coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:小学1年生になるお子さんを持つ親御さんへ

1.はじめに
 小学校入学、おめでとうございます!

 子育ての新たなスタートが切られます。
 これからの「10年」で子供の第2次
 成長が決まります。

 「どういう子に育つか?」です。

 さらに言えば、12歳までの6年間が
 勝負です。
  中学生になれば、皆さんも経験した
 「反抗期」に入りますので、親の
 言うことなど聞きませんよね(笑)
  だから、この「小学生の6年間」で
 「全て」を教えるのです。

 「子どもが理解できないから」と言って
 社会の仕組みをすべてを教えないと、
 反抗期に入り聞いてくませんよ。
  日本はいまだに学歴社会で、高収入を
 手に入れる一番手っ取り早い方法は、
 東大京大に行くこと、など。
  子どもはわからなくても、意外と
 覚えていて、後々思い出したりします。
  いや、思い出してくれると信じて
 全てを素直なうちに教え込みましょう。

  私は、田舎の50代です。
 2人の子は、成人しています。

素直なうちにすべてを教えておく

2.まず教えること
 絶対必要なのは、「礼儀・作法」など
 「マナー」と言われるものです。

 何か本があるわけでは無いですが、
 一般的に言われる、弱い者いじめを
 しない、人の物を盗まない、人に
 迷惑を掛けないなど、道徳的なものです。

  最近の回転ずしで起こっている
 迷惑行為を起こさない子にする。
 人間として生きていくために、
 最低限のことを教え込むのです。

  これが出来ていないと、後々常識が
 無い・マナーが無い人たちと仲間になって
 いく「危険」が高くなります。
  つまり、「類は友を呼ぶ」ということ
 です。

  その人がマナーや礼儀を守っていれ
 ば、自然と同じような人が集まって
 きます。
  そのようにするために、小学生の
 うちに作法などマナーを教え込むのです。

 

3.社交性を付ける
 子どもが「人見知り」などと言って
 友達がいないのを放っておく親が
 いますが「危険」です。

  ネット社会に入り込み、反抗期に
 親の言うことを聞かなくなり、ダーク
 サイドに落ちていく「危険」があります。

  それを避けるためにも、
「集団スポーツ」をさせる。
 そして、「仲間意識」を育成すべき
 です。
  バスケットボール、バレーボール、
 野球、サッカーなど。

 そして、成績優秀者が多い部活動または
 スポーツクラブに入れてください。
  子どもの「好き嫌い」は無視で結構
 です。
 「社交性をつける」ためにするからで
 す。

  遊んでばかりいる子どものクラブは、
 その子も「勉強しなくなります」。
  朱に染まれば朱くなりますから。

 そして、スポーツを通じて「健全な
 心と体」の育成を求めてください。

集団スポーツで心と体を作る

 

4.読書
 以前にも記事に書きましたが、
 週に1冊ぐらいのペースで読書を
 させましょう。
  文系、理系をバランスよく。
 電気・天気・宇宙・植物などなど
 理系の本を読ませて、学校の授業の
 理解度を深めるのです。

  読書の仕方は、以前にも書いた通り、
 ①本を読ませる、②内容の要約を
 口頭で説明させ、親が質問をして
 正しい要約にする、③正しい要約を
 ノートに書かせ、親が説明しながら
 修正する。
  ここまでが、私の言う「読書」です。

「読書の仕方」も重要!

 

 これをすることで、日本語力で重要な
 「読む・書く、聞く・話す」の中の
 「読む・書く、話す」まで成長させ
 られます。

  大学受験で勉強ができない子は、
 教科書すら理解できない。
 重要ポイントが把握できない、分厚い
 参考書をスラスラ読めないなど、
 圧倒的に「日本語力」が低いのです。
  これは、小学生時代に「正しい読書」
 をしていないのが大きな原因です。

