coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

AI報道について一言

1.はじめに

 ここ数年、AIの進化により、「製造業なら現場作業者の

仕事が失われる」など報道されてますよね。

 

 本当だと思いますか?

 

 

2.報道や本、雑誌の言い分

 確かに、製造メーカーには、単純作業があります。

 今でも製造ラインに「人」が張り付いています。

 

 しかし、同じことを繰り返し行う作業は、

もう昭和時代から、機械で行ってますよ。

 

 大量生産のための大型機械。

 

 大量生産を「人の手」で行ってません。

 もう何十年も前から機械です。

  コンピューターで制御されてます。

 

 

3.現場の「人」は何をしてるの?

 現場に配置している「人」は、

 カイゼンするためにいるんですよ。

 現地現物により、現状を正確に把握し、データを分析し

 的を得た改善策・対策を打つためです。

 コスト低減のためにいるんです。

 

 これは、現状のAiでは、難しいですよ。

 「人」の改善案を出す創造力、改善の実行力適時

 案を見直し対応する能力などなどAiでは、まだ難しいと

 思います。

 

 プレス機などで鉄板を加工するなど、大昔から機械で

 流れ作業です。

 

 現場を知って、「Ai導入で製造現場から人がいなくなる」

 と言えるのか、メーカーの社員としては不思議です。

 うちでは、労働組合からAi導入で大量解雇の心配など

 聞いてもいませんよ。

 

 現場にいる「人」がどれだけ重要か、経営幹部は良く

 知ってますから。

 

 

4.にわか取材と妄想記事

 いい加減な取材と勝手な妄想で記事を書き、報道する

 一部の「マスゴミ

 

 製造現場に入り、調査して下さい。

 製造現場の「人」は、何をしているのか?

 部品をいじっていても品質調査や手直しです。

 あとは、機械設備の調整などです。

 

 一応世界で展開しているメーカーなので生産管理部門が、

 世界の研究機関に問い合わせしていますが、

 Aiは、未だそこまで対応してませんよ。

 実用化はまだ先です。(5Gが普及すると・・・。

 十年以上先と聞いています)

 

 ものづくりは、ひとづくり

 

 メーカーにとって今でも「人」は、「財産」です。

 

 AIに代わることは、しばらくありません。