coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

日本語あるある①定食屋

1.よくある会話
 定食屋などでよく聞く会話です。

 ある定食で、ご飯を減らしたいとき、
 Aさんは、「ご飯を少し減らして」と言い、
 Bさんは、「ご飯を半分にして」と言います。
 
 この「少し」と「半分」がAとBの運命を分けます!
 
2.どちらが店員に分かりやすいか
 言葉は相手に伝わらないと
 思い通りの結果がかえって返ってこないですよね
 
  仕事でも誤解の無いように「言葉」を選んで、他部署や
 部下、取引先などに伝えます。
 
  では、先のご飯を「少し」減らして、と「半分」減らして
 では、どちらが誤解を生まないか、と考えると、
 やはり「半分」ですよね。

  飲食店では、普通サイズのご飯の量は何グラムなど
 大体決まってますから。
 
3.「少し減らして」でよくあるケース
  私も若いころ飲食店でアルバイトをしていた経験から、
 お客さんに「少し減らして」と言われても、減らしずらく
 結局、定量から10%ぐらい減らす程度。

  その状態で持っていくと、「ホントに減らした」、
 「もっと減らして」、という客。

  逆に、「減らしすぎ」、とか店側からすれば
 ひと手間増えます
 また、お客からすれば、おなかが減っているのに、
 ワンテンポ食事を始めるタイミングが遅れます。

  お昼などピーク時にはお互い不愉快ですよね。
 
 だから、私は「半分にして」など、数値でわかりやすく伝え
 るように心がけています。
 
4.ほかにも
 営業部でよくある会話ですが、お客さんへのプレゼン資料を
 作り、上司に見せると「なんかもっと明るい感じに」など
 感覚で指示する上司がいます。

  部下には伝わりませんよね。
 
 その曖昧な指示のために、部下は何度も資料を修正し、場合によっては
 残業することになります。部下が悪いのではなく、上司の指示の仕方に
 問題が大いにありますよね。
 
 
5.まとめ
 上記のような例は、ある意味、
 あなたも私と同じ感性・感覚、という誤解がある
 と思います。
 
 「少し」とは、あなたの感覚ですよね。

 「明るい感じ」も、あなたが思う明るさですよね。
 
 相手はあなたと同じ感性・感覚ではありません。
 兄弟姉妹・夫婦でも違いますよね。
 
 女性同士の「可愛い」、男性が女性を見て「可愛い」
 まさしくその人だけの物差しです。
 
 だから、仕事では誤解のないように、なるべく数字で、または
 具体的に絵に描いたりしながら、私の言いたいことを相手と
 共有するようにしています。