*過去の記事ですが、新年度の初めに大学受験と
偏差値の関係について書いたものを再掲します。
高校生でも普通に予習復習してテストで各科目90点以上
(単なる学校の中間・期末テストですよ)取っていれば、
全国的に偏差値60前後にいますよ。
高校3年時にラストスパートをかければ、偏差値は
60を超えていきます。基本ができているからです。
高1・2に遊べば、基礎ができていないので高3で
基礎を固めないといけないから大変なんです。
それよりも大事な「友人関係」。
高校時代に、「いざという時に助けてくれる」
「親友」をたくさん作っておきましょう。
最低10人を目標に!
ネットでつながった友人では、「いざという時に
いなくなりますよ」。
部活動などで苦楽を共にしてこそ「信頼関係」が
生まれます。
部活動で人脈造り!
1.はじめに
大学受験をする圧倒的多数の「普通レベルの高校の
普通レベルの高校生」向けに大学受験について
いろいろ書いてきました。
今回は、私自身が現状の数字を確認すべく
いろいろネットで調べてみたので
まだ調べていない方、ご参考にどうぞ。
調べたのは、大学受験者数と一流大学や
有名大学の合格者数です。
2.2019年の合格者数(100人単位にしています)
(分類は企業の人事部目線です。予備校目線ではありません)
①国立:旧帝大7大学
東大 3000
京大 2700
北海道 2500
東北 2000
名古屋 1800
大阪 3100
九州 2500 合計で17600
②私立:「東京6大学」の東大を除く5大学
早稲田 14500
慶應 8700
明治 22000
立教 11000
法政 18000 合計で 74200
③私立:関関同立
同志社 15000
関学 9300
立命館 27300
関大 16000 合計で67600
④他国公立:有名大学
一橋 900
神戸 2500
東工大 900 合計で4300
⑤他私立:有名大学
上智 4700
青学 8000
学習院 3700
中央 17000 合計で33400
上記①~③で、159,400人
④⑤も合わせると、197,100人
3.合格者数の個人的感想
感覚的に早稲田が多いのかと思いましたが、
立命館が凄いですね。あと明治も。
私の記事で押している「名古屋大学」は、
1,800人ほどということで、旧帝大でも狭き門
だったんですね。
合格者数は多いんですね。
一橋や東工大も900人ほどで少ないですね。
1万人を切っていますね。
4.偏差値との関係
2019年の共通テスト受験者数が、54万6198人という
ことでしたので、これを偏差値計算すると
偏差値
50 50% 27.5万番以内
55 30% 16.5万番以内 上記2①~⑤の合計197,100人
60 16% 8.8万番以内
65 6-7% 3.5万番以内 東大京大早稲田慶応で、28,900人
70 2% 1.1万番
75 0.4% 2,200
80 0.1% 550
ぐらいというところでしょうか?
すると、上記2①~⑤の各大学に行くためには、
偏差値が、最低でも科目ごとに55ぐらい
いるということですね。ざっくりというと。
平均偏差値が55では足りないですよ。
得意科目がいくつかあり、偏差値65の科目があったり
して合格していくんですから。
平均で55なら苦手科目は偏差値50も無い科目があるかも、
ということですよね。
それでは、受験日当日不安でしょうがないですよ。
受験科目すべてで偏差値55以上。
5.まとめ
高校2年生で大学を受験したい方は、現段階(2019.12)
で受験科目ごとに偏差値が55以上あれば、
上記2①~⑤の大学を狙えるという理屈です。
実際には、東大京大早稲田慶応あたりは、
そうはいかないでしょうが・・・。
(東大京大早稲田慶応で、28,900人となるので、
偏差値としては現段階(2019.12)で65以上にいる・・・?)
偏差値が55以上あれば、後は高校3年時に各大学の
傾向に合わせて詰めていくということですね。
まあ、偏差値が足りていれば、合格を確実なものと
するために、あとは予備校に頼った方が良いと思います。
大手予備校の情報収集力と分析力は流石だと思いますから。
私の子どもたちの大学受験時に大手予備校の情報収集力と
分析力の凄さを知りましたから。専門業者ですからね。
ということで、気になったので、
調べてみたらこんな結果となりました。
それだけです。。。。。
大学受験生のみなさん、ご参考にどうぞ!