coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大卒ではない親からの子の大学進学相談について NO.2

1.話の続き
 「大卒ではない親からの子の大学進学相談について ver.2」
 で話しましたが、その続きを書いていきます。

 

coffeebreak15.hatenablog.com

 

 

 結論は、ネットでも大学紹介はあります。調べられます。
 しかし、私の意見は、


 「現地現物」

 つまり、オープンキャンパスで現地に行って、現場の
 雰囲気を確かめることです。

 オープンキャンパスの時期でなくても、事務局に連絡すれば
 付き添って学内を案内してくれる親切な大学もありますよ。

 

 私もたまたま、とある大学の学内を歩く機会がありましたが、

 その時にオープンキャンパスの時期でもないのに、制服を

 着た女子高生のグループが私を職員と間違えたのか「すいま

 せん。この大学を受験したいのですが、案内してもらえませ

 んか?」と言われました。

 私は、さすがに母校でもないので分からないため、

「こちらへどうぞ」と事務所へ案内し、知っている事務員さんに、

 「お客様です(笑)」とつなぎました。

 「受験希望者で、キャンパス内を案内してもらいたいみたいです」

 と伝えると、その大学の事務員さんはパンプレットを用意し、その

 女子高生の皆さんを案内していましたよ。

 その大学は、いつでも対応できるように大学の事務局も準備して

 いるようです。

 親切な大学は、このように対応してくれます。

 

2.新入生の憂い
 「イメージと違う」「遠い」「雰囲気が合わない」など
 新入生の残念な話がネットでも出ています。

 現実的な話でも、「うちの子が・・・と言っている」など
 大学生活を楽しめない愚痴はよく聞く話です。

 全く不満をゼロにすることはできませんが、事前にある程度
 回避できることはあるはずです。

 

3.「イメージと違う」「雰囲気が合わない」
 「イメージと違う」などというのは、やはり私からすれば、
 オープンキャンパスや平日にキャンパスに行って雰囲気
 を肌で感じることをしていないことが原因だと思います。

 地方受験の人は、実際に大学まで受験をしに行っていないので
 一度もキャンパスに入らずネットだけで入学を決めているという
 人が多いはずです。
 もちろん、想像以上に良かったという人も同じくらいいます。
 
 しかし、親の手前上、辞めたいとまでは言えず、「我慢して」
 4年間暮らすという残念なケースもチラホラ聞きます。

 

4.「遠い」
 有名大学だけど、山の中で他大学との交流もない、学生も少ない
 駅から遠いので一人暮らしでも通学に時間がかかる、
 授業と授業の合間にアルバイトすらできない、など
 不憫なことはいくらでもあります。

 現地に行けば、駅からどれだけかかるか、バスを乗る必要まで

 あるのか、大学の入り口から教室までどれだけかかるのか、など

 わかります。

 また、駅から大学までの雰囲気、一人暮らしをするなら、定食屋や

 スーパーなど生活に必要なものがどれだけ揃っているかや、

 店の前に張られている「アルバイト募集」などの広告などで

 大学近くでアルバイトは可能かなどわかるはずです。

 また、オープンキャンパスでサークルなどがパネルを出していた

 りして、「どんなサークルがあるか?」なども分かるはず。

 

 現地に行かないと雰囲気はつかめませんよ。

 学生生活の具体的イメージができません。

 

 キャンパスにどれだけの学生がいるかなんて事前にいくらでも
 大学に聞ける。人数が少なければ、自分と気の合う人に出会う
 確率が減り、楽しく過ごすチャンスが減る
 遊びに行っても一緒に付き合っているだけ。自分は興味ないなど
 出てきますよ。

 

 大学生です。やれることが高校生とは格段に違います。

 

 アルバイトしてスキー行こうと誘われて、好きでもないスキーに
 仲間と行く。自分は韓国やグアムでも近い外国に行きたいが
 そういう旅行好きの友達がいない、などです。

 また、映画好きでも邦画好きと洋画好きは違いますよね。

 アニメやアイドルでも細かく分類される。鉄道好きも同じ。

 キャンパスに他大学の学生もたくさんいて、沢山サークルもあ

 る。そうじゃないと自分に合う友達を探すのは難しいですよ。

 「気の合う」学部での友達、「気の合う」アルバイト先での友達、

 「気の合う」サークルでの友達、そして彼氏彼女。

 これだけでも、10人以上の「気の合う友達(=親友)」の数に

 なります。

 毎日忙しいですが、充実していますよ。

  (平日は、授業、研究会、サークル、アルバイト、飲み会、

 土日は、アルバイト、デート、飲み会。連休は、デート、旅行、

 アルバイト、研究会などなど、ホームシックにかかったのは、

 入学した年の4月5月だけでした。)

 

 マンモス大学、マンモスキャンパスならそもそも
 「旅行同好会」などもあり、そこに入れば他大学生や学内生でも
 気の合う人はいるはずで、その人たちと行けばいい。
 マンモスサークルなら、いろんな人がいるから自分と気の合う人を
 探せばいい。
 また、近くにマンモスの他大学があればそちらのサークルに入る

