1.よくある会話
定食屋などでよく聞く会話です。
定食屋などでよく聞く会話です。
ある定食で、ご飯を減らしたいとき、
Aさんは、「ご飯を少し減らして」と言い、
Bさんは、「ご飯を半分にして」と言います。
この「少し」と「半分」がAとBの運命を分けます!
2.どちらが店員に分かりやすいか
言葉は相手に伝わらないと
言葉は相手に伝わらないと
思い通りの結果がかえって返ってこないですよね。
仕事でも誤解の無いように「言葉」を選んで、他部署や
部下、取引先などに伝えます。
部下、取引先などに伝えます。
では、先のご飯を「少し」減らして、と「半分」減らして
では、どちらが誤解を生まないか、と考えると、
やはり「半分」ですよね。
では、どちらが誤解を生まないか、と考えると、
やはり「半分」ですよね。
飲食店では、普通サイズのご飯の量は何グラムなど
大体決まってますから。
3.「少し減らして」でよくあるケース
私も若いころ飲食店でアルバイトをしていた経験から、
お客さんに「少し減らして」と言われても、減らしずらく
結局、定量から10%ぐらい減らす程度。
私も若いころ飲食店でアルバイトをしていた経験から、
お客さんに「少し減らして」と言われても、減らしずらく
結局、定量から10%ぐらい減らす程度。
その状態で持っていくと、「ホントに減らした」、
「もっと減らして」、という客。
逆に、「減らしすぎ」、とか店側からすれば
ひと手間増えます。
また、お客からすれば、おなかが減っているのに、
ワンテンポ食事を始めるタイミングが遅れます。
また、お客からすれば、おなかが減っているのに、
ワンテンポ食事を始めるタイミングが遅れます。
お昼などピーク時にはお互い不愉快ですよね。
だから、私は「半分にして」など、数値でわかりやすく伝え
るように心がけています。
るように心がけています。
4.ほかにも
営業部でよくある会話ですが、お客さんへのプレゼン資料を
作り、上司に見せると「なんかもっと明るい感じに」など
感覚で指示する上司がいます。
営業部でよくある会話ですが、お客さんへのプレゼン資料を
作り、上司に見せると「なんかもっと明るい感じに」など
感覚で指示する上司がいます。
部下には伝わりませんよね。
その曖昧な指示のために、部下は何度も資料を修正し、場合によっては
残業することになります。部下が悪いのではなく、上司の指示の仕方に
問題が大いにありますよね。
5.まとめ
上記のような例は、ある意味、
あなたも私と同じ感性・感覚、という誤解がある
上記のような例は、ある意味、
あなたも私と同じ感性・感覚、という誤解がある
と思います。
「少し」とは、あなたの感覚ですよね。
「明るい感じ」も、あなたが思う明るさですよね。
相手はあなたと同じ感性・感覚ではありません。
兄弟姉妹・夫婦でも違いますよね。
兄弟姉妹・夫婦でも違いますよね。
女性同士の「可愛い」、男性が女性を見て「可愛い」
まさしくその人だけの物差しです。
まさしくその人だけの物差しです。
だから、仕事では誤解のないように、なるべく数字で、または
具体的に絵に描いたりしながら、私の言いたいことを相手と
共有するようにしています。
具体的に絵に描いたりしながら、私の言いたいことを相手と
共有するようにしています。