coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

受験全般:1点の重み

1.はじめに

 皆様、お久しぶりです。

 2022年下期が始まりましたね。

 電気代など光熱費の高騰が収益を圧迫しそうですね。。。

 

 そんな中、コロナの間に営業部と製造部の頑張りで、新事業が動き出しました。

 このコロナのおかげで落ち込んだ事業をカバーできそうで一安心です。。。

 

 さて、今回は今年私が受験した資格試験について、書いていこうと思います。

 

 つまり、「1点の重み」です。

 

 高校受験、大学受験、資格試験と「1点足りなくて落ちる」ということを書きたいと思います。

 

2.昨年受験した試験

 新型コロナで在宅が増え、時間に余裕が作れるようになりました。

 そこで、定年後を見据えていろいろな「国家資格」の受験をしようと思い勉強していました。

 試しに受験した試験。

 当然、言い訳できませんが、テキスト・問題集・主要な法令の条文の通読など一通り終えて、受験。直前期に、忙しく最後の追い込みが出来ませんでしたが、会社勤めをしながら受験し、合格する方がいる以上、この点は言い訳できませんよね。

 

 結果は、「1点差で不合格」

 

1点差で不合格

 悔しくて、悔しくて・・・



3.1年後の今年、再受験しました。

 模試は、順調で合格ライン。最後の押し込みで合格確実へ持っていこうと、余裕を持っていました。

 最後にした模試。何と合格点を下回ってしまいました。

 1点差という「去年の過ちを繰り返さない!」と思い、行ったのはやったテキストと「条文」の見直し。

 特に弱点の項目から丁寧に読み直し確認!

 

 本番では、合格点を上回る自己最高点でした。

 

4.合格の要因

 やはり、「基礎・基本」

 合格者が得点している問題は、確実に得点する。

 そのために、直前は「条文を含む基本事項」と弱点を確実に見直して、基礎・基本問題で「失点しない」ことを意識しました。

 

 法律関係の国家資格の受験なら、一度は「法律の条文」を読んでおくことです。

 テキストだけでは、過去に出たところしか書いていないことがある。

 

 しかし、試験要項には、「法律名」が書いてある。

 つまり、「この法律の中から出しますよ」ということ。

 過去にあまり出ていない条文が出ても、文句は言えない。

 しかし、市販のテキストや問題集は、過去に何度も出ている条文の解説をしているものが多い。すると、過去に出ていない条文は見ないまま本番の試験を受けることになる。

 それでは、問題が何を言っているのかわからないし、解けない。

 だから、まずテキストを一度読んで、概要をつかんだら、一度「法律の条文」を読んでみることが大事。

 

 合格者は、それをしているから、「基礎・基本問題」として、得点をしている。

 正答率を見ても、多くは間違えている。つまり、テキストだけ使って条文を読んでいない。

 しかし、正解の肢は、条文がほぼそのまま!

 読んでいたかどうかだけ。

 私は、読んでいたので「あ、これ知っている」と正答できた。

 たった、それだけ。

法律の条文が合否を分けた



 

5.まとめ

 私の大学時代の同級生に、弁護士や司法書士など法律試験を突破した方たちがいる。

 しかし、その多くは「基礎・基本」である「法律の条文」を読んで合格している

 法律系の国家試験を受験するのに、法律の条文を読まずに受験するのは、「基礎・基本」を抑えずに受験するようなもの。合格者が得点する基礎問題をそれでは得点できない。

 試験要領を見れば、試験の範囲に「法律名」が書いてある。

 それをネットで検索すれば、法務省などのHPで出てくる。

 それを、スマホタブレットに落として、空き時間・隙間時間で読んでいくだけ。

 

 それをしないから、「1点差で落ちる」

 テキストしか勉強しない人は、「見たことが無い問題が出た」というが、条文。

 見てて当然。出題者としても、「条文だから読んでて当然」という理解(問題作成に携わった方が言ってますよ)

 

 この点は、高校受験や特に大学受験でも言えること。

 受験問題を作る元は、「教科書検定を受けた教科書」です。

 予備校などのテキストではありませんよ。

基礎基本は、「教科書」



 

 だから、教科書を隅から隅まで読んで理解していないと、あまりでない範囲が出ると手が出ず「1点差で落ちる」のです。

 しかし、合格者は当然のように「教科書に書いてある」から「基礎・基本問題」として得点していますよ。(某有名大学の教授に聞いていますが、問題を作成してから、「現在の高校生が使っている教科書の知識で解けるかどうか検討する」と言っていますよ。つまり、最重要なのは「教科書」です。)

 

 確かに、資格予備校や大学受験予備校のテキストだけで合格する人がいます。

 基礎基本問題を落としても、本人の得意分野の応用問題でさらに得点するという「特殊な才能」がある方です。

 特殊な才能の持ち主なので「例外」です。

 一般論を話しているので、そういう例外の方はわかりません。

 

 以上から、「基礎・基本」をしっかり押さえて、基本点を確実に取る勉強をしましょう。

 その上で、得意分野で点数を上乗せして、合格を確実にするという戦略です。

 

 

 試験を控えている皆さん、私のように「1点差で落ちる」ことの無いよう、頑張って下さい。

 

   そろそろ冬本番ですね。電気代が・・・・