 小学生なら本を読むのに、「国語辞典」
 「漢和辞典」をボロボロになるまで
 使わないと理解できないはずです。
  それをさせていないから、言葉の
 意味が理解できず、勘違いが
 生じます。また、多読をしていないから
 知識が少ないため、物理や化学が
 理解できない。数学の説明書が理解
 できない。
  その結果、高校の薄い教科書も理解
 できず、その理解に多くの時間を
 かけるから、結局面倒くさくなり諦める。
  その結果が、行く価値もない
 二流私立文系大学、または三流大学。

  スラスラ文章を読んで理解できる
 「読書力」があれば、高校生の教科書
 ぐらい理解できます。
  その上に、大学受験があるのです。
 大学では、分厚い専門を読んで
 ゼミなどで議論しますよ。
  三流大学生では、無理なんです。
 専門書を読み込めません。
  だから、行く価値が無いのです。

 

5.学校の勉強
 田舎の公立小学校・中学校なら、
 定期テストは、「100点」が取れます。

 ほぼ「教科書」からです。

 そのために、教科書の「理解」
 最優先させてください。

 「今日、何を学んだのか」。
 親が教科書を見ながら、子どもに説明
 させる。
  これをしていれば、授業中寝たり
 遊んだりしなくなります。

  また、日本語力で重要な「聞く力」
 と「話す力」が付いていきます。
  つまり、「聞く力」で先生の話の
 重要な部分を聞き分ける。そして、
 「話す力」で、その重要な部分を
 親にわかりやすく「説明する」という
 力が付きます。

  この能力は、社会に出て「大変
 重要である」ということは、すでに
 社会に出ている親御さんならお分かり
 だと思います。

  特に塾に行かせる必要もありません。
 その時間を「スポーツ」に使って
 あげましょう。


6.小学生は読書と算数・数学
 小学生の勉強で重要なのは、①読書、
 ②算数・数学、です。
  小学校のテストは「できて当然」
 の前提です。教科書程度ですから。

  学校の勉強とは別に、四則計算は、
 させましょう。
  早く正確に!

  また、文章問題や図形は必須です。
 問題集で補充しておきましょう。
  ポイントは、「なぜその答えに
 なるのか?」説明させることです。
  文章問題で聞いていることは
 何なのか?
  図形問題なら、解答までのステップ
 を説明させるのです。
  算数・数学は、「論理的に考える」
 能力を付けるために勉強しているの
 です。

数学は、論理的な思考を育成する


7.中学生は、さらに英語
 中学英語は、「英語の基礎」と
 言われるように、中学で学ぶ「英語」は
 基礎事項が多く重要です。

  中学生は、読書+数学+英語を
 教科書とは別にさせておきましょう。

 ちなみに、「英語」は、国語と同じ
 「言語」のため、読書と同じです。
 英語の絵本から始まり、例えば
 アメリカ人の小学生が読む本、
 次にアメリカ人の中学生が読む本・・・
 とレベルを上げていくだけです。
  その過程で、「国語」の授業と同じ
 文法・単語などレベルを上げていくだけ
 です。

中学英語は、基礎!

 

8.まとめ
 以上が、小学生にすべき事項です。

 兎に角「理解する」ことを、暗記と
 ともにさせましょう。

 この「理解」を教えないと、大学受験
 で、「暗記勝負」しようとする高校生
 がいます。受験生の約半数です。
  つまり、偏差値50未満の受験生
 です。

 大型の本屋に行けばすぐにわかります。
 
 全てを暗記できません!

 また、数学など理系科目は理解度が
 重要です。
  理解していないと、入試問題は
 新作が出るので対応できませんよ。


 新小学生の皆さん(をお持ちの親御さん)。
「まず最優先は、「読書」です。」
 文章を正しく、素早く読めて、
 その内容を正確に把握する。
 この能力は、社会に出ても役立ちます。

 公立の小学校のテストは、
 「100点が当然」で勉強させて
 ください。
 授業をしっかり聞く、理解する。

 この習慣づけです。

勉強は、「授業中に”ほぼ”終わらせる」習慣づけ



 

 


     コロナが明けて、飲食店の新店舗が増えたな~