coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談:生活上お世話になる「士業」について

1.はじめに
 社会人となり、結婚し、子どもができ、
 親が亡くなり、などなどいろいろな場面で
 依頼する「士業」さんについて、
 少し書きたいと思います。

 

 その理由は、友人や知り合いの士業さんと
 話していても、「○○士と間違えられる」
 ということが多いため、私なりの理解を
 書いてみたいと思います。

 詳細は、知り合いやご友人の士業の方に
 ご確認くださいね。

 

2.税理士
 

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税理士バッチ

 起業したりすると、まずお世話になるのが
 「税理士」ですよね。
 その名の通り、本人が「税務署」へ提出する
 書類を作成し、本人の代わりに提出する
 方です。

 

 税理士のお困りごとで良くあることは、
 「何も調べずに、何でも聞いてくる迷惑経営者」
 だそうです。

  就業規則の改定、社会保険手続き、登記、
 許認可と税理士の職務範囲ではないのに
 「やって」と言ってくるそうです。


  まあ、税理士さんも○○士法違反となるので
 やりませんよね。

  ネットで検索すればすぐにわかることを
 何も調べずに言ってくる。
  その程度の経営者。という理解をするそうです。

 

  弁護士の方曰く、○○士法違反を教唆した、
 ということになるね。と言ってますからね。


  前にも書きましたが、「法律を知らなかった」
 という言い訳は通用しないですよ。
  通用したら多くの犯罪者がその言い訳で
 罪を免れようとしますから。

  法律は、国民が作ったものという大前提が
 あるので、「法律を知らなかった」という
 言い訳が通用しないとも言います。

 

3.司法書士

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司法書士のバッチ


 親が亡くなったりすると、不動産などの相続が
 生じますね。その不動産の名義を変更して
 もらう時に依頼するのが司法書士です。
  また、個人事業主から「法人化」する際に
 会社の登記をするため依頼するのが、司法書士
 です。
  法務局にある登記所へ書類を提出する方です。

 

  この司法書士によくあるお困りごとは、
 次の「行政」書士と間違えられることです。

  行政書士は、登記はできませんし、司法書士は、
 行政書士のような営業許可申請はできません。

  相談する前に、違い位は知っておきましょう。

 

4.行政書士

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行政書士のバッチ


 起業する際に、喫茶店なら飲食店営業許可
 保健所に申請したり、運送事業なら
 貨物営業許可陸運局に提出したり、中古品の
 転売なら古物商営業許可を警察に提出したりと
 正しく各省庁や県庁・市役所などに提出する
 書類を作成し、提出する方です。

 しかし、税務署は税理士、法務局の登記所は
 司法書士、次の労働基準監督署年金事務所
 社会保険労務士と決まっているので、
 それ以外の官庁を幅広く取り扱う方です。

 

 そのため、起業する際にまず相談する士業
 と言われています。業務範囲が広いですからね。

 この行政書士が間違えられるのは、上記の
 司法書士もありますが、最近は次の
 「社会保険労務士です。
  補助金は、行政書士が扱えますが、
 助成金」は、「人」に対する助成のため、
 人を扱う社会保険労務士となります。
  提出先も社会保険労務士が扱う、厚生労働省
 管轄の労働局やハローワークなどだからです。

 

5.社会保険労務士

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社会保険労務士のバッチ


 起業する際や従業員を雇う際に、労災保険
 健康保険、厚生年金などなど、
 いろいろ手続きが必要です。
 その手続きを行うのが社会保険労務士です。


 「社会保険」「労務」士ですから、
 その名の通り、社会保険と労働保険を扱います。

 

 社会保険労務士が困っているのは、給与計算など
 していることから、税務計算や確定申告

 まで依頼してくる、という点です。
  前出の通り、税理士の業務のため扱えません。

 

6.まとめ
 実際に私の住む田舎では、上記のような「士業」
 の方が、少ないので、つい税理士さんに
 無理なお願いをしているようですが、士業の

 方々も違反になることがわかっているので
 まずしませんよ。

 しかし、田舎の行政書士が、近隣に司法書士
 いないので登記業務をしてしまって、司法書士法
 違反で逮捕されるということは実際に
 起こっています。

  この場合、前出の弁護士さんが言う通り、
 確かにこの行政書士が法律違反をしているのだが、
 依頼者が「先生お願いしますよ」と言っている
 ことが明らかになれば、「教唆犯」として
 この行政書士と同罪に扱われてしまいます。
  つまり、依頼者が犯罪を促したということです。

  だから、法律は国民が作ったものという前提で
 士業の方々の業務範囲を調べてから、
 士業の方に依頼しないと、依頼者が教唆犯で
 捕まっても「知らなかった」では済まされません。


  社会に出ても「勉強」です。

 または、士業の方々に広い人脈を持って
 おくことです。(これって、どの士業に聞けば

 いいの?)

 

  何かあっても、すぐに来てくれる弁護士さんは
 大変重要ですよ。被害者の誤解でいつ逮捕されるか
 わかりませんからね(例:痴漢事例の誤認逮捕)。
  仲が良い弁護士さんを何人か作ることです。
 一人だとその方が業務中なら警察署まで
 来てくれないですよ。


 私の場合は、上記の士業さんとはプライベート
 でも親友・友人がいますし、また会社でも
 仕事をお願いしますので何人も知っています。

  自分を守るために多くの士業の方と
 仲良くなっておきましょう。


           今日はこの辺で・・・・・・。