１．はじめに
大学入試改革が止まりませんね。
予備校・塾も大変でしょうし、一番大変なのは、
受験生でしょう。
心中、お察します。
ある受験予備校講師は、入学の仕方が多すぎて
偏差値で表すのが難しい、とか言ってましたよ。
また、合格者の制限がタイトになってきたから、
一流大学や有名校の偏差値が軒並み上がり、
さらに難しくなっている。
（2極化が極端になるんでしょね。「生き残れる大学」と
「消え去る大学＝偏差値50未満の三流大学」）
２．対策？？？
私もそうでしたが、「普通レベルの普通科高校」
（高校のレベルが偏差値50程度）の生徒は、
前にも言いましたが、大学受験対策の
前に「まず、教科書レベルを完璧にする」ことが
最優先です。
現代文、数学、英語を高校1年で3年分を終わらせる
などなど、以前の記事でも書きました。
タンタンと教科書レベルを先取りして終わらせていく。
受験対策は、予備校・塾がしてくれます。
その対策に対応できる「受験勉強の基礎力」を先に
つけること。
普通レベルなんだから・・・・。大学受験では、
底辺なんだから・・・。
まず、「基礎力」
どんな対策が予備校から出てきても対応できる、
「基礎力」をつけておくこと。
そうしないと、予備校の素晴らしい対策講座で
消化不良を起こします。
３．例外は気にしない！
よくYOUTUBEとかで、偏差値３０から早稲田に合格
しました、みたいな情報が出てますね。
ああいう「例外」を真に受けたら馬鹿を見ますよ。
（受かった人は特殊です。世の中は広いなー、程度で
受け流すことです）
どこにでも「例外」は、ありますから、そんなの
信じて、受験失敗したら取り返しがつかないですよ。
「ビりぎゃる」とか、例外です。
皆さんは、王道をまっすぐ進んでください。
こつこつ教科書から初めて、授業を先取りして
進めていく。確実に積み上げていく。
そして基礎力をしっかりつける。
その基礎力が、受験勉強で応用力に代わり
安定的に高得点が取れ、自信につながっていきます。
受験日までには、「基本問題は確実に得点できる」
という自信がついてますから、心に少しはゆとりが
できますよ。
４．基礎力不足
当たり前ですが、基礎力が無ければ、模試でも
「基本問題」を落とします。間違えます。
得点してくださいね、とって出題者が出しているのに
間違えます。
だからいつまでたっても、偏差値が安定しないし、
すべての科目が偏差値60を超えない。
基礎力がしっかりしていれば、基本問題は取れるので
偏差値は安定しますし、それ以下にはなりません。
取れる問題は取れるんですから。
偏差値が４０から５５当たりをウロウロしているのは、
基礎力が無いのに受験参考書を一生懸命勉強している、
そもそも学校のテストでさえ、各科目８０点以上
取れない、などなど基礎力不足です。
５．無理ではありませんよ
受験生の上位１５％程度に入れば、偏差値は６０を
超えます。
１００人中１５番です。３０人クラスなら５番以内です。
それだけのことで、あなたのステータスが変わるんです。
周りの目が変わるんです。人生が変わるんです。
たかだか「紙切れ」にそれだけの「威力」があるんです。
部活をしていても取れるレベルです。
私は、一流大学（東大京大早稲田慶応）へ行けとはいいません。私も行ってません。
普通レベルの高校からから行ける大学⇒偏差値６０以上
の大学。有名な大学は、沢山ありますよ。
あなたが、普通に授業を予習復習して、定期テストで
各科目１００点を狙い、平均でも９０点以上取れる。
部活しながら、友達と映画に行ったり夢の国へ行ったり
して遊びもしながら、彼氏彼女を作り、楽しい高校生活を送る。
高校入学から朝から晩まで受験勉強するガリ勉
しなくても、偏差値６０以上の有名大学に入れます。
「基礎力」がついていれば！
