coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談・子育て:田舎者の悪しき慣習

1.はじめに

 田舎の大企業に務める50代の人事部管理職

です。

 

 田舎あるある。

 農家の子供は、農家。

 漁師の子供は、漁師。などなど

 

 それについては、良いと思いますが、

親御さんの考え方に一言申し上げたい。

 

 「うちの子は、畑を継いでキャベツを

作るから学歴はいらない。」

 

 という考え方です。

 

 いやいや時代が違いますよ。

 

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田舎



2.現状

 農家の子なら、農業高校。

 漁師の子なら、水産高校

 

 野球やサッカーに励み、勉強はそっちのけ。

 

 少し街に行けば、ヤンキー気取りで、

改造バイクや改造車でハシャイでいる。

 

 消費ばかりの生活を送っている。

パチンコ、風俗店、などなど。 

 

 しかし、農業や漁業などをしていない家庭や

長男長女以外の兄弟でも、地元に戻って

今は「やれること・やるべきこと」が増えまし

よね。

 

 田舎である地元に、「お金」を落とす。

 (法人税、事業税など) 

 

 新型コロナで生活様式が変わり、田舎でも

ビジネスチャンスが出てきています。

 田舎に本社を置いて、IT事業を展開する。

リモートワークで田舎在住のまま、企業勤め。

田舎に最低限の人の移住を受入て、田舎行政

の財政を支える、など田舎での事業展開が

可能となってきています。

 

 子育てでも、小動物、昆虫、植物、野菜、

魚などが身近にいて、ペットを飼うことも

普通にでき、田舎は情操教育ができます。

 また、都会のような「ウサギ小屋」では

無く、掃除するのも大変な一軒家に住めます。

 



3.未来

 経営視点を持って農業・漁業をすべきです。

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農業・漁業の高度化

 

(1)経営学

  農業をするにしても漁業をするにしても、

 又第2子以降で地元に残るのなら、田舎でも

できる先ほど紹介したビジネスを展開すべき

です。

 農作物や魚のネット販売。

 加工・調理などして販売。

 リモートワーク用の施設の建設。

 地域活性化ビジネス、などなど。

 

 特に、地域活性化ビジネスは、地元出身という

利点を生かして、農業組合、漁業組合、役場など

連携させて、「村おこし」「町おこし」を主導

するビジネスです。

 お金は、国の地方創生や県の予算をもらうこと

で補填できますよ。地方議員などの人脈や役場の

役人のパイプが重要ですから、地元の利を活かし

て展開していくのです。(幼馴染や先輩後輩など

人脈を活かしていく)

 

 そのためにも、偏差値60以上の国公立である

「一流大学・有名大学」での高度な教養

やインテリの人脈造りが重要です。

 田舎だけの高卒レベルの人脈では、限界が

あります。

 (霞が関に人脈ありますか?)



(2)農学部水産学部

 農業高校や水産高校を出て、実家の農業や

漁業を継いでも、高度な品種改良や加工方法

知りません。

 一流大学の農学部水産学部ヘ行って最先端の

技術を学び実践する。

 その知識を活かして、ブランドの野菜や果物

作る。魚を加工して全国販売する、又は養殖

する。など新たなビジネスを展開して行くのです。

 

 それをすることで、自分のさらに子供たちへ

ビジネスチャンスを残すということになり、

村の活性化につながります。

 過疎化も防げて、さらに村の税収も増える

 

 一流大学へ行くことは、村・町の利益なのです。


都会のコンサル会社にお金を支払えば、

村や町からお金は出て行ってしまうんですよ)

 

(3)情報工学

 これは、国が進めているIT化につながります。

 

 田舎にいても普通に仕事ができて、かつ、

自宅で子育てしながら仕事ができる。

 実家の農作業を朝しながら、昼からネットを

介して仕事ができる。などなど、田舎にIT化を

普及させることで、多くの方に仕事について

もらう事が出来ます。

 

 珍しい仕事としては、田舎のおじいちゃんや

おばあちゃんに「都会の子どもや大学生の

話し相手になってもらう」という仕事です。

 

 都会では共働きも多いため、小学生の子が

帰ってきても話し相手がいない。

 そこで、人生経験豊富なおじいちゃんや

おばあちゃんが子どもの話し相手になる。

 ネット回線を使って行うため、移動する

必要が無いので、お年寄りでもできる仕事

です。

 

 また、田舎から上京した大学生などが

親には言えない寂しさなど、田舎の

おじいちゃんおばあちゃんが話しを

聞いてくれることで、癒されるという

ビジネスです。

 

 これも一流大学の情報工学部などを

卒業して実家の田舎で展開することで

ビジネスとなり、おじいちゃんおばあちゃんに

「仕事のやりがい」「生き甲斐」を

提供できます。



4.まとめ

 田舎者は、とかく「自然任せ」の仕事に

就きがちですが、高度な知識や実験施設のある

偏差値60以上の国公立へ行けば、周りが

エリート集団なのでいろいろなことが

試せます。

 つまり、田舎者でも可能性が広がるのです。

(低学歴で、依頼者に大学名を質問されて、

答えられますか? 

二流・三流大学の名前出せますか?

首を傾げられ「知らない」(=怪しまれる)

と言われますよ。

 旧帝国大学なら、まず「尊敬」から入ります

から。旧帝=神扱い。

 地元一の国公立=天才扱い)

 

 もっといい村に、もっといい町に

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田舎者でも「高学歴」の時代に

 

 または、農業漁業だけの仕事にせず、

副業として、農産物のネット販売や

特産品の開発など副業も手がけて、所得を

2重3重にして、今回の新型コロナのような

非常事態が起きても所得が確保できるように

しないと生活不安が残っていきます。

 

 そのためにも、「高学歴」。つまり、

大京大以外の旧帝国大学への進学」は、

周りがエリートぞろいとなるため、

いろいろな可能性に満ち溢れる楽しい人生が

待ち構えているということです。

 

 田舎者の悪しき慣習。

 

 低学歴でもOK!

 

 これは、早く打破すべきです。