coffeebreak15’s blog

今までの経験や学んだことなど、思ったことを書いていき残したいと思います。

雑談:要は、「気の持ちよう」

1.はじめに
 皆さん、お久しぶりです。
 田舎者の50代です。

 年末年始は、超多忙ですね。
 疲労で疲れ切っていました(笑)

 さて、今回は、会社の新入社員によく見かける
 「やる気があるのかどうかわからない人」についてです。

 私が入社した時も一定数いました。
 しかし、ここ数年増えてきている気がします。

 私は、田舎にある大手メーカーの管理職です。
 大卒は採用数が少ないため、面接時に見抜けますが、高卒・専門卒など多数採用する新卒は、そこまで見抜けない場合があり、入社後職場の管理職が困惑するということです。

 このような人材に対する、そもそもの対応方法を書きたいと思います。

 つまり、子育て段階や本人の成長段階で対応する方法です。
 ご参考にどうぞ。

最近増えてきた「やる気のない新卒」

 

2.何が問題か
 要は、「会社に入社したのに、やる気が無いので、周りが迷惑する」ということ。

 特に「株式会社」は、以前から書いているように「利益」を出さなければならない。それに、「積極的に」協力しなければ当然年収も増えていかない。

 それなのに、組織上必要で上司や先輩が「この仕事を任せる」と言っても「嫌です」とか、「責任を取りたくないです」などマイナスな発言をする。
 また入社数年後、昇格試験で担当から「主任」へチャレンジできるのに「責任を持ちたくない」と言って拒否したりとマイナス発言が出てくる。

 当然、会社としても「やる気がない」として、昇格チャレンジはさせない。
 しかし、このままでは、その部署の組織が成り立たなくなるので、人事異動も含めて検討が必要になる。
 会社の組織展開に「非協力的」とのレッテルが貼られる。
 本人としても、昇格しないので年収は大して増えていかない。

 このことを本人も理解した上で、次のように発言する。
 「私は、与えられた仕事をこなし、定時で帰り、ゲーム(又は遊び)がしたい。給料も今のままで何とか生活できるから、それでいい」

 こういう若者の比率が増えてきて、社内でも問題になっている。

オンラインゲームで遊びたい・・・

 

3.まず、親御さんにお願いしたい-その1
 第1に、本人に「目標」を持たせて日々過ごさせていますか?
 ただ何となく、過ごさせていませんか?

 定期テストで全科目「100点」を取る。部活で「次の試合必ず勝つ」。毎日、縄跳び100回する。今年、数学検定〇級を取る。など。

 このように日々目標に向かって行動することを覚えさせないと、「だらだら毎日過ごす子」になりますよ。
 小さいころからの習慣が、社会に出ても修正できずに上記のような周りから見れば「やる気のない社員」となります。
 株式会社からすれば、「お荷物」です。
 解雇リストに名前が載るということです。

 以前にも書いた、「将来医者になる」と小学生の子供が目標を設定したら、中学入学までに○○、高校は△△高校へ、大学は地元の○○国立大学の医学部。など各段階で目標が設定でき、毎月、毎週、毎日の目標が設定できます。

 スポーツ選手になりたいとしても、中学でインターハイ、高校で全国大会、など目標設定でき、毎月、毎週、毎日の目標が設定できます。

 それに向かって、日々努力する。
 つまり、「前向きに日々の生活を送る」ということです。

 毎日毎日、「充実した1日」を送れます。

日々の目標設定

 

 

4.親御さんにお願いしたい-その2
 「金儲けは、必要です」
 私の住む田舎でも「金儲けの話を毛嫌いする人」がいます。
 しかし、以前から書いているように日本の政策が、資本主義・自由経済です(参照:日本国憲法22条、29条1項)。

 ということは、大企業へ就職して出世して年収数千万円稼ぐことは、とやかく言われることではありません。
 逆に、憲法で認められているのに、それを否定するようなことは、その方の思想が、日本国憲法とは違うとも言えます。

 また、お金はどれだけ稼いでも、手荷物としてかさばりません。
 銀行に預けておけばいいので、キャシュカード一枚で済みます。

 この点は、お金儲けを考えず日々生活できれば良いとだけしか考えないから、この新型コロナや最近の物価高騰で貧困生活に陥っていると聞きます。
 お金を稼ぎまくり、多額の貯金があれば、この窮地を乗り越えられます。
 お金はいくらあっても困りませんよ。

 この点を、子どものころから、電気代や固定資産税など子どもに生活費として毎月かかることを伝え、今回の新型コロナや物価の高騰がいつあるかもしれないから、「お金は稼ぎまくって貯金しておけ!」と伝えておくべきです。

 お金を稼ぐ手っ取り早い方法は、「たかだか勉強で紙切れで」好成績を上げて一流大学へ進学して、世界的企業へ就職して、出世することです。
 会社員という生活保障付きで、社内の福利厚生も充実しています。

 この社会に出たときの実際の支出を、子どもに見せて、リアルに感じさせて、勉強に高い目標を持たせるのも方法です。
  どう説明するかは、子どもの性格を知っている親御さんのテクニックです。

広がる社内での格差

 

 

5.本人にお願いしたい
 特に私が人事部管理職のため、「やる気のない若手社員」の相談は、各部署から来る。
  労働組合も困っている。

 しかし、根本は「本人の気の持ちよう」
 本人自身でしか変えられない場合が多い。

 そこで、以前にも記事にした次の言葉を送ります。

 「心が変われば、態度が変わる。
  態度が変われば、行動が変わる。
  行動が変われば、習慣が変わる。
  習慣が変われば、人格が変わる。
  人格が変われば、運命が変わる。
  運命が変われば、人生が変わる。」

 まずは、心を「前向き」に変える。
 人の責任にしない。
 周りの責任にしない。
 まずは、自分を変える。
 
 明るく前向きになっていき、毎日が充実しますよ。

心を変える!

 

6.まとめ
 まずは、幼少期の子育て段階で、子どもに毎日目標を持たせる。
 その目標は、数年後、十年後につながっている。
 ただ、毎日勉強させるだけではなく、今やっていることは、十年後のこれにつながっていることを子供に意識させる。
 そうすれば、「目標」に対して日々していることと理解できる。

 次に、社会に出てしまった方なら、「本人が自分の心・意識を変える」
 つまり、「心を変える」ことから始める。
 毎日毎日、自分に言い聞かせ、態度を変えていく。
 そして、最後は「人生を変える」


 どうか、皆さんが「充実した毎日」を送ることを願っております。

 

 

     寒いですね。現場応援が辛い・・・。