coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験:受かる・合格する感覚

1.はじめに

 大学受験だけではなく、中学・高校受験、社会に出て各種の資格試験でもそうですが、「受かる、合格する」感覚というものがあると思っています。

 

 この感覚を養うために、勉強していると思います。

 

 今回は短いですが、「普通レベルの高校」の「普通な成績」の方に向けて受かる感覚について書きたいと思います。

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合格!





2.偏差値50前後の感覚

 模試を受けてもどのくらい正解したかよくわからない。

 どうしてこの解答にしたのかよく覚えていない。

 何点ぐらい取れているかわからない、など聞きました。

 

 つまり、自分の解答に自信が無いんだと思います。

 

 

3.偏差値55前後の感覚、偏差値60越えの感覚

 模試を受けると、正解が見えてきます

 例えば、文系理系共通の「英語」で言うと、穴埋めの前置詞が選択肢を見なくても問題文を読んでいるときに「あ~、ここは at 」など見えています。そして、メモとしてその空欄に「 at 」と書いておきます。選択肢を見ると、 at がありそれを選択します。

 試験後解答を見れば、まず正解です

 

 また、要約問題でも長文の問題文を読んでいるときに、重要なフレーズやキーワードが浮き上がってきます。それにアンダーラインを引いておくと、問題の最後に出てくる「この文章の要約はどれか」という問いに、すぐに答えられます。

 (模試で数学の記述式問題であれば、白紙の答案に解答までのロジックがうっすら見える状態です。正解する感覚です。数学で答えが見える感覚です。

 日本史や世界史の歴史ものでも白紙の答案に、書くべき順番や調子が良いと模範解答みたいなものがうっすら見えます。これが正解するときの感覚です。

 英語の和訳でも、英訳でも同じ感覚です。書くべきことが見えています。

 この感覚が無いこと自体、勉強不足であり、基礎力が足りないと思います。)

 

 このような状態がでてくると偏差値が55前後はあり、さらに解答がイメージできない問題が減ってきた状態が偏差値60を超えている状態です。つまり残っている問題は、難問奇問がほとんどです。

 

 偏差値60を超えていると、空欄周りを読んだときに解答が浮かばなくても、選択肢を見たときに正解の肢が、浮き上がっています。これだよっと。そういう感覚がありましたし、私の親友も何人かは同じことを言っていました。

 

 残りの問題は、全くの沈黙のため、考え抜いて解答します。まあー、間違えていることが多いですよね。数学の「解答までの道筋」が見えないのと同じで。

 

 私も英語で一度だけですが、全国模試で偏差値70を超えました。まさしく、解答が見えている状態で、ほとんど解答できました(ほとんど正解ということ)。




4.まとめ

 基礎基本ができていれば、解答のイメージができる状態(偏差値で55以上)にあるため、模試では試験時間が余ります。(偏差値の低い40台の子が必死に考えて答えをひねり出そうとするため、その時間も予備校は付け足していますから)

 

 本番は、大学側も問題や試験時間を考えます。つまり、この位の難易度の問題なら、この位の時間で解答できる高校生に合格して欲しい、ということです。

 そのため、基礎基本問題については、早々に解答して(解答が見えているところ)、余った時間で、得点を上乗せする作業をするということです。

(この感覚が無い偏差値50未満の人たちは、模試の最初の方から頭を掻いたり、うーーんとうなったり、首を傾げたり、解答をひねり出そうとしています。(解答をひねり出す=まず「不正解」)最初の方からそういうことになること自体、勉強不足。短い試験時間に考える時間が多いということですから。

 基礎力があれば、解ける問題=解答が見えている問題は早々に終え、「今の段階で何点取れている」かわかりますから。あとは配点を考えて効率のいいあと一息で解けそうな問題を選んで、試験時間の後半から「考え中」となるはずです。) 

 

 この解答が沢山見えてこないと、合格は厳しい状況にあります。

 

 希望する大学の過去問を解いて合格ラインの得点感覚は身につけると思いますので・・・。

 

 「普通レベルにいる高校生」の皆さんも、早々に基礎固めをして、まず得点するべき基礎基本問題で「答えが見える」感覚を掴んでください。

 

 そうなればあとは一つでも多く解答が見えるようになるための上乗せの勉強をしていくだけです。

つまり、志望校対策です。基礎固め→志望校対策(センター対策含む)

 

今回は、感覚的な話をしましたが、受かる人は試験中に「受かったな」という感覚があります。私も滑り止めは、最終科目の試験中でも「受かった」と思いながら、最後まで受験していましたよ。

(私の地元は田舎のため、大学自体少ないです。そのため、滑り止めとは別に受験の緊張感を保つため、地元の三流大学(当時偏差値48ぐらい)を受けています。赤本を買うのももったいないのでぶっつけ本番ですよ。

 はっきり言って試験時間の半分で、解答と見直しを終えて、暇ですから問題文の空きスペースに国公立2次試験のためのアウトプットをしてました。3科目受験でしたが3科目ともほぼ満点です。教科書レベルですから。そのため、答え合わせもしてませんが、当然合格通知が来ました。行く気も無いので入学金も払いませんでした。自分で言うのもなんですが、偏差値60程度はこの得点力です。)

 

 第一志望は、そこまではならなかったですけど・・・。(試験後に答え合わせをして、これは受かったかも、と思った程度です。)