coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験の勉強より大切なもの!? ⑧小学・中学・高校生活

1.はじめに

 私なりに、自分の経験や子育て経験、人事部としての

 新卒者との接触、年間多数の面接などの経験から

 また、書きたいことができました。

 シリーズ8です。

 

 興味のある方は、①からご覧ください。

 

coffeebreak15.hatenablog.com

 

 

 今回のテーマは「チャレンジ」です。

 

 

2.最近思うことが増えました

 それは、おじさんおばさんたちが、よく子育てでも

 話にしますが、子どもに「主体性」「チャレンジ精神」

 が育たない、ということです。

 

 

 つまり、何かにチャレンジしようとしない。

 勧めても、「できない言い訳」「やりたくない言い訳」

 ばかり。

 

 確かに、私の学生時代にもいましたが極々少数です。

 しかし、あまりにも近年話題になるようになりました。

 

 

 

3.自己防衛が強い?

 確かに、心理的

 ①何かすれば、他人からとやかく言われる。

  例えば、小学生なら「帰ったらみんなで公園で

  サッカーしようぜ」といっても、「やだ」

  「家でゲームする」などなど。

  その言葉が続くと心が傷つき次からは、

  自分からは何も言えなくなる。

  つまり、主体性が無くなっていく。

 

  ②自分の現在の位置を受け入れたくない。

  中学受験、高校受験、大学受験を受けると自分の

  勉強の成果が周りに評価される。だから、勉強も

  一所懸命せずに受かる学校を受験する。

  そうすれば、「勉強なんかしてないから、自分の

  正当な評価ではない」と言い訳ができる。

  つまり、一所懸命努力しチャレンジしない。

 

 ③上記②では、もう一つ一所懸命努力して失敗した

  とき、傷つきたくない。

  傷つきたくないから、チャレンジしない。

 

  などなど、若者から同級生の話を聞くと

  こんな話がたくさん出てくる。

 

 

 

3.確かに、生き方は自由ですが・・・

 自分の人生は、自由に決められますが、その前に

 自己分析・自己成長をして、自分の限界を決めない

 方が有意義な人生が送れると思う。

 

 多くの人と出会う。多くの人と話す。

 確かに、話しかけて嫌がる一人が好きな人はいる。

 そういう人に対しては、(一人が好きなんだ)とか

 (俺とは合わないんだ)など、心で思って次の

 人に声を掛ければいいだけ。

 自分と気の合う人が増えれば増えるほど、

 その友人の数だけ自分も楽しみが増える。

 

 私は趣味として剣道はしていないが、友人が剣道が

 好きで有段者。だから剣道で教えられる教えや、

 対戦で必要な心得などを聞けば、自分の人生で

 役に立つことはいくらでもある。

 

 上記2.①の何かすれば、他人からとやかく言われる

 点は、自分と合わないのなら別の友達を探して

 自分の好きなことをすればいい。

  私は野球をするのが好きだが、親友でも野球をしない

 人はいる。だから、別の人に話しかけて野球好きの

 友人を集める。

 いつも同じ人といる必要もない。

 

 

4.自分の成長のため・・・。

 「チャレンジすること」は、自分の今の限界を超える

 チャンスで、そこで目標を達成すればいいが、

 「一所懸命した結果、失敗しても、自分を大きく成長させる」

 と思っている。

 周りの人も「一所懸命」している人を応援したくなる。

 だから、仲間ができる。

 

 失敗しても、どこが悪かったのか、どうしたら今度は

 目標が達成できるか、などなど考え成長していく。

 

 何もチャレンジせず、何の目標も持たずに日々過ごして

 いたら、人生必ずチャレンジするときが来るだろうから

 その時にどうしたらいいのか、どういう心持でいれば

 良いのか、分からない。

 人に聞くにしても、チャレンジした経験が無い又は

 少ないので質問事項が抽象的になり相手も具体的な

 アドバイスができない。

 

 大人になっても子ども、という人はよくよく話を

 聞くと上記①~③に心当たりがあることが多い。

 

 つまり、自分から何もせず、人の言うとおりに、

 周りの言うとおりに過ごしてきた。

 

 

5.見た目は大人、心はこども

 いい大人が、職場でうまくいかないからと言って

 大声を出して叫ぶ。

 子どもがおもちゃを買ってもらえない時のように。

 

 仕事がうまくいかないのなら、自分で現状を分析して

 解決策を探る。それが的を得ているかどうか、

 先輩や上司に相談する。という当たり前の

 工程が取れない。

 

 20代といういい年して幼稚園児のような態度。

 

 社会に出るのに必要な人生経験をしていない。

 

 大学は有名でも内部進学。特に部活もせず、

 のんびり過ごしてきた。などなど。

 

 チャレンジする機会が少ない、主体性をもって

 進路を決めてきていない。

 心が子供のままで過ごしてきた。

 

 主体的に自分で決め、一所懸命努力しチャレンジし

 てきた。そういう過程をたくさん踏んでいれば、

 精神的にも大人になってくる。

 同期や後輩、部下が一所懸命努力していて

 失敗しても精神的なフォローもできる。

 大人な対応ができる。

 

●何もチャレンジしない=傷つきたくない。

 口から出るのは、消極的な発言ばかり。

 できない理由など言い訳ばかり。

 いつも逃げる。

 消極な発言ばかりしているから、チャレンジ

 精神も育たない。

●いつも同じ仲間といる=成長しない。

 他人の良いところを吸収し成長しようとしない。

 自分と気の合う人間、意見が違う人間、趣味が

 違う人間などなど多様な友人が自分を成長させる。

これでは、社会に出てもまともな人間関係は、

作れない。 

 

 

6.まとめ

 子育てで是非子どもを見てもらいたい視点は、

 自分の子が主体的か、外食して食べたいものを

 子どもが決めているか?

 服や靴なんでも親が決めていないか?

 自分で決めさせる、自分で決めた以上は

 最後まで食べさせる=責任を取らせる。

 

 中学受験、高校受験、特に大学受験は、ランクを

 あげさせる。チャレンジさせる。

 

 大学受験なら、「偏差値60以上の大学じゃないと

 大都市に進学させない。一人暮らしさせない」

 など厳しく条件を付ける。

 場合によっては、偏差値60以上の国公立。

 東京・大阪など大都市でかつ私立で一人暮らしは、

 親としてもかなりきついので高校入学当初から

 厳しい条件を提示しておく。

 高校3年に子供に厳しい条件を提示しても、

 子ども側も勉強期間が短く

 成長がのぞめないから、子ども側もきつい。

 

 集団スポーツで一所懸命、部活動をしているか?

 弱小チームでも構わない。1勝でもできるチームに

 しようとみんなで頑張っているか?

 みんなで勝とうとするからチーム内でも衝突する。

 そこをどう調整してチームを前に進めるか?

 そういう経験が社会に出て活きる。

 

 一所懸命○○すると精神的にも肉体的にも自分の

 限界を知り、それを乗り越えていく。

 そういう過程を経て大人になって行く。

 

 普通に生活している社会人、大人は

 このような過程を経ていると

 思っているが・・・。

 

 この過程を避けている子どもが、大人になると

 「大人な子ども」になり周りに迷惑をかける。

 

 そう思いますが、いかがでしょうか?