coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て:小学生を子育て中の親御さんへご提案

1.はじめに
 最近の新卒採用事情から、採用予定数を
満たそうとする人事部の意向から、10年
前なら、「不採用」にしていた学生も
若干名採用している状況です。


 少子化が深刻ですね。

 そうすると案の定会社の業務についていけ
ず、半年ぐらいで辞めていきます。

 まあ、この点は以前の記事でも書きまし
たが、従業員数が1万人ほどいれば、人間
関係が作れない方とか、大人数に疲れる
方には、「そもそも」向いていませんよね。

 うちの会社は、田舎にありますが大企業の
ため親御さんにも勧められていると思います。
 でも、本人に向いていないのです。
 いくら高学歴でも、「職場の雰囲気に
向いていなければ」辞めるしかありません。
 会社はあなたに合わせませんから。

 合う人だけ残っていく。
 私みたいに大所帯でワイワイガヤガヤし
ながら、仕事をするのが「好き」なタイプ
です。

 さて今回は、「少子化で小中学校が
統廃合、廃校になる危機」から出てきた、
「やる気のない(ように見える)新卒」
についてです。

やる気なし

 

2.何が起こっているのか(高校入学)
 少子化が進み、希望すれば高校へは誰でも
進学できる時代になりましたよね。
 もう、三流大学なら誰でも入れます

 この現象は、子どもたちにどういう影響を
及ぼしているのか?

 その一つとして、「積極性が無い、やる気
が無い」子供たちを生み出しています。

 例として、昭和時代の高校受験は、
少なくとも中学3年時から、学習塾に通い
本人が「必死」になって希望する高校の
合格レベルまで努力していました。
 高校浪人したくない!

 しかし、現代は高校が余っているので、
「必死」に努力しなくても入れます。

学校生活で何も得ていない

 

3.何が起こっているのか(普通科高校) 
 高校の進学先が、農業高校や工業高校など
専門課程があれば、それを身につけるため、
能動的に授業に臨むことになりますよね。

 しかし、普通科高校なら、小・中学校と
同じく6教科の授業が淡々と進んで行く。
 受動的なままでも過ごしていけます。
 そして、普通科高校の先にある三流大学
推薦に応募すれば「現代では」まず合格
ます。
 見事に大学生です。

 昭和時代の私は、大学が400大学ぐらい
しかないのに、約80万人が受験していま
したから、まさしく「必死」に受験勉強を
していました。
 だから、大卒は「貴重な存在」でした。

将来に向けて意義のある生活でイキイキ!

 

4.社会人になる上で何が問題か?
 正しく「主体性・能動性」です。
 確かに、私たちの時代でも受動的な学生は
いました。
 しかし、少子化で新卒の人口が減っている
のに、さらにゆとり教育で勉強もせずに
小中高等学校を卒業して、大学へ進学する。
 大学でも積極的に研究のための勉強を
しないから、大学側から動く(特に三流大)
(勘違いな親御さんは、この点を「面倒見が
良い大学」と言っているそうです。大学は
自分がしたい研究をする「高度な研究機関」
です)

 つまり、小→中→高→大と受動的なまま
過ごしてきているので、社会に出てもその
受動的なスタイルが変えられない。

 社会で働くということは、「お金を稼ぐ
こと」なので、今までとは違う。
 学校は親がお金を払うので、
「教えてくれる」。
 しかし、社会に出て「お金を稼ぐ」ので
能動的に・積極的に動かなければ

仕事が身に付かない。

 これが出来ずに、「社風に合いません」
とか「何も教えてくれない」とかいう理由で
辞めていきます。
(弊社の協力会社でよく聞きます。うちは
それなりの学歴しか入社できないので
やる気が無い方はまず入社できない。
ただ、能動的というレベルがかなり高いと
いうことです。高い給料払ってますからね)

お金を稼ぐとは


5.この能動性を養うための提案
 以前から、社交性やリーダーシップ、
連帯感などを幼いころから養うために、
「(成績優秀な生徒が集まる)スポーツ
クラブ」への入会を勧めてきました。

 それにどうしても合わなければ、
能動性や積極性を養うために、
SNSでの発信」をお勧めします。

 例えば、youtubeへの投稿で再生数や
登録者数を増やす。
 これを行うことで、
マーケティングの意味が解る。自分の
 趣味でも特にどの部分が視聴者に刺さ
 るのか、とか再生数が増える構成とか
 考える。
真っ当な企画を作り、世間に発信する
 ために、本人が勉強する。
 間違っていれば、淘汰される。再生さ
 れないし、登録者数も増えない。
世間の評価が一目瞭然。
 人間は「評価されること」に喜びを感じ
 るので、達成感を感じられる。
近年必要とされるプログラムや
 ソフトの使い方に慣れることができる。
 AiやChatGPなどを使いこなすスキルが
 付く。
お子さんの美的センスや言葉のセンスが
 養われて「個性」が出てくる。

などなど、「積極性・主体性・能動的」に
なり、将来に向けて良い効果が出てくる
と思われます。
TikTokでもInstagramでも同じような
効果が表れると思いますよ。

幼いうちから英才教育


6.まとめ
 最近、クローズアップされてきた
「やる気のない若者」。
 昔から一定数いたので珍しくはない
のですが、前述した通り、小学校から
大学まで「必死」になることなく
過ごせるので、壁を乗り越えるなど
必要な経験をしていなかったり、
学生生活が「一人でも過ごせる」ので
社会に適応できないなど問題が出てき
ています。

 あるボランティア団体の方の話では、
「性格を形成する小学生のうちに、能動性
や積極性を教えておかないと、社会に出て
何も出来ない子になってしまう。対応は
小学生中に!」とおっしゃっていました。

 この点では、私の記事でも書いてきた
「将来何がしたいのか?将来どうやって
稼ぐのか?」。
 この問いを、幼いころからし続ける
ことで「今すべきこと」を本人が見つけ
動き出すと思います。

 子育ては大変ですが、平成からでも
30年以上のデータがあります。
 「信頼性の高い」データや情報を収集して
子育てを頑張ってください。
(毎回書きますが、ネット情報の半分以上は
嘘や間違っています。ご注意ください)

 


 田舎には秋の名物が沢山あり、食べすぎ注意です!