coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:小学生から鍛える「速読」の重要性

1.はじめに
 前回記載した「多読の重要性」の追加です。

coffeebreak15.hatenablog.com

 

 〔私の記事は、地方のお子さんをお持ちの

 方を対象にしています。お子さんの成績も

 「中の上」から「上の下」ぐらいの子で、

 大学受験生の一番多い層です〕

 

 

 多読ができても「速読」まで成長させないと
 当然ですが、同級生とのが開きません

 

 一例として、息子から聞いた話です。
 動画サイトで、現役の京大生が受験期に
 使わなかった「世界史」の教科書を
 1週間ほどで読んで、理解し、センター試験
 解いたら、8割以上得点できた。
 というものです。

 (教科書だけで8割取れるんですよ)

 (文系受験者の皆さん、このスピードですよ。

  一流大学生は! 世界史8割取るのに

  1か月もかかっていたら遅いですよ。

  他の英語や数学を強化できます)

 (真偽はわかりませんけどね)

 

 お判りの通り、頭の良い人は、速読しながら、
 頭の中で情報を整理し収納しています。
  この京大生が、さらに世界史の問題集などを
 解いてセンター試験の準備をすれば満点
 可能ということです。

 

  私が言いたいのは、こういうことです。

  (英語も同様。一文一文頭の中で翻訳していたら、

 時間が足りないですよ。頭から翻訳して訳を整理

 して頭の中に納めていく。英語の速読も同じです。

 長文化する英語文も速読ですよ

 

 

2.速読について
 上記の例でも、勘違いして読んでいれば、
 8割も得点できません。

 

 正確に読んで、歴史のため順番に頭の中に
 情報を整理しながら入れているということです。

 

 このためには、ただ早く読めばいいだけではない
 のです。

 ですから、前回の記事でも書いた読書感想文
 など書かせて内容を正しく理解しているか
 確認しないといけないのです。

 

 早く読んで、正確に理解する!

 

 

3.速読を可能にするため
 小学校低学年から、多読をさせ、わからない
 単語などの意味を国語辞典で正確に理解させる

 接続詞の意味、文章の流れ、などなど多読により、
 学校の授業の実践をどんどんしていくということ
 です。

 学校の授業も小学校1年生で、1年生の国語では、
 同級生と同じ読書スピード・情報量となるので、

 差が開きません。

 どんどん前倒しをして、国語の勉強をさせる。

 

 小学校6年生で中学の文章を速読できる。
 中学3年生で高校生が使う参考書が速読できる。

 この位のペースで「国語」を先取りしていくのです。

  (そもそも、教科書や参考書は「日本語」

 書かれているのに、数学や物理・化学が

 理解できないということ自体、

 日本人が何を言っているの?

 どう意味なの?

 ということですよ。

 日本語で書かれているなら「理解でき、

 得点できます」。

 科学分野の読書不足です。)

 

 

4.問題集が解ける、という意味ではありません
 小学校6年生で中学生の国語が高得点できる、
 という意味ではありません。

 

 あくまで高度な文章を速読して理解し説明

 できる、ということです。

 

 言葉の意味が分からないと正確な理解は
 できません。

 

 徹底的に国語辞典を活用する。

 手垢で黒くなるほど国語辞典を活用する。

 

 文章を多読していないと、話の流れをいちいち
 追わないといけないので読むのが遅いですよ。

 

 

 

5.多読・速読の効果
 当然同級生より正確に早く文章が読めるので、
 本屋で500ページほどの参考書を手に取っても
 「読み込める」という自信があります。

 読むのが苦手だと、手に取りませんよね。
 読み込む自信が無いから。

 (偏差値50程度の受験生が、高校3年生に

 なって有名な受験参考書を買いこんでも

 結局できないのは、読むのが遅く、内容の理解が

 不十分だからです) 

 

 

 今年から始まった大学受験の「共通テスト」。
 出題は、①論理的な文章、②文学的な文章、
 ③実用的な文章、が出ると公表されています。

 評論文、小説、法律の条文、詩、エッセイ、
 図や表が入った文章など様々な角度から
 「国語力」が試されることになりました。

 

 また、文章量も増え読むのが遅いと考える
 時間が少なくなり、焦り間違えてしまうことが
 増えます。

 

 私立大学でも難解な文章が増え、かつ長文
 となると言われています。

 

 ますます、国語力が重要です。

 

 

6.まとめ
 以前の記事と大学受験の傾向からも、
 「国語力」=現代文の高い能力が、
 根底として必要になるということが
 わかっていただけると思います。

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国語力が根本!

 

 それに加え、今後の世の中に対応するため、
 「算数」=「数学」が重要になってきます。

 

 まあ、「日本人なら日本語が読めて
 当たり前!」という意味を「軽く見ている

 受験生」は、三流大学が待ち受けている

 ということです。

 

 私の過ごした昭和時代から
 当たり前ですが、「日本語は世界でも
 難解な言語」のため、徹底的に勉強しないと
 日本人でも難しい、ということは、
 変わりません。

 

 徹底的に日本語!
 速読ができ、正確に内容を理解し、他人に
 わかりやすく説明できる。

 

 社会人としても「そもそも論」です。

 

 

          今日はこの辺りで・・・・