coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:大人の読書

1.はじめに

 ステイホームで自宅にいる時間が

 増えましたね。

 そのため、読書をする機会も増えました。

 

 ある友人の話をもとに、「本を読む」

 ことについて思ったことを書きたいと思います。

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読書

 

2.友人との会話

 友人は、地元の幼馴染で「有名な

 のれんのお店」の跡取りです。

 

 数百年続くお店の宗家ですが、

 彼のもとにビジネスセミナーの案内が

 来るそうです。

 

 20代後半や30代の若いコンサルタントが、

 「ビジネス」について語るそうです。

 

 誰を相手に語る気なのか(笑)。

 

 逆に金払っても聞きに来るべきじゃないの。

 

 有名なシンクタンクです。封筒にしっかりと

 友人の会社名と役職と名前が印字してあります。

 なにを考えてるんでしょうね。

 

 

 

 「マーケティングセミナー」の案内も

 別のコンサルからきたようです(笑)。

 数百年も生き残っている会社の次期当主に

 なにを教えるつもりなんでしょうね?

 

 そもそも配布する相手を間違えている。

 マーケティングの仕方、大丈夫?

 と思いますけどね・・・。

 

 

3.友人の言いたいこと

 まあビジネスだから、こういうセミナーも

 高いお金を払う人がいるんでしょうね。

 お客さんからすれば、必要な情報だからお金を払う。

 (ただ友人には必要のない情報だったということですね)

 

 需要と供給が釣り合っているから

 高いお金を払っても成立する。

 

 しかし、友人からすれば「ビジネス」は、

 いたってシンプルなこと。

 横文字の「business」ではなく「商売」

 

 その核心は、「お客さんに必要な商品や

 サービスを妥当な値段で適時に提供すること」

 これだけ!

 

 ポイントは、①お客さんが求めている商品・サービス、

 ②妥当な値段(店もお客も妥協できる価格)、

 ③お客さんが欲しい時に提供できる、

 の3点。

 (②について、商品やサービスに自信があるなら

  値下げする必要が無い。売れないから値下げするのではなく、

  商品・サービスがお客さんのニーズに合っていないだけ。

  合っていれば、こちらの妥当な値段で買ってくれます。

  または、売る側が商品・サービスに自信がない。

  それなら品質を上げればいい。

  値下げは、自分を苦しめます。

  社員の給料を上げられませんよ。)

 

 これをコンサルタントシンクタンク

 難しくして説明しているだけ。

  (○○方式、横文字のスキームなど使って・・・。

  でも、核心は同じ。)

 

 上記の核心を外さなければ、ぼちぼち儲かる

 そして、長続きする

 

 

4.これに関して私が言いたいこと

 本屋に行くと、Aさんの書いた本、Aさんの書いた本を

 要約した本B、Aさんの書いた本の一部を解説した本C

 などいろいろ販売されている。

 

 私が学生時代に学んだことは、「Aの本を読むこと」。

 Aの本を買って読みこなせなければ、BやCを買って

 読んでみる。(Aの補助的役割)

 

 勘違いしている人は、BやCを読んで「A」を

 読んだ気になっているということ。

 

 「なにが書いてあった?」と聞くと、

 Bを読んだ人は「AをBが読んで要約しているので

 Bの見解で書かれている」ことに気づかず、

 普通にBの意見をAの言葉として発言する。

 (有名な執筆者の名を借りて、派生本を出し自分の意見や主張を

  述べるのは、良くあることですよね。ビジネスですから) 

 

 これが勘違いの始まり。

 

 私が「そんなことどこに書いてあるの?今度見せて」

 というと案の定Aが書いた本ではない

 

 本の買い方を間違えると、書いてあることが

 間違って理解される。

 

 本人が書いた本があるのなら、まずそれを買う。

 そして一度読んでAの考えをまず理解する。

 これを先にするべきと思う。

 

 なのに簡単そうだからと言ってBやCから

 入るとBやCの見解がAの見解と勘違いしてしまう。

 その後Aを読んでも二度手間ですよ。

 

 

5.まとめ

 本質、本物をまず大事にしてほしいと思います。

 

 友人の言う「商売の本質」は、今も昔も変わりません

 お客さんのニーズに合うものを提供できなければ

 売れません。当たり前。

 

 それを見せ方を変えているだけです。

 

 「ビジネス」のために、本質の周りに飾ってある

 ものに気を取られないようにして下さいね。

 

 本も同じ。派生本もととなる本があれば

 まずそれを読んでみる。つまり、作者本人Aが

 本当に言いたいことがそこに書いてあります

 

 この点を、私が記事に良くする大学受験に

 当てはめれば、本質は学校教育で教える

 教科書・授業・定期テストです。

 予備校本や受験参考書は「商売」ですから、

 売れるように核心の周りを飾っています。

 そのため、まず核心の教科書・授業・定期テスト

 を確実にものにすることが大学合格の近道です。

 

 今日はこの辺で・・・。