1、はじめに
異常気象が、凄まじくなってきましたね。
また、電気代やガソリン代など物価の高騰。
賃金が、うなぎ上りになって欲しいですね。
(私の希望の逆になってしまいました。
「まず賃金を上げて、消費を促してほしい」)
さて今回は、某保険会社の「最近の高校生の悩み」というアンケート結果がありましたので、それについて書きたいと思います。
いつの時代も、青春真っただ中の「高校生の悩み」は大体同じですよね。
アンケート結果を見て、なぜか安心しました。
2、 将来、何をしたらいいのかわからない
まだ、10代です。 しかし、18歳から大人です。でも、10代 はまだ「何とでもなる年齢」です。
そう人生は長いのです。80年以上あります。
また、「2度目の人生」や「人生はやり直せる」という言葉もあるように、再チャレンジもできます。
今は、とにかく「興味があること」、「 関心があること」、「 全力を投入できそうなこと」に 全てを注力してみるのはどうですか?
また、(決まっていないのなら)夢を3つぐらい持ってください。
そして、「一番難しい夢」にチャレンジしてください。
その理由は、社会に出ると「生活費を稼がなくてはならない」ため、一日の多くの時間を取られてしまうからです。10代の今だから、一日の多くの時間を「夢」に費やせる。
例えば、今から「(国公立の)医学部を目指し、医者になる」でも結構です。
しかし、私の記事は、偏差値50台の高校生を対象としているので、国公立の医学部を合格ラインにまで持っていくのは、最低5~6年はかかります。多浪覚悟ということです。
読書の多読に始まり、算数・中学数学の復習、など過去にさかのぼって「苦手を潰す」ことから始めないといけないからです。
また、「真剣」に取組まないと、「周囲」は認めません。つまり、「口だけ医学部志望」と陰で言われるだけです。「結果を出す」。これが、全てです。
3.夢を選ぶ際のPOINT
夢を選ぶ際の大事なPOINTは、ネットで年収を見ることです。
将来社会に出た時に30代になった際、年収1000万を超える仕事かどうかです。
今では、企業別に管理職の年収を調べることも出来ます。
(特殊な職業の年収は、平均年収か最低年収で調べてくださいね。例えば、プロ野球選手の年収を調べて、大谷選手が40億円以上などというのは間違いですよ。プロ野球選手の一軍の最低保証を調べる。(確か800万ぐらいのはず・・・。しかも、数年で解雇されれば、収入0、というところまで調べてくださいね)。Youtuberの年収も調べるのは最低ですからね。ヒカキンなど調べても意味無いですよ)
当然、入社するだけでは年収は上がらないので、「出世」していくのが前提です。
入社同期との「出世争い」に勝つだけの「日々の努力」や部下を統率する「リーダーシップ」など、多くを学ばないと中々出世しません。そのために、土日など休日を「自主的に」潰して、「出世するために」自費でセミナーや研修などに参加していくのです。
つまり、「先行投資」するのです。
まあ、中学・高校で、成績上位者が「勉強していないよ」とか「塾行ってない」など言って、好成績を上げていましたよね。
そう、出世する人たちは、休日返上で努力していますよ。しかも、自腹で。
ノホホ―ンと、普通に休日に遊んでいても、年収1000万円を超えるような出世は、難しいですよ。
ということで、年収1000万円が、今後の生活ラインです。それ以下は、生活がきつくなってくると思います。 全力で30歳まで走って1000万円を超えないような仕事はかなり厳しいです。
例を挙げれば、介護職。
三流大学など、合格率などで釣っていますが、介護職で年収いくらになりますか?
大変重要な仕事であることは、私でもわかりますが、他方で私たちは「生活」をしていかないといけないのです。
そのため、夢の中に「介護職」を入れても、順位は最下位です。
それなら、「医者」が第一順位です。第2順位が「看護師」となります。
ですから、夢を3つ持ってその中で「一番厳しい」「年収が高い」職業を狙ってください。
なぜ厳しいものを狙うかというのは、みんなが狙わない、つらいからこそ、十代の今のうちにその壁を乗り越えておき、30代で高い年収を手に入れるということです。
また、その裏返しになりますが 、20代30代と社会に出てからでは、「時間のかかる、手間のかかる、そのようなステップを踏まないとなれない職業」は諦めてしまうのです。
10代の今だからこそ、まだ時間があるので 手間のかかる ステップを踏んで、その上で 仕事についてください。
4、 数学・理数が苦手
このような悩みの根本は、大体「小学校の算数に不安がある」か「中学の数学に不安がある」場合です。
以前にも書きましたが、算数・数学は繋がっています。
算数→中学数学→高校数学→大学受験の数学、という具合にです。
ということは、過去にさかのぼって「弱点の克服」をすれば、前に進んで行くのです。
難しい中学数学の問題など解く必要はありません。図形が苦手なら、小学生の「図形ドリル」レベルを解いて解けるようにするだけです。つまり、小中とやってきたことを「人に説明できる」レベルで理解すればいいのです。
そこで、例えば「小中学校 9年間の算数・数学がわかる本」 など 買って、9年分の 算数・数学をもう一度やってみてください。そうすると自分の苦手だったところがわかると思います。そして、その苦手な部分を計算ドリル など簡単なものでいいので何度もやり直して穴を無くす。そのレベルは、今 友達に算数と中学数学なら全て説明できる、教科書レベルで全て説明できる自信をつけてください。そうすれば、心のどこかにある算数・数学への不安が解消されていきます。
まずは、自信をつけることから始めましょう!
数学に抵抗がなくなれば数学に近い、 物理への抵抗が減ってきます。ということは、残りは 化学です。理論の部分をしっかり押さえて有機・無機につなげましょう。
4、まとめ
アンケートには、他にも色々ありました。
「恋愛について」など。
今回は、「将来、何をしたらいいのかわからない」と「数学・理数が苦手」について書いてみました。
大いに悩んでいいと思います。
この時、一緒に悩んだ「親友」は、将来の宝になりますよ。
(社会に出たら、悩みは大きくて重たいですよ。その悩みを面倒臭がらずに「真剣に」聞いてくれるのが「親友」ですから)
(ネット上の友達ではありません。高校などの生身の「親友」ですよ。ネット上の「口だけ友達」は、面倒くさくなるといなくなりますよ(笑))
最後に、「人生は、やり直せます」。
高校生の今、人生のすべてを決める必要は無いのです。
今の段階で、「私のベストはこれ!」を考えてください。
その際に、親友の幼馴染や親などと話をすると、「自分が知らない自分」の話が聞けて、個性を活かせる仕事が見つかるかもしれませんよ。
最後に、この言葉を送ります。
スイカが美味い!