coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:子供を育てて思うこと

1.はじめに

 子供を2人育てた父親です。

 2人とも成人しました。

 一段落つき、夫婦ともどもホッとしている50代です。

 

 私たち夫婦が子育てで悪戦苦闘し実践してきた中で、

 今思うことを書きたいと思います。

 

 良かったこと、こうすれば良かったこと

 など色々あります。





2.大事だと思ったこと

 勉強させるのも大事ですが、それ以上に

 大事にしたのは、

 「社会人として食べていけること」

 です。

 

 最近のテレビやユ―チューブでもそうですが、

 そもそも茶碗の持ち方、箸の持ち方すら

 できていない高学歴タレント。

 

 学歴の前に、社会人としてどうなの?

 と思ってしまいます。

 お客さんと食事に行ってそんな食べ方していたら

 お客さんは一気に興ざめですよ。

 

 ですから、まず人間性です。です。

 そもそも論です

 

 学歴は、2の次、3の次です。

 私たち夫婦はそう考えました。




3.私の子育て環境

 私は、地方の田舎に住んでいるので

 大都会の方々とは、だいぶ違うと思います。

 

 幼い頃からお受験で勉強ばかり・・・。

 そんな環境は私のいる田舎にはないからです。

 

 ですから、幼い頃から近くの山、川で

 昆虫や魚、犬、猫など動物とふれあい、

 子供を産んで育てる姿を見たりして

 情操教育ができる環境です。




4.勉強よりも大事なこと

 そもそも社会に出れば周りの人と協力して

 仕事をしていく。

 一人では生きて行けません。

 

 少子化で一人っ子が増えていますが、

 一人でいるのが好きな子にしない。

 これは、夫婦で注意しました。

 

 上の娘が生まれた時から、妻が

 積極的に近所や子育ての会合に子供を

 連れていき他の子と接触させる。

 

 一人ではないことを幼少期から

 意識させ、世の中は自分の思い通りに

 なかなかいくものではない、という

 ことを無意識に体験させる。

f:id:coffeebreak15:20200111135724j:plain

協力


 おもちゃもひとつしかなければ

 他の人が終わってから使う、順番待ち。

 一人っ子ならいつでも使えるので

 保育園や小学校に上がったときに

 人が使っているものを力付くで

 または駄々をこねて奪いとるなど

 してしまいます。

 

 それが直らないと大人になっても、

 駄々をこねる「おとな子供」になっていきます。

 周りが仕事を手伝ってれないと「パワハラ」を

 始める。力で何とかしようとし始めます。

 うまく話し合って調整できない子になりますよ。

 

 社会不適合者、そうならないためにも

 人との接触を幼少期から経験させる。

 

 などなど、いろいろ夫婦で考えて

 実践してきました。



 

5.部活に入れる

 「文武両道」

 社会に出て必要な知識や経験は、

 お勉強だけではない

 と夫婦で考え、積極的に部活動を

 させました。

 

 先輩、後輩との関係、チームが勝つために

 チーム内での意見の衝突を調整したり、

 強い相手に勝ったときのみんなでの

 喜びを味わったり、と貴重な経験を

 積ませようと考えたからです。

 

 この経験は、社会に出て役に立ちます。

 人事部の面接でもこの点は加点ポイントにしています。

 

 

6.お勉強(国語数学理科社会英語)

 別の記事でも書いてますが、

 勉強は一人でもできるんです。

 

 教科書を理解し友達にわりやすく

 説明できれば偏差値50はあります。

 

 だから、高校受験や大学受験以外は

 特に塾にいかせる必要も無いと

 思っていましたし、子供も塾の必要性を

 余り考えていませんでした。

 教科書レベルでテストで高得点ぐらいとれる。

 教科書を理解し、復習で問題をいくつか解くだけ、

 テスト前にざっと復習すれば

 80、90点ぐらいとれる。

 たった5科目。社会にでればそれだけでは

 済まないことは、親ならわかっているはずです。

 

 学校のテストぐらいなら、そのレベルです。

 普通の公立中学、高校ですから。

 普通に予習、復習していれば、

 学校のテストは高得点が取れます。

 

 お子さんが地方の普通の公立中学、

 高校で高得点が取れないなら、

 別の記事に書きましたけど、

 国語力が足りないんじゃないでしょうか?

 (私自身はこれでした)

 

 国語力があれば、教科書やガイドブックを

 読めばわかります。

 わからなければ、頭のいい友達に

 聞けばいい。(私はこれで救われました)

 

 頭のいい友達が何人もいないこと自体

 問題があるとして親は対策を打たないと。

 子供が、社会に出てよい人脈の作り方が

 わかっていないということですから。

 

 お子さんの国語力は大丈夫ですか?

 塾や学校では教えない、基本中の基本は

 親が教えるしかないと思っています。

 (私は優秀な親友の指摘で、塾の国語の講師に

  事情を説明したら時間外に何か月も個別に

  指導してくれました。基本中の基本から確認してくれました。

  つまり、小学生の国語のレベルからです)

 

coffeebreak15.hatenablog.com

 

 

 お子さんは、友だちをたくさん作って

 いますか?

 勉強友達、部活の友達、クラスメート

 など色々な友達ですよ。

 いつも同じではダメです。

 (特に娘にしつこく言いました。男友達も必要だし、

  いつも同じ友達と一緒にいてはダメと言いました。)

 (いじめられたら、逃げ道が無くなります。馬が合わなくなったら

  別の友達と遊ぶという逃げ道を幼いうちは用意してあげるために

  もいろいろなタイプの友達が必要なんです)

 (この点は、私の得意分野でいろんな友達が沢山います)

 

 

7.今の実情

 うちの子2人は、田舎者でも知っている大学へ行き、

 近所ではプチ自慢できます。

 

 娘は、どうも起業を目指しているようです。

 「旦那に頼らず、一人で稼げるように」と育てた結果

 かもしれません。

 妻も独立してますから、その遺伝子かもしれません。

 

 息子は、研究者か博士にでもなるような感じです。

 自分に興味があることを追求しているようです。

 

 成人した今でも、顔を見ると躾に関していろいろ言いたくなります

 が・・・。人様に失礼のないように、という親ごころです。

 

8.まとめ

 このような感じで育てましたが、やはり「お勉強」が最重要と

 勘違いしている親御さんが増えているようです。

 

 しかし、企業の人事部から言わせてもらえば、

 一流大学でも内定がもらえないのは

 どうしてなのか? わかります?

 

 人間性が低いからです。

 

 目を見て会話ができない。こちらの質問に的確に簡潔に

 答えられない。集合面接をしても周りにかまわず話し出し、

 空気が読めない。などなど人間性に問題があるんです。

 

 この企業側の面接基準が変わっているのに親御さんが

 対応していない。いまだに学歴第一。

 お勉強=学歴は、2の次になっているんですよ。

 「人物重視」という言葉を親御さんが間違えると

 子どもが可哀想です。

 

人間性

こんなこと当たり前すぎて、あまり言わないのかもしれませんが、

勉強より大事ですよ。

大学卒業したら「社会人」として何十年も働くんですから。