coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:子供の躾の重要性

1.はじめに

 新型コロナが猛威を振るい、先行き不安な

時代ですね。うちの子たちも未だ方向転換が

出きる20代ですから、「しっかり考えて

前に進みなさい」と、夫婦でコンコンと

教えています。

 

 地方の田舎で大企業の管理職をしています。

立場上多くの方と出会うので、その事例を元に

大学受験や子育て全般など提案しています。

 

 今回は、協力会社さんとオンライン会議で

最後にした雑談での会話です。

 

 事例1は、協力会社に内定をもらった就活生が

「LINE」で採用担当者に内定を断ってきたという

ものです。まあ、要らないですよね。

常識外れ。こちらからお断りします。

 

 事例2は、有名大学の英文科を成績優秀

卒業してうちに来てくれたと喜んだが、

使えず困っているというものです。

まあ、幼少期から英語馬鹿にして

英文科に行かせても、従業員として使えない

場合が多いですよ。

 私の提案する「外国語学部は行くだけ無駄」

繋がります。

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おじさんも慣れてきたオンライン会議

 

2.何が問題か

 事例1は、社会人になる準備ができて

いない。

 親は、20年以上の子育てで

何を教えてきたのか?

一事が万事。その子に常識が備わっていない

ことが推測されてしまいますよ。

 

 事例2は私たち製造業なら、工学部を卒業した

英語が得意な就活生を採用すべきです。

 その会社で何が起きたのかというと、海外の

売店に試作品を送り説明することを、

その新卒の仕事にし営業部署に配属させた

のですが、そもそも理系の知識が無いので、

試作品の説明ができても、

その後の相手からの質問に答えられない、

という失態です。

 社内の技術者がその新卒に説明しても、

訳す単語を知らないし、何でそうなるのか

そもそも理屈がわからないから、

相手も理解できるだけの英語での説明が

できない。

 

 結局後日回答するということにして、

その新卒は仕事を外され、今は通常の

国内業務をしているそうです。(英語不要)

 

 一流大学の英文科に行っても、専門的な

ことはわかりませんよ。

 

 私が以前書いたように、銀行や生命保険

などに就職するなら、経済学部を卒業した

英語が得意な就活生を採用するべきです。

 英語は、社内の英会話教室

行かせれば、何とかなりますよ。

最悪、今の翻訳機はかなり精度が

上がっているので、通訳する

従業員自体要らなくなりますから。

 

 英文科を卒業した社員をどの部署で

使うんですか?

 

 =英文科へ行っても就職が有利ということは、

あまり無いと思いますよ。

 

 役に立たないのに、何で会社が採用すると

思いますか?

 

 私の子どもが、最近国際関係の学部が人気

言っていましたが、何を学んでるんですかね?

(受験生に人気な学部と企業が必要とする人材は、

 別です。子供の口車に安易に乗らない)

 

 先を見て学部選びをしないと、

就職先が無いですよ。

 

 大学で重要なのは、「学部」

です。

 (当然、研究レベルの高い、国公立なら

偏差値60以上の大学である必要が

ありますが。。。

 今の時代、そもそも私立大学自体、

価値が低いですよ。高校生活を普通に

過ごしていれば、推薦が取れるレベルですよ。

一般で受験するから偏差値60とか65

とかになるだけです。

そもそも私立なら推薦でいく。)



3.子供を育てるステップ

 (当たり前すぎていますが、現実社会

できない子が増えていますので、

あえて書きます。)

 

 まず第1に、人間社会で生きていける

アイテムを身に着けさせること。

 

 「躾」という字は、身なりを美しく

と書きます。

 

 電車やバスの中でも平気で大きな音量の音楽

を聞いている。または平気で電話で会話をする。

 会社を辞めるのにLINEで上司に送っている。

 上司や職場の先輩と会話ができない。

何か言われるのを待っているため、

沈黙になる。気が使えない。

  仕事でわからないことをそのままにしておく。

人に聞いてさっさと進めないといけない

ということすらわからない。

 

 仕事に関わる知識は、調べまくるのか、

凄いのだが、「じゃあ、〇〇にやって

もらおう。」と言うと急に饒舌では

無くなり固まる。口だけで役に立たない。

 

 などなど数え上げたら切がない。

 普通の新入社員はできているのに、

一部、躾されていない、

勘違いな親に育てられた子は、

行動がおかしいので目立つ。

 

