coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験:就職有利まで考え、どの大学が狙い目か? ver2

1.はじめに

 後輩の子どもが大学受験することから、

 話が膨らみ、次の条件でどこを受験するのが

 賢いか、40~50代の社会を経験したおじさん

 おばさんが酒を飲みながら会話しました。

 (つまり、酒の席の話です。ふーん、という程度で

  読み流してください)

 

 (条件)

 1.圧倒的多数の普通レベルの普通科高校生 

   (高校レベルは、偏差値50程度)

 2.高校1年生として勉強時間が一応ある

 3.就職も見据えた大学選び

 4.全国の大学から選ぶ

 5.地方の会社員の普通家庭の子が受験する

 

 このような条件です。

 

 

2.まず、大学を選ぶ

 ①旧帝国大学7大学(東京、京都、北海道、東北、

  名古屋、大阪、九州)

 ②関東の東京6大学(東大を除く、早稲田、慶應

  明治、立教、法政)

 ③関西の4大学(関関同立

 ④国公立として、東工大、一橋、神戸の3大学を追加

 ⑤私立として、上智、青山の2大学を追加

 

 

3.就職を考えエリアを出す

 関東、関西、東海、東北、九州など絞りずらいなー

 大企業・一流企業が多い順に、

 関東、関西、東海、・・・。

 

 まあまあ、この程度の絞り方で、、、。

 

 

4.受験時に期待できそうな偏差値を設定する

 高校が偏差値50程度でも、高校1年生なら2年以上

 時間があるので、部活もして有意義な高校生活を

 送ることを前提にすると、

 5教科全部偏差値60程度と試算

 (別の記事でも書きましたが、高校の偏差値が

 50程度なら大学受験では40~45程度ですよ。

 自分たちより下の高校生は大学を受験しない、

 と考えて下さい。

 だから、受験時の偏差値60はかなりしっかり

 勉強しているということです。

 学年でトップ10%に入るレベルです)

  (でもこの段階で、AO入試が狙えないか

  要検討ですよね)

 

5.各エリアと大学群を見てみる

 北海道は、北大だけ

 東北は、東北大学だけ

 関東は、沢山。東大がある

 東海は、名古屋大学。 

 関西も、結構ある。京大がある。

 九州は、九大だけ。

 

 産業エリアで考えると、日本の大都市は、

 東京、大阪、名古屋。

 

 

6.結論手前で大激論!?

 東京エリアは、一流大学・有名大学がひしめき合い

 就職活動が大変

 大阪エリアも、同様

 やはり、東海エリアの名古屋大学が、

 就職で有利!

 

 問題は、普通レベルの普通科高校生が、頑張って

 名古屋大学へ進学できるのか?

 ということ。相当レベルが高い!

 頑張れば、というと現実味が無くなる。

 

 名古屋の2番手を探すと、名古屋市立大学(公立)、

 名古屋工業大学(国立)が、文系と理系で

 存在している。

 偏差値は50後半で受験可能なレベル。

 しかし、名古屋大学程の地元の大企業や一流企業への

 有利性は確認できなかった。

 

 東海地区では、「天下の名古屋大学と言われる

 だけあり、2番以下を大きく引き離している模様。

 

 

 んんんんんーーーー。

 (みなさん、頭を抱えだす)

 

 

 戦略としては、不十分。

 

 

 なら、大都市圏が4番手の九州にある九州大学か?

 

 どれだけの大企業と一流企業が引き締めき

 あっているのか?

 

 東海エリアの大企業群と大差ないのか?

 九州大学なら、九州にとどまらず、全国区で

 就職の勝負をした方が良さそうだが・・・。

 しかも、九州大学も偏差値が高い!

 

 

 となると、偏差値50程度の高校の受験生は、

 射程圏に入りやすいと言われる、全国ブランドの

 法政大学と関西大学が狙い目か?

 

 どちらかに受かって、東海エリア

 就活しに行くという作戦。(一応、作戦①)

 

 または、東海エリアの大企業群を狙い撃ちして

 名古屋市立大学か名古屋工業大学を狙いに行く。

 (一応、作戦②) 

 

 しかし、市大や名工大では、関東関西のブランド

 大学と就活で競合したらどうなのか?

 

 !!!激むず!!!

 (そこにいた一流大学卒のおじさんおばさんにも

  難問のようです(笑))

 

 

7.結論????

 普通レベルの普通科高校生が頑張って勉強して

 大学受験時の偏差値55~60程度と想定

 すると、結論を出すのが非常に難しい結果となった。

 (作戦①は、親の経済的負担。後述のおまけを参照。

  作戦②は、就職面で不明)

 

 (その場にいた)みんな、名古屋大学は良いね!

 ということはわかるが、偏差値が高すぎる。

 

 前提が圧倒的多数の普通の高校生なので、

 名古屋大学を現実的に選択できないとなると

 答えが一人一人バラバラになる。

 

 就職激戦区の関東・関西を避け、偏差値としても

 東海地区が選べないなら、

 「元に戻って、地元1番の国公立を狙う」のが

 ベスト!

 

 前提が壊れるが、この意見に賛同者は多かった。

 

 地元の大企業・一流企業へ行ける

 有望な大学は、やっぱり、

 地元1番の国公立!

 (親の経済的負担も少ないですしね。。。)

 

 

 こういう、オチとなりました。

 

 

(おじさんおばさんから、おせっかいな”おまけ”)

  地方の普通の家庭が前提ですが、

  実の親なら、大都市圏のブランド私立大学なら、

  行かせると思いますが、経済的負担が大きいですよ。

 

  親の年収と、東京の一人暮らしの家賃+学費を

  比較すれば、普通の会社員の家庭で出すのは

  相当大変です。

  だから、自分の子ではないから

 おせっかいで言えますけど

  関東なら、早稲田・慶應。関西なら同志社以外は、

  やめなさいと、実ではないおじさんおばさんは

  地方の高校生に言っておきます。

 

  もし、お父さんお母さんが早慶同以外で行かせて

  くれたら、人の倍以上親孝行をしないと

  古臭い言い方ですが、そんな素晴らしい親を

 人並みの親孝行では、罰が当たりますよ。

  (私の周りにも、父親の年収では学費しか払えない

   ので(普通の会社員はそうですよ)、母親が

   扶養範囲を超えるパートをして、

   全額我が子に仕送りしている方を何人も

   知っています。親がどれだけ切り詰めた

   生活をしているか、心に刻んでください。)

 

 

  可愛い我が子のため、

  自分たちの老後の資金など

  身切りしているはずです