1.はじめに
地方のメーカーで人事部で働いています50代です。
田舎者です(笑)。妻と子供2人います。
最近思い出すきっかけとなったのが、
「子供が都会で一人暮らしを始めた」という話です。
そこで、特に男の子を持つ親御さんへ、アドバイスします。
それは、高校3年生までに「炊事、洗濯、掃除」など一通り教えておくことです。
男の子の都会での一人ぐらいは、まあ荒れていますよ(笑)
私がそうなりかけましたので。。。
2.一人暮らしをするとは・・・①炊事
炊事:自炊するということ。賄い付きのアルバイトがあればいいですが、毎日アルバイトに入るわけでは無いですよね。自炊を教えないと、コンビニ弁当やインスタントになり、健康に問題が出てきます。まあ、早く料理ができる彼女を作れば教えてもらえますけどね。
そもそも炊飯器の使い方がわからない。調味料があっても何に使うかわからない。包丁を使ったことがない。洗剤を使って洗うのか、水洗いでいいのかもわからない、などなど一通り経験しないとこんな基本もわからないですよ。
いい例が、炊飯器を買ってもらって、実家から米を送ってくれたが、わからず米を洗剤で洗てから炊いていた。みそ汁の作り方がわからないので、お湯を沸かしとりあえず、味噌を入れた。ひどいのは袋めんの作り方がわからない、書いてあるけど作ったことがないという友達もいた。私もゴタクニもれずはじめはそんな感じでしたが、早く飲食バイトを始めたので店でキッチンの人に教えてもらったり、彼女が出来たらカレーの作り方など教えてもらいました。
3.洗濯・掃除
②洗濯:そもそも洗濯機の使い方がわからない。洗濯洗剤?柔軟剤?どのボタンを押すの?水なのお湯なの?脱水?どうやって干すの?たたみ方は?どのくらい干すの?などなどやったことがないからわからないことだらけ・・・。
洗濯層の除菌方法すらやったことないからわからない。
大学の学部やサークルで友達になった人に聞いたり、聞かれたり、悪戦苦闘の日々が続きます。洗濯なんて、入学すぐにやらなければならなくなるので必死ですよ(笑)
③掃除:上から下へ、埃を落とし最後に掃除機で吸い取る。問題は、トイレや風呂場。そして、キッチンのシンク周りや洗面所などの水回り。エアコンも。親が教えず、子供がその場を放っておけばカビの温床。親の定期巡回で、びっくりすること間違い無しです。
(今はLINEのビデオ通話など使えば、部屋の隅々まで映させることができるので実際に行く回数は減りますね。それでも1年次は数回も行く必要があります。まあ子供が心配なので行くでしょうけど。行き過ぎは子供を甘やかしますよ)
そして、ごみの分別。それがわからないと部屋がごみ箱になっています。
とにかくやっていないとわからないことばかり。
4.電気光熱費・家賃など
子供に仕送りするため通帳やカードを渡すと思いますが、毎月いくらぐらいかかると教えないと引き落としができなくなりますよ。クーラーつけっぱなし。電気つけっぱなし。いろいろやり放題。料金がかさむということです。
5.まとめ
とにかく田舎者でかつ高校を卒業したばかりなので、よっぽど教えていないと何もわかりません。特に危ないのが、訪問販売や宗教団体の加入などです。
わからないから友達・先輩に聞いて人脈を広げていくということがあるので親が放っておくという手もありますけどね。しかし、親として電話したり訪問したりして確認は必ずする。
子供が都会の一流大学や有名大学に進学すると思って、少しづつ教えて実践させましょう。やらないとわかりませんから。