coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談:春のサクラと温泉と

1、はじめに

 入学・入社の春!

 皆さんの周りは、いかがですか?

 わが社にも、フレッシュマンが入社していきました!

 この時期は、気持ちが引き締まりますよね。

 

 さて今回は、我が社で定期的に行われている「出向者への面談」についてお話します。

 

 うちの会社は、田舎にあるメーカーです。

 田舎にある企業であっても、出向者は海外にもいます。

 

2、概要

 出向は、主に協力会社へ技術者を派遣したりして、相手方にわが社が欲しい製品を作ってもらったり、原料を仕入れてもらったりするため使われています。

 海外であれば、海外の販売店や製造工場に技術者やマネージャーを派遣して、当社の技術や製品を理解してもらうような活動をしています。

  海外出向者については、所属部署の管理職やまたは人事部が海外出張をして面談をしてきます。

 今はオンラインでできるじゃないか、というのは確かにそうです。定期的にオンラインで行なっていますが、年に一度は海外まで直接会いに行きます。

 

 それはある意味、従業員が海外旅行をし 現地で観光地をまわり美味しいものを食べると言う ご褒美も付いています。当然仕事で行きますので飛行機はビジネスクラスです。有給を使う強者は、さらに近くの観光地まで観光に行ってビジネスクラスで帰ってきます。

 

 国内組は、夜現地で飲んでホテルに泊まって翌日帰ってくるコースが主流です。

 

 ですから、出向者面談は結構人気です。

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海外出向者への面談は人気!



 

3、人事部からも出張面談

 人事部からは面談をしに行くペアを決めて、各ペアが出張して出向者と面談をしにいきます。人気があるから抽選です。

 

 私と面談をしに行くことになった若手A君

 

 そこで起きた「小さな出来事」を書きたいと思います。

 

4、20代半ばの若手

 労務グループの彼は、私とペアを組むことになってニコニコしながら挨拶しに来ました。多分出張面談が楽しいことを教えてもらったんでしょうね。

 しかし、彼と行くことになったのは電車も通らない田舎で、車で片道2時間半ぐらいかかる「はるかに遠い」協力会社Xです(泣)。

 山を越え川を超えというような場所です。

 陸の孤島です。

 (高速を使って遠回りすれば、さらに時間がかかります)

 

 さて、1日がかりで出張だ!

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田舎の中のさらに田舎



 

 

5、出張当日

 出社して部下である係長達に、「今日は1日出張だ」と告げて、「行ってらっしゃい!」と言われ、若手 A 君の運転で出発しました。

 (ちなみに私は人事部の企画グループのGM(課長クラス) です。つまり、他のグループの若手と一緒に行くということです)

 

 職場の先輩か上司に聞いてきたのか、「とりあえず昼飯は、○○のお肉でいいですよね?」と言ってカーナビを入れ、まず美味しい肉屋さんまで走って行きます。 協力会社 Xへ行く際の人事部の伝統です。

 

 地元の和牛を飼っている牧場の脇にできている お肉屋さんで、焼肉がメインです。地元の人しか知らないお店で、某グルメサイトにも出ていません。都会で食べたら値段は倍以上はするようなお肉です。

 地元でも 主要ターミナルがあるような中心部では1.5倍ぐらいするような値段です。

 しかしそこは、牧場直営のため非常に安く食べれるのです。

 更に、ランチだから安い!

 美味しいお肉を昼間から、たらふく食べるのです。

 

 そして眠気と戦いながら、協力会社Xで出向者と1時間ほど面談をして帰ります。

 

6、帰り道で

 帰り道で、私たちは「日帰り温泉」に入って帰ってきたんです!

 

 行きの車でA君が、インスタか何かで 露天風呂を見たらしく、どうしても行きたかったみたいです。 そしてペアを組んだ相方が私。先輩や上司から、「あのGMは心が広いから→緩いから」と聞いてきたのでしょう。

 「GM、行きましょう!」

 「よし、行こう!」

 道を外れてしまうため帰る時間がさらに遅くなりますが、二人で思案した結果「道路が工事中だった。大渋滞してた」と言い切る決意をし温泉に向かいました。

 小さな村営のような地元の方が入るような温泉です。しかし、リニューアルしたらしく小綺麗になっていました。入泉料も安く、中に入れば 壁もほぼ無く、正面が川、向こう側の山に桜など綺麗な木々が見えていました。

 温泉に入って景色を眺めながら、至福の時を過ごしました。体も洗い頭も洗い、さっぱりして車に乗り込み、帰路に着きました。

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人工物が無く天然の露天風呂!



 

7、ポンコツな上司と部下

 なんとか定時前に会社に着くことができ、A君を残業にせずに返すことができました。

 しかし、帰路でポンコツ二人」が気づいたのは、お風呂に入り体も洗い頭も洗ってしまったため、「石鹸の臭いとシャンプーの香りがぷんぷんしている」ことです。

「これまずいな」「ですね」「でも渋滞してたし」「そうですよね。渋滞ですよね」「そうだよね」、、、

 

 周りの女子社員から匂いをクンクン嗅がれるA君。「シャンプーの匂いしない?」「なんかいい匂いする」【渋滞してました】

( 先輩女子社員に詰められるA君。会話になってない)

 

 私の所にも女子社員が来て、匂いを嗅がれました。私も「渋滞してました」



8、その後

 後日、先輩や上司からの圧力に耐えきれなくなり、A君は私と温泉に入って帰ってきたことを白状したようです。

 別に我々怒られませんが(人事部員全員、共犯者のため(笑))、新たに X 会社へ行く際には、その温泉がルートに入ったということです。

 

 こういうところは、緩い会社です(笑)



             一日中車に乗ってると腰が痛い