coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

勉強方法の「前段階」

1.はじめに
 「受験勉強」
 私も嫁も、そして子供たちも通過した人生のイベントです。
 
 この「勉強」について、ネットでも塾でもいろいろ紹介されてます。
 私は、そのさらに前段階を書いてみたいと思います。
 
2.勉強という言葉を意識するのは?
 小学校に入学すると、「教科書」が渡され、みんな同じことを
 勉強します。
 この時点で、最初の勉強法が決まります。
 
 親が「勉強しなさい」と言うだけでは、子供もやり方がわからない
 ので自己流で初めてしまします。
  そのため、親がしていた方法をまず教えてあげる必要があると
 思います。
 
  親が「漢字の書き取りした?」とか「宿題やった?」とかでは、
 子供は幼い頭で考えてしまいます

  少なくとも20年以上人生経験のある親が、教科書の読み方から
 一つ一つ手に取るように教えてあげないと、子供は時間だけかかる
 非効率な勉強方法をし始めます

  漢字の書き取り、一つとっても、子供を見たらただ書き写して
 いるだけです。
  だから、漢字辞典の使い方を教えて、この漢字はニンベンに、
 官吏の吏で、「使」、とか、熟語に「使用」とあるね、とか、
 教えてあげないと、予習=漢字を何回も書き写す、で終わります。
  文章を読ませて、質問する。5W1Hで質問でもいいでしょう。
 
 算数も同じ。どうやって予習復習するのか、手取り足取り、教えて
 あげる。
 
 親として今までの経験から教えられることは、
 すべて教える。
 すると子供は、親の知識と経験に上乗せしてくれます。

 子供は、勉強でも0から始めるのではなく、10から20から、
 始められます。
 
3.小学校入学時点で塾に行かせるべきか

 私は反対しました。
 
 まず、勉強する「前の段階」を夫婦で教え切ってからにしようと
 決めました。
 (「前の段階」とは、どうやって勉強するのか、ということです)
 
 塾に行っても、結局、勉強方法の「前段階」は
 「まず」教えてくれません。

3.その後の経過を見守る
 一通り予習復習の仕方を覚えたら、次はその勉強方法の変化
 見ていきます。
  友達と一緒に勉強することで、この方法の方が私に合っている、
 など、発見し、勉強方法が進化していくはずです。

  友達とうちで一緒に勉強したら、と言って家で一緒に
 勉強させるのもいいと思います。直接子供が友達の勉強方法を
 見て違いに気づくか見られますから。
 
 その進化が遅ければ、中学でつまずいたり、高校でつまずいたり
 します。
 
4.大学受験
 数学の勉強の仕方も何通りもあるし、社会でさえ勉強方法なんて
 いくつもある。
  1日10時間勉強しても、成果が出ないなら、その勉強方法が
 子供に合ってないんでしょう。

  でも、どの方法が自分に合っているかは、結局のところ本人
 しかわかりません。
 
5.予備校や塾
 私も子供たちも、予備校や塾で先ほど書いたような、勉強をする前の
 段階は、教えてもらった記憶がありません。
  自分のスタイルを持っている前提で、予備校の授業は進んで
 行きますから。
 
  だからこそ、勉強する前の段階、例えば予習で漢字の書き取りを
 する、ということは、どういう作業をすることなのか、どこまで
 できたら漢字の書き取りの予習は終わりとなるのか、一つ一つ
 細かく分解する必要があります。
 
  漢字を単に書き写していても、何へんかわからない、熟語が出ない、
 などなど、1対1の関係で勉強するから時間がかかり非効率的。
  英単語も1対1で覚えるから、膨大な量を暗記しないといけない。
 まさに、10時間勉強しても成果が出ない。
 
  素晴らしい講師のいる予備校や塾に行っても成果が出ないのは、
 この「前段階」に問題があると思っています。
 
  つまり、本人に合った「勉強方法」
 
6.作業マニュアル
 勉強方法は、製造ラインのマニュアルみたいなものかもしれません。
 ライン作業者が同じ手順で仕事ができるように、右手でどうする、
 左手でどうする、右足を出す、など事細かに書いてあります。
 
  勉強も事細かに順序を細分化して子供と確認する。
  漢字を書くなら、漢字辞書で成り立ちや、部首名や書き順、
 熟語など1つのことだけで終わらせない。
  子供、特に小学生は吸収力が抜群ですから、どんどん頭に
 入っていきますよ。
 
  学校指定の参考書や問題集も、どうやって扱えばいいのか、
 事細かに手取り足取り教えます。
  基本は教科書ですから、参考書はあくまで補助教材。すべてやる
 必要はありません。子供に参考書の使い方を教えないと、参考書まで
 端から端まで読もうとしますよ。良いことですけど、私はそれより
 友達を作って遊べ、部活動してこいという親でしたから。
 
  問題集も基本問題が全問正解なら、OKです。
  友達と遊んだり、部活をする時間を与えてあげましょう。
 
7.最後に
 うまく書けませんでしたが、言いたいことは伝わったでしょうか?
 つまり、親の知識や経験を子に伝え、子供に0からやらせないと
 いうことです。
 
  自分のしていた勉強法を事細かに教えるだけでも違いますよ。
  勉強できなかったからなー、ということは無しですよ。
  子供は初めて経験するんですから。
 
  また、親と一緒に○○するのは良い思い出になりますよ
  子供も賢いですから、自分に合わなければ親の教えた勉強
 方法を進化させてくれるはずですから大丈夫です。

  子供はチャンとわかってくれます。