coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

子育て・大学受験:大学の選択について No.1

1.はじめに

 オミクロン株が猛威をふるっていますね。私の周辺でもとうとう濃厚接触者が出てきました。確実に迫ってきています。

 他方で、友人の医者の個人的見解を聞くと、どうも風邪程度で終わっていて本人が気づいていない時もあるようです。そんな時は、周りに感染させてしまっているようなので拡大が早いとのことでした。つまり、オミクロン株は個人差がかなりあるということらしいです。

 

 そんな中、昔の記事ですが、私の言いたいことをデータで示しているものがありましたので、掲載しつつコメントしたいと思います。

 私の記事は、高校の偏差値が50台(50-59)の方に向けて書いています。

 

 私の記事は、地方の田舎者が書く記事です。地方の大企業・メーカーで人事部管理職を務める、50代です。子供2人は、有名な国公立に進学してくれました。

 

2.採用担当から見た大学

 皆さんおなじみの、「日経」が調査したデータです。

 1位は、東大ですか? 東大は14位ですよ。

 偏差値表のように大学が並んでいますか?

 偏差値だけ気にして大学を選ぶのは、社会にある会社や採用する人事部とはズレているということです。

 

 東大など狙わなくても、旧帝大学で人事部は満足しています。

 旧帝を狙わなくても、横国や広大、筑波で良いんです。

 

 

f:id:coffeebreak15:20220205110005j:plain

採用担当の目線

 偏差値表のように、並んでいませんよ。

 (東京海洋、宇都宮、滋賀·····そうなんですね。人事部として要チェックです)

 

 上記レベルの大学へ行く勉強をする前提で、

 偏差値よりも、「学部」が重要なんです!(理系学部)

 

3.優良企業への就職が良い大学

 次も有名な「東洋経済」のデータです。

 工業系が上位を占めていることは明らかですよね。(この統計から分かるように、中学から中途半端な普通科高校へ進学させるより、工業高校へ進学させ部活をさせ成績上位であれば、一流メーカーに就職できる可能性が高いのです)

 そう読めない方は、かなり偏った読み方をしていますよ。(このデータを見て、子供を文系に行かせるのは、子供が可哀想です。一橋なんて夢また夢ですよ。 偏差値50台の高校ならば、東大を受けるのと同じレベルですよ。イバラの道を選択するということです。)

 

f:id:coffeebreak15:20220205110030j:plain

採用実績

 会社が欲しいのは、どう見ても「理系」です。

 

 数学・化学 or 物理!

 

 英語ではありません!

 英語よりも数学3です!( 1A.2B を足したぐらいのボリュームがありますよ)(教科書レベルは授業に構わずサッサと1周(1A2B3)終わらせて土台を作り、土台が出来たら次は基礎問題集を解いて基礎力をつけ、高校3年から応用問題集を解くスピード感です(この応用問題がどのレベルまで解けるかで、偏差値が50超えた程度で終わるか、60を突破していくかが決まります)。だから、数学数学数学数学数学、毎日数学なんです。英語は、第一選択の理科(一般的には化学)の後です)

( だから、外国語学部やグローバルなんちゃらに入学しても、その後就職が難しいのです。ネット上の英語フィーバーに乗せられているだけですよ。会社が必要とする人財は「理系」人財です。

(英語は工学部に入学した後、英会話のサークルに入ったり、留学生と仲良くなって喋れるようになればいいだけです)

 

 電気通信大学名古屋工業大学九州工業大学豊田工業大学・・・(愛知に2校)

 大学受験生の何人が知っていますか?

 (うちはメーカーなので、当然上記の工業大学を知ってましたが、、、)

 しかし、こちらへ進学すれば、有名企業に就職できる可能性が高いのです。

 (偏差値帯は、55~60ぐらいで理系にしては高めです。まあ、就職が良いですからね)

 (意外なことに、愛知県から4校入ってますね、東京の8校に次いで2番目ですす。)

 

 上位の国公立を受験するため、文理とわず「数学」はクラスでトップ。常にテストは100点です。偏差値50台の公立高校なら取れます。そうしないと、受験偏差値が「60」を超えていきません。

 さらに、「化学」。今回の共通テストでも難化しています。そのため、文理とわず「化学」もクラスでトップ。常に100点です。

 

 さらに理系なら、工業系で「物理」農業系で「生物」

 この科目も、クラスでトップを取りに行ってください。

 そのレベルにいないと、有名大学へ進学できません。

 さらに上の一流大学へ進学したいのなら、学年トップです。

 

4.まとめ

 異質な「国際教養大学」がありますが、秋田の特殊な大学ですので興味がある方はネットで大学のホームページを検索してください。

 マイナーですが、その界隈?では有名らしいです。

 

 大学受験をする受験生や保護者の方は、偏差値表を気にしすぎています。

(考え方は、理系学部を選んだ後に、偏差値で進む大学を考えるという順番です。工学部なら電子や機械がいいですよね)

 

 社会人である会社の人事部は、採用後社内で実績を残した人の出身大学を気にします。そして、母校からいい人材を引っ張ってきてと依頼する場合もあります。だから、「○○会社は、△△大学出身者が多い」などとなって行くのです。

 偏差値で採用する時代はバブル崩壊で終わっています。

 ただ応募者が多すぎるので、「学歴フィルター」で切っている企業もあるだけです。

 うちの会社でも、社内で優秀な社員に「後輩を推薦して」とお願いして、人事部が面接をしてよければ「内々定」ぐらい出しています。

 

 まともに就職活動をしている人は、どういう人脈造りを大学でしていたのか疑問です。

 

 初対面の就活生より、サークルの後輩や部活の後輩など、社内で優秀な先輩である社員がその就活生のことを知っていて、わが社の社風に合うと判断してもらった方が良い人材を会社も確保できるのです。

 (だから、人事部経験のない就活応援会社のコメントは、的を外していることが多いのです。)

 

 

 このように良い就活生を企業は早めに抑えますので、最低人数は確保しています。

 

 もっと、先を見て大学の理系学部を選び、大学で多くの先輩と仲良くなり、人脈を広げておくべきです(OB·OG訪問)。

 

 まだ、小・中学生ぐらいの子供なら、理系進学を強くお勧めします!

 

 

 

 余りにも大学受験サイトなどの的外れな情報に左右される受験生が多いのであえて書きました