
 理解しているので、今の親父は「役立たずのポンコツ」扱いだそうです。
 
 お母さんは、頑張ってる。おやじは、楽してやがる。
 
  そんな同級生に起こった悲劇が、子供たちも大学生と高校生になったため、
 妻が友達と旅行に行くことがあったときです。何日も明けるので、
 子供たちがやるのかな、と甘い考えをしていたら、子供たちから
 「朝飯は?」、夜帰ってくると子供たちから、「飯は?」、そして
 「風呂まだ?」、次の日も「朝飯は?」帰ると「洗濯ものは?」など、
 矢継ぎ早に攻め立てられたそうです。
 
  当然飯は作れないので、外に食べに連れて行ったり、スーパーで買って
 きたり、すると小遣いも無くなったが、キャッシュカードの場所も知らなければ、
 暗証番号も知らない。
 
  妻にLINEしたり、電話するもすべてスルー。
 
  妻と子供たちに、完全に敵対されたと落ち込んで
 ました。
 
5.思うところ
 確かに地元ではそういう人はまだいます。これだけ、報道されていても。
 昭和も過ぎ、平成も過ぎ、令和になっても、こんな考えの親父生きた化石
 はまだいます。
  
   そうか、まだいるから、法律で強制できるようにしたのか?
   財産半分、年金半分。今度、弁護士先生にでも聞いてみよう。
 
 我が家は、家事の分担を、結婚時にいろいろと決めてました。
  また、私は大学時代一人暮らしをし、飲食店でバイトをしていましたので、
 掃除洗濯、料理も作れます。休みの日は結構作ってますよ。
 おいしいと言ってくれるので、調子に乗って少ないレパートリーで作ってま
 す(笑)。PCスマホ関係は、仕事上使うので基本動作は大丈夫です。

  一応、妻や子供にそれとなく定年離婚を聞きましたが、「たぶん大丈夫」
 と言われホッとはしています。