coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

従業員教育:人材から人財へ

1 はじめに

 教育シリーズとなりますが(笑)、 

 小規模企業の社長との会話がもとです。

 

 従業員が30名未満のような

 小さな会社の教育はどうしたらいいか?

 

 ということを話し合ったときのことです。



 

2 問題点 

 ①専門の教育担当がいない。

  そう、大企業のように専門の教育担当者がいない。

 まあ、以前も書いたように、人事はなぜか総務の中にあり、

 しかも作業をしている人(給与計算、社保手続きなど)を

 人事担当とよんでいる???意味不明???

 経営者が「人事部の機能」を知らなさすぎる(泣)

 

 私から言わせれば、そもそも人事担当の仕事内容が間違って

 いるのだが・・・。

 

coffeebreak15.hatenablog.com

 

 

 

 ②業務の効率化

 教育させるための時間がとれない。

 

 その時間をこじ開けるだけ、価値があると

 社長が判断していないだけ。

 

 教育して能力が上がれば会社の業績に

 返ってくる。

 

 そして、製造メーカーのように

 毎日毎日、かいぜん改善カイゼン

 

 徹底的に業務の効率化を図る。

 

  そもそも小規模企業は個々の能力に

 頼りすぎているのでブラックボックス

 多すぎる。担当者が休めば「わかりません」。

 いやいや、「会社の仕事」であって、

 ○○さんの仕事ではありませんよ。

 社外から問い合わせが来ているのに・・・。

 まさにブラックボックス

 

 また、担当者が退職すれば、どうなっていたのか

 誰も分からない。

 また、人が変わればやり方が変わり時間がかかったり、

 また逆にサクッと終わったりする。 

 

  まさに業務改善して仕事の仕方を

 統一すべき。

 

 

 

 ③社長の優柔不断

  社長が仕事を非効率にしている

 原因ということをよく聞く。

  うちのような大企業なら、部長や役員と言ったところか。

  ころころやり方を変える。

 昨日の指示は、今日又変わる。

 部下が振り回され、やり直しの時間が増えムダ。

 優柔不断な上司は、管理者を辞任すべき。

 部下の時間がほとんど無駄!

 

 社長自身が反省すべき。

 上に立つものが反省すべき。


 

3 対応(小規模会社の場合ですよ)

 ①専門の担当者がいない

  知識は外部研修で入れる。

 最新でロールプレイングなど付いている

 もの。結構な値段しますよ。

  そして、社内で講師をさせ皆に

 教えて情報を共有する。

 

 

 ②業務の効率化

 そもそも個々の能力に頼っていて

 業務の効率化が進んでいない。

  業務改善を進め、担当替えも行う。

  ブラックボックスを無くす。

  業務の効率化を進める中で、仕事ができる人の

 やり方を学んでいく。担当替えをすれば、

 仕事ができる人の仕事内容が分かる。

  社内で統一した仕事の仕方を「社長」が進めて、

 一度完成したら「社長」が率先して守る。

 

 

 ③社長の独断

 社長がコロコロやり方を変えない。

 社長が従業員の前で宣言する。





4 まとめ

 小規模企業の教育は、自前より外部に頼った方が良い

 そして、お金をかけてロールプレイングがついているような

 高価な研修に行かせる。

 座学だけでは、寝てますよ(笑)。

 

 うちの研修も「寝ること」を前提に、手を動かしたり

 ディスカッションしたりと、起こす作業を入れます。

 

 そして、社内で講師としてプレゼンさせる

 しっかり聞いていないと、質問に答えられないで

 しょうから、外部研修も真剣に取り組むはずです。

 

 こうやって、①社内の業務の統一と②高価な研修の

 社内への展開をはかってみてはいかがでしょうか?