coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談:小学校・中学校の義務教育の重要性

1.はじめに
 日本各地で自然災害が起こり、
経済においてもまだまだ予断を
許さない状況ですね。

「ここ数年で、産業構造がガラリと変わる」
と言われているので、冷静に世界経済や
国内経済を見ていきましょう。


 信用が置ける経済学者などの分析を
参考にしましょう。
 ネット上のまがい品では選択を
間違えますよ。

 今回は、「ある税理士さんの事務所経営
から基礎学力の重要性」を書いてみたいと
思います。


 後輩の税理士と飲んだ際に、この地方の
最近の税理士事務所経営について聞きま
したので、それを参考に書いていきます。

 私は、田舎の大手メーカーに勤める
50代の管理職です。
 私のような田舎者の皆さんに向けて
書いています。

 

2.ある税理士事務所A
 田舎の地方税理士事務所Aでは、
代表税理士と勤務税理士3名、
事務スタッフ4名の8名の事務所です。
田舎では大手になります。
 しかし、その内実は近年のIT化が進ま
ない経営。
代表がIT化に追い付いていけないのです。

(以下、数値などは特定を避けるため
仮数値です)
 そのため、レシートなど顧客から預かり、
スタッフが数日かけて分類・入力し、
税理士が分析表を作成して、顧客を翌月末
に訪問して説明する昔ながらのスタイル
です。

 顧問料15,000円のほとんどが人件費で
消えて行く、経営です。

税理士事務所もシステム化の波が来ているようです

 

3.大学の後輩の税理士事務所B
 後輩の税理士は、大学在学中に税理士
試験に合格して、約5年地元の税理士事務所
で修業。
 しかし、先見の明があり
「事務所のシステム化」を修業時代から
感じていたようです。
(IT化が進んでいるのに手作業では、
ミスも多いし人件費がかかる。)
 そこで、5年目からプログラムの勉強
を始め、退所後、専門学校でプログラム
の基礎を学んだようです。
 個人事務所を開所後、営業をし
顧問先を少しづつ増やしながら、顧客の
了解を得て、「自作のシステム」で
手作業を省略。
 顧客は、翌日以降にPDFで税理士事務所に
送付すればいいだけ。
 事務所では送られてきたPDFをAIが分析
して各勘定科目に振り分け・・・など、
手作業をシステムが行う。
 その後、システムが月末に締切り
経営分析表を作成して顧客に自動で
送信する。
 説明が必要ならオンラインで行い、

会員専用ページから、予約を入れる。

 

4.システム化された税理士事務所
 上記システムで5年以上経営しているため、
代表税理士Bと電話対応する在宅ワーク
高齢者2名だけ。

(以下、数値などは特定を避けるため
仮数値です)
 それで、数百数十社の顧問先を持ち、顧客は
日本全国です。
顧問契約15,000円は、ほぼ利益と後輩は
言います。
・システムは自作だから、エラーがあれば
自分で修正する。
・手作業がほとんどないから、日中は
ほぼ「営業」。
 または、お付き合いの平日ゴルフ。
・システムが組めるから、ネット広告も
自作で行い、いつでも修正できる。
・システム会社の商品を使わないから、
高額な月額使用料・維持費もかからない。
 などなど、高い利益率でお金持ちです(笑)

待ったなしの「システム化」

 

5.ここから読み取る内容
 当然ですが、「IT化やシステム化社会
に対応する」ことです。
 それ以前の話として、深い思考力
逆境にも立ち向かう行動力など必要です。

 深い思考力は、小学生時代にどれだけ
正しい読書をしてきたかが、重要です。
 そして、行動力につながる「論理的思考」
が幼いことから数学を通じて培われているかです。

 つまり、「読書力・読解力」を良質な
書物を多読して培うことです。

小中学で、文系100冊以上、

理系100冊以上、は必要です。

9年×52週で468週ありますから、

この程度は必要です。


 数百ページある書物を苦も無く
読めますか?
 その内容を他人に理解させられますか?
 特に理系の書物を読んでいますか?

幼少期に重要な「正しい読書」

 

 そして、もう一つは、算数・数学の
論理的思考力です。

プログラミングは、数学的思考が

前提です)

 大人になっても学力が低い人は、
「思い付き」が多い。
 論理的に段階を追って考えた結論
ではない。
「なぜ、そう思うの?」という質問で
大体思い付きかどうかがわかりますよ。
 思い付きでは、失敗してもその原因
追及がまずできません。
 同じ過ちを繰り返すのです。


 論理的思考力を育成するためにも、
「読書」「算数・数学」は今後不明確な
将来においてさらに重要です。

 そもそも、公立の小中学校の教科書
レベルは、「できて当たり前」です。
 そもそも「義務教育」程度ですから。

重要となるのは「数学」の思考力

 

5.まとめ
 国語力の低下が、平成時代から言われて
います。
 国語力が無ければ、社会に出て
そもそも役に立たないのです。
(言い方を変えれば、日本人でありながら
日常のビジネス日本語が使えないという
ことです。ビジネス会話についていけない、
論理的な話し方ができないので相手に
理解されない、などです。)

 国語の重要性は、もうすでに
数百年前から言われていて、
日本人なら「当然」のことです。
 「読み・書き・計算(そろばん)」
当たり前のことが出来なければ、当然
高い賃金はもらえません。

 難しいことを言っているのでは
ありません。
 小説を書けとか学術論文を書けなど
ではなく、日刊新聞例えば日経新聞
朝読んで頭の中でまとめて、その日の
ビジネスの会話で活用する程度です。
 日刊新聞なら、朝の20分もあれば
政治・社会・経済などビジネスで使う
紙面は読み込めます。
 その程度の読解力の話です。
 ビジネス界では、「当たり前」です。

以上から、小中学生は、「良質な本の
多読」と「算数・数学」は、必須です。

 

全国で認定される、
「文章読解・作成能力検定」を
受けてください。
実用数学技能検定(数学検定・
算数検定)」を受けてください。

全国レベルで判断してください。

 

 

秋グルメが出てきましたね。肥満注意!

 

(押し間違えて↓★がついてしまいました^_^;)