 という手もありますよ。


  私はマンモス大学にいたため、学部の喫茶店にいたら、
 同じ学部の話したこともない学生から「今日飲みにいかない?」
 と誘われたぐらいです。それぐらい学生はアグレッシブに
 気の合う友達を探します。4年間ありますからね。
 当然私も「行く!」と言いましたよ。友人はバイトなので
 帰りましたが。気が合うかどうか、飲んで本音を聞けば
 わかりますよね。

  入学した年の4月5つには、アグレッシブにいくつものサークル

 に入り、同じクラスの人に声をかける。この時期にくじけず声をか

 けまくらないと友達関係が決まってきてしまいます。

  受け身では、自分好みの仲間をカスタマイズできませんよ。

 (私はくじけず「無理」と言われる2年時の4月に新しいサークル

 に入りました。学部の友人が楽しそうだったから私も入りたいと

 思って、部長に入部したいと伝え、入部しました。そこから、さら

 に友人関係が広がり、その友人の周りがいい人ばかりでしたので

 大変いい時間を過ごせました。)
 
 学生生活が楽しいかどうか、そうなっていないと
 4年間という楽しいはずの時期を何もなく暮らすということに

 なります。
 「楽しい」とは、学問研究が充実していて(自分が行きたい学部

 のため)、サークル・部活で仲間と楽しい時間を過ごし(夏合宿

 や冬・春の旅行など)、アルバイトをして社会に出る準備をし、

 インカレで他大学生と交流することで刺激を受けるなど大学生

 としての「楽しみ」です。
 (もちろん、彼氏・彼女を作ることも入っていますよ)

 

5.理系の場合
 特に理系は「実験」など研究費がどれだけ自分のしたいことに

 割り当てられているかです。研究費が少ない大学へ行っても

 「実験できない」。
 そのため、他大学へ編入した人を知っています。
 自分のしたいことができないなんている意味がない、と言って

 編入を決めたようです。


 なぜ、事前に調べないのかな?


 せっかくできた交友関係がリセットされてしまう。
 本人はそれ以上に研究をしたかったんでしょうが、残念ですね。
 
6.他大学との交流
 私の入った大学は、サークルなど他大学との交流が盛んでした。
 その一例で、学内の食堂は他大学生が結構いました


 特に、女子大生!


 それなりの大学であったため、周りの女子大から
 うちの大学のサークルに入っている学生が多かったため、
 うちの大学のイメージとは違う、華やかな女子大生が
 あちこちにいました。すぐにわかりましたよ。


 地元の友人は、「あの子たちは、○○大だな」と
 見た目で判断するという強者でした。

 うちの大学は、駅からのアクセスが良かったから、
 来やすかったんですよね。

 今はどうか知りませんが、当時の女子大生の一部で
 言われていた言葉です。
 関東なら「結婚するなら東京大学、彼氏にするなら慶応大学、
 お友達なら早稲田大学
 関西、特に京都なら「結婚するなら京都大学、彼氏にするなら
 同志社大学、お友達なら立命館
 
 これをサークルの女の子に聞いたときは、「・・・(汗)?」
 でしたよ(笑)。

 他方で、都会の地元出身の女の子は、「うちの大学は一流大学の
 東大京早慶、程ではないので、ちょうどいいレベル」という

 ことで人気があり、「周りの女子学生から狙われているよ」という

 地元の子のアドバイス?がありました。


 「ちょうどいい」とは、学歴を鼻にかけることもなく(一流の

 上記4校ではないので学歴うんぬん言う立場ではありませんか

 ら)、話もそこそこ合う、女子大生とチヤホヤしているイメージ

 はなく女性からすれば自分好みにカスタマイズできる男子学生が

 多いというイメージらしいです。
 付き合ってもこちらに合わせてくれる男子が多いということです

 かね。旅行の行き先も私に合わせてくれる、食事に行くとき

 も・・・。

 

 確かに、私の周りはそんな感じでした。○○ボーイみたいな
 女の子慣れしてるような男はサークルにもいませんでした。

 

 そう考えると、さっきの言葉でうちの男子学生は「お友達なら」と
 いうことなんでしょうね。
 女子大でも安心して友達付き合いできる大学。
 それがうちの大学だったんですね。多分・・・。

 

7.まとめ
 以上から?、自分が4年間過ごす大学は、事前に「現地」に行って

 調べましょう

 

 入ってからの後悔は、最小限に!


 後悔は「予想の範囲内」ということになるように。

 

 特に滑り止めしか受からず、そこにしか行けない状況の人は、
 上記の良く調べていないのに入学手続きをしてしまった、という
 ことがあるそうです。


 滑り止めもきちんと現地へ行って確認しておきましょう。
 そして、滑り止めも(いくら不本意でも)納得がいく大学を

 選びましょう。

 

 どこでもいいや、危険です。


 受験期にインフルエンザなどで体調が万全ではないということは、
 十分考えられます。滑り止めで入学は不本意だが、学生生活は
 楽しく過ごせた。これなら良い思い出は残りますよ。

 

 4年です。つまらないと長いですよ。
 楽しいとあっという間に過ぎます。

 この4年を生かすも殺すも、あなたの事前調査次第です。