すぐに「使えない」レッテルを貼られる

そもそも躾なんか会社ではしない。

優秀な管理職や監督職の時間を割くのが

もったいない。

 

要は、解雇リストに名前が載り、今回の

新型コロナのような事態になれば、真っ先に

「職務についていけない」などの理由で

解雇ということになる。

 

親の子育てが、不十分又は、間違っているため、

こういう結果となる。

その子は、躾自体出来ていないので

どこに行っても煙たがられますよ。

つまり、解雇、解雇、解雇の連続です。

(今の時代解雇するのは難しい、との考えがありますが、

会社とすれば、和解金数百万円、数千万円払っても、

退職までいられたら、周りへの悪影響や福利厚生費など

数億円の損害になります。そうなら、さっさと払って

辞めてもらいます。会社は数億円助かったと考えて

ますから、解雇はしますよ。勉強代です。)


 

4.勘違いな親

 代表格が「学歴偏重」な親。

 「英語マニア」な親。

 過保護な親。

 

 学歴偏重な親は、たった5教科が全てと

思っているのか、子供に人としての躾を

していない。または、不十分、間違っている。

 学校のお勉強なんてたった5科目。

 それだけで社会を渡り歩けるほど

簡単ではない。

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勉強バカ

 

 もっと基本的な「人としての躾」が

されていて高学歴が活きてくる。

 

 逆にたった5科目すら理解できないのなら、

社会に出て必要な交渉力、相手の話を聞く力、

相手にわかりやすく説明する力、

文章を的を得て簡潔にまとめる力、金融、

保険、株式、法律、簿記、労基法、年金、

5G、AI、などなど何万という知識や技術を

駆使して世渡りするのに付いていけなくなる。

 私も50歳を超えたが、ここ20年ほどの

IT技術に付いていけなくなりつつあります(泣)

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幅広い能力



 

 しかし、若者のようにただ使いこなせる

だけでは意味がない

その技術を使ってどう商売をするのか、

どう仕事に活かすのか、を考えられなくては

ただ使えるだけ

 

 良く若い社員に言う「〇〇くんは、

パワーポイントを使えるから

資料作ってくれるかな?」は、

ただ「作業」を依頼しただけ。

「仕事(職務)」ではない。

 

パワーポイントを作るだけでは、

大して付加価値は生んでいない。

 上司の頭にある構想を部下に表現させて

いるだけ。

当然付加価値は、上司が付けている。

 

5.未だにいる英語マニアの親

 日本語が未だ確立していない保育園や小学生に

他国語の英語を一所懸命に習わせる親。

 

 私の以前の記事に書いたように、大人になっても

相手が理解できる日本語を話せなくなりますよ。

 聞くことも同じ。相手の言っていることが理解

できなくトンチンカンなことを返してきますから。

 

 まずは、母国語の「日本語」が正確に

「読む、書く、聞く、話す」ことが

できることが最優先です。

 

 英語は、日本語より簡単ですよ。



6.過保護な親

 一人っ子に特に目に付きますね。

 人とまともに話ができない。

 

 昼休憩でも一人でいることを好み、

勝手に殻にこもる

仕事は集団でするのでそんなことしていたら、

仕事が流れるように進まない。

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コミュニケーションが大事

 

 昼休憩、朝の出勤時、帰りの帰宅時など

関係部署の方と積極的に話をしておかないと

仕事が流れない。

 それなのにイヤホンを耳に挿して、

自分の世界に入り込んでいたり、ただただ

スマホをいじっているだけ。

  仕事をするための準備をする気がないと

見えてしまう。

 

 何かあると(特にミス)、すぐ心が折れる

いちいち子供じゃないんだから、

フォローなんて入れない。

小学生でもあるまいし。

 良い大人が何してるんだ

と周りは見ていますよ。

 

 過保護にするから、「かまってちゃん」

になる。

 良い年した子供

 

 このクソ忙しいときに、優秀な管理職や

監督者の時間を使いたくないので

「放っておけ」と指示していますよ。

構ってもらえず、辞めるならやめて構わない。

優秀な社員の方を当然会社は取りますから。

 

 「うちの子に限って・・・」は、親なら

誰もそう思いますが、現実「良い年した子供」

が年々増えてます。

 

 うちの子供たちにも、上記事例が出てくる

たびに、「お前たちは、大丈夫か?」と

声をかけています。

 

 子ども自体が独立して社会で生きていける

ようにしないと、「子どもが可哀想」です。

 ある意味、親ばかですが・・・・。



           今日はこの辺りで・・・・。