coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

大学受験:最短合格法!???????

1.はじめに
 新型コロナの第2波がはじまり、
 また自宅待機が始まるんですかね?

 高校3年生の大学受験生は、チャンス以外
 何物でもないですね。

 2年分の教科書をすべて見直して・・・。
 以前書いたことですけど、その時間が取れる。


 今回は、息子と酒を飲みながら話した
 「友人の家庭教師の話」や
 「予備校のアルバイト講師」の受験生の
 驚きエピソード、を書いてみたいと思います。

 

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うんざり、驚き


2.動画サイトの闇
 動画サイトでよく「○○大に6か月で合格!」とか、
 「偏差値40から○○大合格!」など煽るサイトが
 蔓延ですよね。


  息子に教えてもらい、いくつか見ました。
 本当かどうかわからないし、もし万が一
 本当だとしても「レアケース」ですよね。

 

  普通の人なら「凄いね」で終わるんでしょうが、
 塾の生徒の中に、信じ込んでまともに受け取る
 受験生がいると聞きました。

 

  別に人の人生なので自由ですが、
 最高レベルの例えば、慶應義塾大学の経済学部を
 偏差値50程度の受験生が半年ぐらいの勉強で
 受かるはずがない。

 (約20万人の受験生を半年で抜くということですよ。

  その約20万人も必死に勉強するのに・・・。)


  偏差値60でも半年しかなければ難しいレベルなのに。
  チャレンジするのは自由ですが、
 まともな神経では無いですよね。

 

  偏差値40から早稲田の政経受かりました、なんてのは
 もともと勉強ができていたが、自由な校風の高校に進学し
 勉強しなくなった生徒が、高3になって本気を出したのなら
 理解できる。
  要は、もともとその地域でトップレベルの頭脳を
 持っていた子ということ。
  普通に高校通っていて、勉強もしていない偏差値40の子が、
 高3になって死ぬ気で勉強してもまず無理ですよ。

 例外中の例外。

 

 

3.受験参考書の闇
  家庭教師でも、生徒が大学受験にやる気を出し、
 親に頼んで有名な受験参考書を買い集めて、
 机の上に並んでいる光景!
  家庭教師あるある、と聞きました。

 

 家庭教師からすれば、教科書程度のプリントテストを
 5科目実施すれば、そもそも基礎ができていないことが
 すぐにわかる。

  毎度の教科書レベルもできていない=偏差値が50~
 55程度もないのに、受験参考書にしがみつこうとする。

 

  理解して使いこなす前に、受験日が来ます。

 

  基礎力が無いのに、使いこなせません!

 

 

4.ある家庭教師の本音
 せめて高校の授業の予習復習と、教科書程度は
 完全理解し、家庭教師の問いかけに理論整然と
 わかりやすく説明して欲しい。
  論述問題も、きれいな字で分かりやすく
 説明文章を書いてい欲しい。

 

  教科書レベルも理解していない、説明できない。
 歴史上の人物名、事件名、教科書に出てくる程度の
 英単語、熟語、構文すら覚えていない。
  文章を書かせても字が汚いから読めない、
 何を言いたいのかわからない支離滅裂な文章。

 

  基本的なことぐらいクリアして欲しい。

 (教科書レベルは、応用でも何でもない、

  基本中の基本です)

 

  それができていないと旧帝大や一流私立大学
 の合格なんて夢!
  動画サイトと同じ感覚。


  親も親で特に父親が一流大学名を挙げて
 合格させてほしい!合格させてくれたら、
 ボーナス払う!と言って釣ってくる。

  そもそも普段から授業の予習復習もしないような
 子に育てておいて虫が良すぎる。
  お金で解決しようとする親。

 そんな博打は打てないので、家庭教師の依頼を
 断るそうです。

 

5.予備校のアルバイト講師の本音


 まさに金づる!

 やる気のある親と子が生徒になれば、
 偏差値50程度でも、本人と親が「東大合格」
 言えば、ひたすら「頑張れ!」「君ならできる!」
 と煽る。
  大手予備校の全国模試を受けさせて、
 弱点がわかれば、テキストを買わせる
 夏期講座を受けさせる。追加のコースを勧める。
  ひたすら金を払わせ、本人は歩合を塾から
 もらう。

  偏差値は少しは上がるので、「秋には
 今の勉強の成果が出てもっと伸びるよ!」
 と煽る。

  しかし、なかなか伸びないので、
 「周りも必死に頑張っている!もっと頑張れ!」
 「東大用のテキストを買ってラストスパートだ!」
 などなど、全く足りない偏差値でも洗脳。

 

  結局、センター試験足切り
  そこそこの偏差値になっているので、
 地元一番の国公立を受験させる。

  受験予備校なんて、商売ですよ。
  親も子も、塾はどういう風にお金を儲けているか
 考えればわかる。

 

6.まとめ
 私の記事では、前から書いているように、
 地元の進学校(偏差値60以上)に行って、
 普通に授業の予習復習して、テストで高得点を取って
 いれば、全国的な偏差値は50から55はある。

 

 あと、部活動を一生懸命していれば、
 精神面でも強くなる。プレッシャーに負けない子
 孤独になる受験期の追い込み時期に沢山の
 親友がいて励まし合って乗り越える。

 

 高校3年に進級した時点で、「各科目の」偏差値が
 50~55ぐらいあれば、各科目基礎力はあるので、
 ラストスパートがかけられる。
  そこで、偏差値が60を超えていき、
 その子の頑張りで偏差値が70まで行くこともある。

 

  まずは日々の積み重ね。
 毎日理解できるまで、教科書の予習復習!
 3年になった時には教科書のどこを聞かれても
 わかりやすく簡潔に説明できる。

 

 たったそれだけの事。

 

 それができないこと自体、大問題!

 

 偏差値が各科目60以上あれば、旧帝大
 射程圏に入る。
  東大京大以外の5大学を目指せる!

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旧帝国大学

 また、成績優秀なら一流・有名私立大学の
 指定校推薦が取れるかもしれない。
  大学受験する必要もない。

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私立大学

 

 日々コツコツコツコツ、やるだけ!
 社会人と同じ。
 毎日コツコツコツコツ、昨日より今日、
 今日より明日、日々進化し続けなければ、
 会社から要らないと言われるだけ。

 それを高校生でするだけ。
 毎日コツコツコツコツ・・・・。
  その積み重ねが、高校3年時の目指せる大学に
 一流大学がいくつもあるということ。
 

 難しいことは言いません。


 簡単なことです。


 日々コツコツ積み重ねることです。

 

 

 

 この「日々の積み重ね」が、実は人間にとって
 難しいことでもあるんですけどね。
 (人間は楽をしようとしますから)