1.はじめに
もう年の瀬ですね。
皆さん今年は、いかがでしたか?
私は大きな病気も無く健康に過ごせました。
それだけで、幸せです。
さて、今回の記事は、高校2年生を対象に、「大学受験をせずに賢く社会に出てく」ことをテーマに書きたいと思います。
私の記事は、田舎者が書く記事です。対象は、偏差値50台(50~59)の高校生及びその親御さんへ向けて書いています。
このゾーンは、間違って大学受験をして三流大学へ進学し、ブラック企業へ就職するという間違いを選択しやすいからです。
年明けから、「公務員受験」の準備をしましょう!
2.高卒でも受験できる公務員の例
地方公務員一般職
・警察官や消防士などありますね
税務職員
裁判所職員一般職
気象大学校学生
衆議院職員
参議院職員 他
3.お得な公務員
お得というのは、配属や勤続年数によっては、「難関国家資格が手に入る」ということです。
定年退職後、何もなくなり暇をもてあそぶくらいなら、国家資格を手にして仕事をした方が退職後の人生に目標・目的が出来ますよね。
また、国家資格は、原則死ぬまで有効ですから、自分の営業力で仕事の量を調整できます。(仕事を取るのが、難しいんですけどね)
一例ですが、次の難関国家資格がお得に手に入ります。
税理士 合格率約19%(一部科目合格者を含む)
行政書士 合格率約10%
社労士 合格率約8%
司法書士 合格率約3%
4.例えば、高卒で地方公務員などを受験し合格した場合
(1)行政書士資格
地方公務員一般職(事務職・技術職)→17年以上の勤務で行政書士の資格が取れる。結婚して子供が大学を卒業して手を離れたら、退職して行政書士として死ぬまで働けます。
(2)社会保険労務士
年金事務所など年金・労働保険関係などの仕事なら、社会保険労務士の受験科目の免除があります。10〜15年の勤務が必要です。免除科目を最大限にして、社労士試験を受ける準備・勉強を始める。社労士試験に合格して、子供が手を離れたら、開業準備をして公務員を退職したら、死ぬまで働けます。
(3)税理士
税務職員→国税業務に携わり23年ぐらいで、受験せずに(免除科目が全てになる)税理士になれる。結婚して子供が大学を卒業して手を離れたら、退職して税理士として死ぬまで働けます。
退職後の心配は半減ですね。
(4)他にも
裁判所職員一般職なら、10年以上で司法書士の資格が取れるようです。
【注意】詳細は、自己責任で調べてください!
5.専門学校卒や大卒との違い
高卒で専門学校へ通って、資格試験を受験するよりも、「高卒で」公務員として「実務経験」を積みながら、試験免除を取って資格を取得した方が、開業後有利です。
ホームページでも実務経験がアピールできるし、名刺にも書ける。
当然、お客さんも「仕事は確実」とのイメージを持ちます。
ただの資格試験合格者は、「実務経験」が無い、または少ないというのが相場ですから。
公務員上がりの方が、実務経験の点では断然有利。
(反面、公務員は営業経験の無い方が多いので、営業トークや相談者とのやり取りでうまく行かず、成約できないとも聞ききますが・・・・)
6.まとめ
以上のように、「大学進学だけが全てではない」ということがお分かりいただけると思います。
進学しても意味のない、偏差値50未満の大学を卒業して何が残るのか?
(三流大学は、すでに定員割れが始まっています。学生を早めに確保するため、高校の成績を実質無視して推薦状をバラマイテいます。そんな推薦状を取りに行ったら、お先真っ暗ですよ)
それよりも、将来性のある公務員を賢く選んで受験して、20年以上勤務して実務経験を積んで、子供が手を離れたら開業準備に入り退職して開業する。
後は、長い老後、仕事を持ちながら過ごしていけます。
私が偏差値50台の高校の2年生なら学年で上位1割にいない限り、高卒で税務署職員の試験を受験して、勤めあげて、「税理士」として開業します。
高卒で税理士試験の専門学校へ行っても、まず受かりませんし(難関資格のため能力が足りない)、受験の数年間はお金も稼げませんから。
高2段階で全国模試の偏差値が5科目全て50以上無いなら、充実した老後を見据えて、「高卒」で公務員です!(この時点で、偏差値が50も無いなら、高3で5科目全てで50を超えていきません。高3になれば、浪人生が入って来るし、全国の超進学校の部活をしている生徒たちが大学受験に本気を出してくるからです。抜けません)
早く賢い決断を!