coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

人生の大逆転!?

1.続き

 前の記事でも少し書きましたが、三流大学の学生でも

 まだ勝負できる方法があります。 

 

coffeebreak15.hatenablog.com

 

 ①ブラック企業で我慢して社会人の実績を作り、

  一流企業の現場・営業職で入社し昇進・昇格する。

 ②成績優秀者となり、有名大学へ編入

 ③公務員試験に向けてひたすら勉強する

 ④独立可能な資格・有望資格を取り事務所へ就職し、

  数年後独立する

 など考えられます。

 

2.①について

 若い社会人の転職で人事部が注目するのは、

 「A:前職で何を習得したか」「B:なぜ辞めたのか」です。

 Aは、当たり前ですが、転職先で何の役に立つのかが

 問われています。

 人事部が採用する以上、職場の役に立つ人材を採用しないと

 配属先からクレームがきます。

 だから、どんなブラック企業でも耐えて、「○○を習得しました」

 と言い切れるか、

 また、採用担当者に「嫌だから辞めたんじゃないか」と

 思わせないことです。転職者ならだれでも前の会社は嫌だった

 という気持ちはあるのだと思いますが、それを前面に出さない。

 「うちも嫌ならすぐ辞めるんじゃないか?」と疑われれば、

 次の面接はありません。

 最低3年勤めあげて、何らかのアピールポイントを作って

 から辞めましょう。

 

(ひとり言)

 「営業職募集」について、営業職ははっきり言って学歴は関係ないですよ。

営業社員が多い会社の学歴分布を見ても、バラバラ。私の友人も2流大学で一流企業の営業部に入り、好成績で今高い年収ですよ。成績優秀だと歩合が沢山ついているので給与総額が上がるので。

 だから、営業職に一流大学は少ない。つまり希望しないんです。成績が悪ければ、給与は上がらず、出世もしない。トラブルがあれば、休日だろうがお客さんの対応をしなければならない。お客さんとのスケジュールを毎日何件も組むから、「明日有給とって休も」みたいな私のような本社・経営本部所属社員とは違う、お客さん中心の日々。大変ですよ。

 だから、一流大学卒は営業をしたがらない。本社・本部に配属されなかった2流大学以下がほとんど。そこで腐れば、営業成績不振で「解雇」リストに名前が連なります。また、営業社員はお客さんとのつながりができるので、成績を上げて本社・本部希望を出しても、人事部も取り上げない。異動させるとお客さんとの人間関係が切れて、他社に奪われるから。

 別の記事にも書きましたが、営業社員には肩書だけの「課長」が多い。友人も「課長だけど、残業手当なんかは付くよ」と言ってました。労基法上の「管理監督者ではない」ということです。お客さんとの手前上、肩書を「課長」にしているだけ。一流企業は、肩書だけ「課長」に残業手当をキチンと払います。ブラックとは違いますよ。

 

coffeebreak15.hatenablog.com

 

3.②③④について

 もうひたすら勉強ですよ。

 危機感がある学生がいれば、一緒に勉強しましょう。

 一人だと4年も(実質は3年ちょい)気持ちが持ちません。

 

 ②の編入は、かなり難しいですよ。

 一般入試より難しい大学や学部があります。

 しかし、それを突破しないと遊んでしまった高校3年間は、

 取り返せないと思って必死に頑張りましょう。

 必死な期間は、1、2年です。2年時からでも編入できたり、

 3年時に編入できた入りと様々です。

 三流大学へ行くことになってしまったら、入学すぐ、

 いろんな大学に問い合わせて確認しましょう。

 

 ③の公務員試験も勉強漬けの日々ですよ。

  高校5教科より難しい、法律系、経済系、財務系など専門知識が

 問われますから。必死に勉強する。

  朝、大学へ行ったら、授業を受ける教室と図書館の往復。

 土日も図書館。

  それぐらいしないと、受からないと思ってください。

  一流大学や有名大学の学生とは、頭の作りが違うんです。

  彼らは、1年も公務員試験の予備校に行けば受かるかも

 しれませんが、地頭が良いということが大学受験で

 確認取れてますよね。

  「能力は同じだ」とまた「勘違い」したら受かりませんよ

 

 敵を知り己を知らば百戦危うからず 孫子

 

 ④有望資格試験

  これぞ正しく有望株。

  三流大学を出てブラック企業で安い賃金でこき使われるより、

 自分の才覚(商才)自己責任で、資格を使って商売をする。

  疲れたら休めばいい、嫌な仕事は受けなければいい

 社交性があり、商売上手なら、ブラック企業の従業員より

 稼げますよ。

  社会保険労務士でも、税理士でも、行政書士でも、それ以外でも

 商売のやり方で年収1000万円以上稼げますから。

 (ブラック企業はいくら働いても時間外手当がつかないし、無駄が多い経営

 をする(経営陣が経営について無知、違法を隠そうと二重帳簿など無駄な仕事を増やす)

 ので給与自体が少ない、賞与も少ない、年収400万円前後ですかね。酷いブラック企業は、

 人を「駒」や「道具」としか思っていない。私たちメーカーは、「人」が生命線なので、

 主役です。)

 

  逆に一流大学であっさり資格を取って独立しても、稼げない人は

 稼げず、学歴にものを言わせて会社勤めになってますから。

 

  上記の資格取得で開業するメリットは、仕入れや倉庫などいらない。

 先行投資が少なくて済む。なぜなら、売りは「専門知識」だから。

 脳みそが商品だからです。

 

  弁護士の先生が言ってましたが、「医者になり開業するまでに

 いくらかかるか?医学部へ院まで6年かかり、開業で医療機器を

 買うが高額、高いものは億単位。それに比べ、弁護士は六法全書など

 書籍類で済むから安上がり

 「だから普通のサラリーマン家庭に生まれた天才・秀才は弁護士

 になり、医者より少ない元手で開業する」と言ってました。

 

 さらに付け加えて、厳しいことも言ってましたよ。

 「今はインターネットで何でも調べられる。本当かどうかは別として

 だから、依頼者も相当調べてから相談に来る弁護士自身が相当勉強して

 いないとネット情報の過ちに気づかず、依頼者に間違っていると指摘

 できず恥をかくことになる。そして、仕事を逃すことになる。

 専門知識の深堀が重要な時代になった。」

 にわか弁護士気取りが間違った情報をネット上に上げるせいで

 依頼者が混乱しているそうです。

 

 このように資格を取得しても、依頼者自身がネットで調べてから

 相談に来るため、それを上回る知識量と正確性がないと、契約まで

 至りません。

 

 いずれにしても、厳しい世界ですよ。

 

4.まとめ

 三流大学へ行くことになった大学生の半数のみなさん。

 4年間を無駄にせず、社会に出る準備を1年次から始めてください。

 社会に出てしまったら、所得のヒエラルキーに組み込まれて、

 脱出できなくなりますよ。

 残りの人生は、長いです。20代で社会に出て、40~50年

 苦しい生活を送るか、少しはましな生活を送るか、裕福な生活を

 送れるかのラストチャンスです。

 そう思って、「必死」に大学生活を送ってください。