1.はじめに
8月24日時点で、緊急事態宣言13都府県。
まん延防止措置16道県。
今日の感染者数21,570人。
凄い!
このままでは、経済活動どころでは
なくなりますね。
この点について、私の周りや街へ出た際に
聞こえてくる声は、
「菅政権、何しているの!」
「早くロックダウンしろ!」
「もっと給付金出せ!」
「ワクチンもっと回せ!」
などなど、政府や時には県知事・市長
への批判が聞こえてきます。
マスコミも同じような論調で批判をして
います。
では、この批判は的を得ているのか?
少し角度を変えて考えてみました。
2.そもそも論
政府や自治体の長への批判についてです。
そもそも日本は、「国民主権」「民主主義」
を採用しています。
小学生で習いましたよね。
「ここに主権が国民に存することを宣言
し、この憲法を確定する。そもそも国政
は、国民の厳粛な信託によるものであつ
て、その権威は国民に由来し、その権力
は国民の代表者がこれを行使し、その
福利は国民がこれを享受する。これは
人類普遍の原理であり、この憲法は、
かかる原理に基くものである。われら
は、これに反する一切の憲法、法令及び
詔勅を排除する。」
日本国憲法第43条
「両議院は、全国民を代表する選挙された
議員でこれを組織する。」
また、日本国憲法第41条
「国会は、国権の最高機関であつて、
国の唯一の立法機関である。」
地方自治については、
日本国憲法第93条
「② 地方公共団体の長、その議会の議員
及び法律の定めるその他の吏員は、
その地方公共団体の住民が、直接
これを選挙する。」
つまり、首相や国会議員、知事や市長
などを選んでいるのは、私たち「国民・
住民」です。
3.疑問①
なんでそんな議員を選んだんですか?
商売のためですか?
会社の組合から言われたからですか?
投票所は、秘密が守られているので、
自分の意思で選んだ人に投票すれば
良いんですよ。
会社から「Aさんに入れてね」と言われ
ても、「私はBさんに投票したい」と
思えば、「B」と投票用紙に書いて
投票箱に入れれば良いんです。
万が一、会社や組合に聞かれても、
「Aさんに入れておいた」と言って
おけば良いだけです。
自分が託せる人に投票しましょう。
4.疑問②
そもそも何で選挙に行かない
のですか?
行かないのも自由ですが、
選挙権がある以上、「日本国の主権者」
の一人です。
選挙に行ってもいないのに政府批判
ですか?
説得力無いですよ。
選挙に参加もしていないのに。
特に20代30代の有権者。
ネットでコメントしても無駄ですよ。
国や県を変えたいのなら、
「選挙」です。
国会議員、県会議員、市会議員、
知事、市長は、直接選挙で投票
できますから。
5.まとめ
新型コロナの政府や地方の対応について
書いてみました。
今年の10月に今の衆議院が任期満了に
なります。
皆さん是非この新型コロナの政府の対応
を心に刻んで、「選挙」に行きましょう。
誰を投票するかは自由ですが、主権者の
一人として意思表示(投票)をしましょう。
53.68%。
2人に1人しか投票していません。
投票率90%超えで、国がどう変わるか
楽しみです。
東シナ海でのきな臭い他国の行動や
中央アジアでの政府転覆など他人事
ではないことが起きています。
日本の主権者として自覚し、厳格に
選挙を考えないと「明日は我が身」の
危険は少なからずありますよね。